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 ヨーロッパや中国は、刀剣だけでもたくさん種類がありますが、日本刀が確立すると、ほとんど一種類のみです。直刀時代や、小烏丸のような例外もありますが、平安時代に日本刀の形が確立すると、太刀と打刀、曲がり方、重ね、切っ先の違いがあっても、根本的には同じ形です。脇差にしろ形は同じで短いだけ。

 中国やヨーロッパになると刀だけでもものすごい種類があります。又、日本の場合は鎚(つち)やマサカリで戦った、なんて話は聞いたことがありません。なぜ、日本は刀のバリエーションがすくないのでしょうか?(日本刀が優秀だから、というのはなしですよ。実際の戦闘でほとんどの死傷は弓矢、鉄砲が出てからは鉄砲なんですから)

 もしかして、実際の戦闘は弓矢で行われ、近距離は昔や薙刀、中世以降は槍が主武器で、日本刀は携帯性が良かった(軽いし)から、そのままの形だったのでしょうか?どう思われますか?

A 回答 (15件中1~10件)

広いからじゃ無い?



武器として刃物というのは考えやすく、その土地土地で考案されたモノ、宗教的なモノなど、幅広いんだと思います。

日本は国土も狭く、基本武器より農耕道具の方が大事ですし。
製造方法が確立されて、刀鍛冶は世襲でしょうし。同じ型のモノばかりが製造されても不思議では無いように思います。
まぁ、形的に日本刀は美しいと思いますので、その辺の美学もあるのかも知れません。

誰だって死にたくは無いですからね。
遠距離から自分に被害が無いような武器から使うでしょう。
弓矢で幾らかを倒し、近寄れば槍で刺し、極近接戦闘になってから刀になりますよね。
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無しと言われても、日本刀は刀としては優秀で完成されたものです。


実際中世の輸出品の一つです。
あれで完成・あれ以上の形が無いからあれで固まってるんです。

どこの国でも刀は基本サブウェポン・あるいは護身用です。
鉄砲であり弓であり槍であり射程の長いものがメイン武器です。
刀が戦場で主に用いられなかったのだから、実際の戦闘での死傷に少ないのは当たり前です。

刀は日本刀の形が最高形であり、また刀である以上間合いが限られているので武器としてはそれが限界です。
そもそも刀が戦場で武器として優れていないだけで、だからといって日本刀が刀として優秀じゃないわけではありません。

この回答への補足

 日本刀は優秀だと思いますが、包丁だっていろいろあると思います。

 刺身包丁、薄刃、鎌型、三徳、うなぎ裂、などなど。
 
 平素の護身用なら通常の刀でいいでしょうが、戦場だったら鎧を着ているので対抗して
 もっと分厚い大きな青龍刀のような刀や、ローマのグラディウスのような刀を
 試してもいいと思うのです。

 なぜか、槍の穂先はバリエーションが刀より有るのですが、日本刀は同じ形です。

補足日時:2012/10/28 23:09
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実際の戦闘でより多く死傷させたから優秀というのではなく、


ただ単に刀として優秀で完成されているからバリエーションが少ないのでは?

それと中国やヨーロッパでの刀は基本、盾とセットじゃないですか?
日本刀はそういう使い方はしないですよね。

日本刀は相手を斬る・突くこと以外にも、反りや背の粘りがあります。
これは敵の刀を払ったり、鍔迫り合いの時に勝てるよう、防具的な要素も併せ持たせている
ということだと思います。

盾とセットで使うというコンセプトではないので、そのぶんデザインも製法も先鋭的に
一つのものに収斂していったのではないかと思います。
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日本人とヨーロッパ人との体格差とか力の差じゃないの?(中国との違いはわかりませんが)



突くって言うことで両方同じですが、切ることの関しては、ヨーロッパは剣は、「叩き切る」イメージがありますね、出刃包丁で切るような感じです。日本は刀は「滑って切る」って感じですかね、刺身包丁のような。体が小さく体重も軽いし、力も少なくて切るためには
刀全体を使う必要性があったと思います。
刀が長くなれば、反りがあった方が切り易い、使い易いなどあって日本人の体型にあった結果があの型のような気がしますが。
それに島国であったことも影響はあると思います。
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戦闘領域と平均身長および馬の体格のバリエーションが多いから。



単純に言えば上記になるかと。
日本の場合、戦闘の行われる場所も戦闘に参加する人間の体格も馬の体格もほぼ均質。
ならばそこで使われる道具もほぼ均質になります。

それに対して、ヨーロッパや中国のように戦闘領域も平均身長もバリエーションのある地域では道具がそれに応じてバリエーションを持ちます。

http://www.livestrong.com/article/542877-the-ave …
中世の身長は68.27 inches = 1.734058 メートルだそうだ。
戦国時代の日本人が5 feet 1 inch = 1.5494 metersと指摘しています。
最近の「日本に騎馬部隊なんていなかったよ説」などで指摘されているように、日本の馬は小さかった。それに対して欧州の馬はデカかったので、騎乗突進(槍を持って)というのが現実的だった。

それに対して、アラブ人などは体格がヨーロッパ人よりなく、しかし馬はでかいという状況なので、反りの入った刀が主流になっています。
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1,日本刀の形は、あれが完成形で殆ど完全に近い、


 ということから、バリエーションが少なくなった。
 
2,江戸時代になり、平和になると刀は武士のステイタス
 や、装飾品としての意味しか無くなった。
 
3,日本人の美意識が関係している。
 スーツを見て下さい。
 遠くから見ると、誰も同じような形と色ですが、間近で
 見ると、色々な種類があるのが解ります。
 日本刀だと、やれ波紋が、沸が、ボウシが、と顕微鏡レベル
 の美にこだわり、一人悦に入るのです。
 だから、大まかな形などよりも、そういう微細な差異に
 重きを置くのです。
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比較的国土が狭い単一の集権国家だから、情報の伝達が早く、各地で価値基準(流行)や製造技術や刀剣格闘技術を共有しやすかったんじゃないでしょうか。


しかも諸外国の刀剣と比較できる現代においても平安期に確立された日本の彎刀が相対的に優秀だと評価されているわけだから、当時においても外国の刀剣に影響されることは少なかったんじゃないかと思います。

実戦で弓や槍や鉄砲の方が刀剣より活躍したのは日本に限ったことではないでしょうから、主因ではないと思います。
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この回答へのお礼

 >>比較的国土が狭い単一の集権国家だから、情報の伝達が早く、各地で価値基準(流行)や製造技術や刀剣格闘技術を共有しやすかったんじゃないでしょうか。

 >>日本のワン等が相対的に優秀

 
 慧眼だと思います。情報の伝達が早く、各地の価値基準や製造技術が共有されていたから、
 というのは、なるほどと思います。

お礼日時:2012/10/28 23:11

ヨーロッパや中国と一括りにしていますが、日本よりはるかに


広い地域にさまざまな民族・国家が存在していましたから、
その数だけ種類があったということです。

また、他民族との接触も数多くあったので、それらに影響されて
改良・進化していったのでしょう。
(逆に、日本は蝦夷といった辺境の勢力を平定した後は、
ほぼ内戦だけでしたので、武器や戦術も最適化されて改良や進化も
小さなものだったと思われます。)
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鎧をきている相手なら野太刀がありましたよ。


ただ重すぎて実用的じゃやりません。リーチが限られてる割にはやたら重いです。
そもそも戦場で刀が実用的じゃないのに、相手を倒す目的で刀が進化すると言うのに無理があります。
槍でいいじゃんって話です。
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みなさん色々と意見を出していて面白いですね。

では自分は自分なりの説を披露いたします。

海外のひとはあまり器用ではないといわれます。ある武器が開発されても器用に使いこなせないとなると、それぞれ個人に合わせた特別仕様のものが出るのは自然のなりゆき、またそうするのが当然と考えるほうが合理的。

それに比べよく日本人というものは昔から”手先が器用”といわれていますよね。この器用さによって使い手、今で言えばユーザーですね。これが上手く使いこなせてしまった。だから武器としてのバリエーションはたしかに少ないですけども使いかたのほうを工夫した。そのため各地に多くの”武術の流派”が誕生した。言ってみれば日本はモノよりも技のバリエーション増すほうに情熱を注いだ。

またこれは日本人同士の会話のなかで何か習うときに上手く物使えなくて不満を言ったりすると「道具の性にするな。技と精神を磨け。!!」なんて言われたりしませんか。?物自体の問題よりも精神の問題にすり替わってそれ以上の論議は不要になってしまう。このことは日本が第二次大戦のときに兵器開発が進まなかったこととよく似ています。これは日本人のまじめで器用でなんでも使いこなしてしまう面が裏目にでてしまった結果も考えられます。
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