推しミネラルウォーターはありますか?

例えば放射性物質の近くに服や家具、水などを置いていた場合、放射線を浴びることになると思います

その放射線を浴びた服や家具、水はそのまま使っても大丈夫でしょうか?
また浴びる年月や放射性物質の種類によっては危険性が伴ったりするのでしょうか?
詳しい方よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

放射性物質自体が完全に隔離されており、放射線のみを浴びたと言うことであれば、浴びた物質自体が危険な状態になる事はあまり無いでしょう。

あまりと言うのは原子炉炉心のような強い放射線に長時間晒された場合は放射線を浴びた物質自体が放射能を持つ物質の変化してしまうことが有るからで、これを放射化といいますが、まぁ、核の連鎖反応で出るような強烈な(人間が浴びたら即死するレベル)放射線を浴びるとか、長時間にわたって人間のような生物が存在できないレベルの強さの放射線を浴びた場合でなければ、まったく問題ありません。

先の方が述べられていますが、原子炉の炉心などの場合は、放射性物質がまったく漏れていなくても、強烈な放射線に長時間叩かれ続けるために、元々は単なる鉄やステンレスや水で有ったものが放射化して放射能を持つ状態になるのです。従って、まったく核物質の漏洩がなく無事故で寿命を迎えた原子炉でも、原子炉内部の部品などは高レベルの放射性廃棄物になってしまうのです。また、これは原子炉内部の部品が放射線によって変質すると言うことを意味しているのですが、実際に長時間放射線に叩かれ続けた金属では非常に脆くなる場合もありますので、炉心は一定期間で寿命を迎えます。これは、放射性物質使わない核融合反応でも同じで、核融合反応では燃料自体は放射能を持たないため放射線を出しませんが、反応の過程では放射線が発生するため、反応の際に周囲にある物質は放射化しますので、放射能を持ちます。

少々脱線してしまいましたが、近くで人が生活できるレベルの放射線にあたった程度で、その物質が放射化する事はありませんので安全です。ただし、これは放射線に当たっただけで放射性物質自体の付着が無いと言う条件付です。

放射能と放射線はよく混同されますが、まったく違う事柄をさす言葉ですので注意が必要です。放射能とは放射線を出す能力のことで、放射能を持つという事はその物質は放射性物質であるか、非常に高いエネルギーレベルにおかれた状態であるかと言うことになり、その物質自体は多くの場合非常に危険です。一方放射線とは放射性物質や非常に高いエネルギーを与えられた物質から放出される高いエネルギーを持った粒子または電磁波をさす言葉です。放射線自体は高いエネルギーを持っているために、人体の細胞などに当たると細胞を破壊してしまうためにある程度以上の強さの放射線を直接浴びる事は非常に危険ですが、放射線が当たった物質まで危険なレベルの放射能を持つのはかなり限定的な状態に置かれた場合のみです。

これはたとえば、電子レンジで加熱(これは強い電磁波により水の分子を直接振動させることで加熱します)した、水は単なる湯で何の危険(火傷とかは除く)も有りませんが、電磁波を直接浴びれば場合によっては即死するほどのエネルギーなのです。放射線と物質の関係もこれに似ているといってよいでしょう。まぁ、電子レンジで使うマイクロ波では放射化は起こりませんから、厳密には違いますが、大方そのようなことと理解してもよいでしょう。
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遺伝子に変異が起こるような(=癌の放射線治療)強力なものなら話は別ですが、質問者さんがおっしゃっているのは、そんな強力な放射線を出すものではないですよね?


なら大丈夫です。
大丈夫じゃ無かったら、CT検査やレントゲン撮影(←普通に私服を着て検査します)を行った後、普通に家に帰してもらえません。
ほぼ毎日レントゲン室やCT室で放射線を浴びている放射線技師は、命の危機にさらされることになります。
また、昔は夜光時計等の蛍光塗料として、放射性ラジウムが使われていました。

あえて言うなら、放射性ヨウ素(←原子炉等でしかできません)を特に子供が浴びるのはいいことではないです。
甲状腺で作られるチロキシンというホルモンがあるのですが、これにはヨウ素が含まれています。
もし、甲状腺に放射性ヨウ素が取り込まれれば、チロキシン生成時にそのヨウ素が取り込まれ、内部被曝します(すぐに何か障害が起こることは無いと思いますが)
しかし、放射性ヨウ素が取り込まれる前に無害なヨウ素を取り込めば大丈夫です。
原発事故の後、子供が無害なヨウ素の錠剤を飲んでいるのをニュースか何かで見たことはありませんか?
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基本的には、前に回答された皆さんのご指摘の通りですが、


現在、福島からの放射性物質は、大気に飛散したほこりに
しても、作業で使った衣服や廃棄物にしても、細かい塵の形
で存在しているので、「放射線を浴びる」という事は、同時に
放射性の塵を浴びる事でもあり得るので、要注意です。
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 現実的な話だということで。



>その放射線を浴びた服や家具、水はそのまま使っても大丈夫でしょうか?

 大丈夫です。現実に身近に来得るもので、放射線によって、放射線物質化はもとより、あらゆる意味で有毒性を帯びることは一切ありません。

 たとえば消毒に放射線が使われることは、当たり前にあるほどです。細菌が死ぬくらい有毒、なんてことはありません。豚肉は火を通したほうが安心(タンパク質の変性あり)。それが電子レンジ(マイクロ波)でも心配する人はいません。それと同様です。

>また浴びる年月や放射性物質の種類によっては危険性が伴ったりするのでしょうか?

 しません。放射線は、α、β、γの3種です(原子炉から直接だと中性子線もあるが、放射性物質からなら無い)。放射性物質によって変わるのは、その3種の内訳だけです。

 そして、α、γ、β線が何にどう影響するかは分かっています。不幸なことに、冷戦時代は特に多かった、これまでの膨大な数の核兵器実験によっても裏付けされることとなりました。どれであっても、どんなに長期間照射しても、何も問題ありません。

P.S.

 もちろん、非常に強い放射線であれば話は別で、照射された物が放射性物質化したり、します。しかし、そういうものが仮に身の回りにあり得る状況であれば、どれが有害かを心配している状況ではありません。

 即死レベルの放射線が野放しにされていることを意味しますから。まだ生きていることに感謝して、直ちに逃げ出すことが第一となります。

 また弱い放射線であっても、食用植物に作用して次代が突然変異を起こすことも考えられなくはありません。さらにはウイルスを含む微生物に影響する可能性もあります。

 それは心配しても仕方ありません。そのレベルいついては、紫外線もそうだし、化学物質由来での発生も多岐に渡ります。

 こういったことで心配なことは、たとえば食品であれば、ベクレルだけを気にする、しかも異様なまでに0に近づくことを求める、一部の風潮です。

 3.11以前に誰もが心配していた「食の安全」はそういうものではありませんでしたし、それは現実の脅威でした。その心配が消えたわけでも何でもありません。
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 No.1さんのおっしゃるとおり、放射線を浴びただけのものなら、危険はありません。


 現実に、アメリカでは発芽させないよう放射線を照射した穀物、大豆などを家畜の飼料や加工食品の原料として使っています。日本では安全が確認されていないとして輸入は認めていないようですが。

 ただし、放射線を浴びるだけでなく、その放射性物質が飛散して服や家具に付着したら、付着したものを洗い流す(除染)必要があります。付着した放射性物質から放射線が出るので、その服を着たり、家具のそばで生活すると放射線を浴びる恐れがあるからです。
 放射性物質が付着しているかどうかは、サーベイメータなどで計測検査すれば分かります。
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放射線と放射能(放射性物質)との違いを理解しましょう



>その放射線を浴びた服や家具、水はそのまま使っても大丈夫でしょうか?
日常生活(地上)での事であれば、何も問題無い

>浴びる年月や放射性物質の種類によっては危険性が伴ったりするのでしょうか?
基本的に問題無い
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通常は放射線を浴びたからといって危険性はありません。


ただ、濃度の高い放射性物質に非常に近い位置で長時間さらされると、α線等で普通の物質が放射性物質に変わる事があります。
それで原子炉を廃炉にする場合、炉材が放射性物質となっているので直接取り扱いができないので、とんでもない時間と費用が掛かることになります。
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