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福島県にいる人が心不全などで死んだ場合
遺体にどんな核物質がどの器官にどのくらい溜まっているか、またはいないかは
検死すれば分かりますか

そういう検死を遺族は医師などに要求できますか

A 回答 (6件)

心不全で死亡というのを心臓が悪化して死亡したという意味なら、意味がありません。



心臓は放射線に感受性がないので、どんだけ体内被曝があっても、それで心機能が悪化したと立証するのは無理でしょう。たとえば、体外被曝ではありますが、心臓カテーテル治療で皮膚の一部が火傷みたいになるほど放射線を浴びても、心機能には異常はでません。

ステントがでるまでは、フーセン療法した後に新たな動脈効果(心内膜増殖)がでないように、わざわざ放射線治療をして、再狭窄率が減ったという論文がでたくらいです。ステントがでなければ、今頃はフーセン治療後に放射線治療をしていたかもしれません。

肺の放射線治療で肺の一部が真っ白になった人もいましたが、癌周囲の肺がそれだけ真っ白になっても心機能は問題ありませんでした。

体外被曝にせよ、体内被曝にせよ、放射線感受性が高い臓器と低い臓器があります。体内被曝ででも、心臓が障害されて他の臓器障害がでないという事は、ありません。原爆検診に心臓の項目がないのは疫学データでもそのような結果がでているからです。

心臓が原因で死亡された人を体内被曝のせいだといって検死を要求しても、上記理由で相手にされません。

この回答への補足

回答ありがとうございました

補足日時:2012/11/04 03:13
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この回答へのお礼

よくわかりません
少しの内部被曝で不整脈になるという話もあるのですが
福島に住んでると大気中に放射性物質が舞っているので吸い込んで少しずつ内臓にセシウムとか溜まりそうですが
内部被曝も放射性物質の蓄積もあっても心臓とかその他の臓器は大丈夫なのでしょうか
死んでも死因は他にもあるし放射線による死だと見なせないから大丈夫だというのは、誰にとって大丈夫なのかというと、原発企業にとって大丈夫というだけのことじゃないのかなと思います

とりあえず生きてるうちはマスクしてます

お礼日時:2012/11/04 01:05

放射線障害で死亡する場合の死亡原因は、広島・長崎や、事故による被曝などによりかなり詳しく調べられています。

30年後とか50年後とか、長期間経過後に死亡するような場合については、調査が難しいのでよくわかっていない、というだけです。

放射線障害による心不全で死ぬとしたら、心臓を動かしている神経系に異常を生じて心臓が停止する場合か、または心筋に異常を生じて心臓が停止する場合です。
まず、神経系に異常を生じるのは被曝直後です。被曝して数分以内に心不全で死亡したのであるなら、被曝が原因である可能性があります。また、心筋に異常を生じた場合は1日か長くても数日以内に死亡します。

1年以上たって死亡するのは癌や白血病などで、心不全は放射線障害だけでは発症しません。甲状腺がんなどが全身に転移して、これが原因で心不全を起すことはありえます。
また、心筋は放射線に比較的強い細胞なので、長期間の放射線障害で心不全を起すとしたら、その前に重篤な胃腸障害を生じます。
そういった病気がなく、単に心不全で死亡した場合は放射線の影響はないか、あっても軽微なものに過ぎず、心不全の原因は老衰であると考えられます。

全身の臓器に含まれる放射性物質の測定を大学病院などに依頼することはできます。しかし、解剖と測定の費用を自分で負担することになると思います。また、被曝から1年以上もたって放射線障害による心不全は生じないことがわかっていますから、放射性物質が検出されても(もちろん検出されるでしょうけれど)、心不全とは関係がないと判断されます。

この回答への補足

回答ありがとうございました

補足日時:2012/11/04 03:13
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この回答へのお礼

関係あると言うバンダジェフスキーさんを
専門家の人は笑ってるみたいですね

お礼日時:2012/11/04 00:42

ご質問の内容や他の方の回答に対するコメントみていると、


ようするに、心不全などで死亡した人が、
実は、放射線の影響があったのではないか、調べるべきではないか
というご質問だと思います。

ご質問の趣旨は、ごもっともだと思いますが、
物理的に不可能です。

まず、このような場合、一人を調べても何の意味もありません。
何千人、何万人ものご遺体を調べて、放射線量を測り、
影響があったのかどうか、疫学的に調査しなければなりません。

そのようなことを調べるだけの人も、施設もありません。
例えば、ご遺体の心臓を取り出して、放射線量を測って、
それが異常値だとしても、それが心不全に影響したのかどうか、
詳細に検討しなければなりませんが、それだけの人(医師)がいません。
それだけのご遺体を受け入れる施設もありません。

死因を調べる専門の学問を「法医学」と言いますが、
はっきり言って、せっかく医師になったのに、人の命を助けない、
人の病気を治さない……ので、なりたい医師が極端に少ない。
なので、常に、慢性的な人手不足です。
例えば、本来、不審死があった場合、解剖して、自殺か、
他殺か、病死か……調べなければなりませんが、
現状は、何の資格もない警察官が判断している状態です。
警察官が怪しいと思った事案だけ、検視に回される。
それぐらい法医学の医師が不足しているのです。

ご質問の要求することは、もちろん、できます。
でも、要求を受け入れてくれる医師も施設もありません。

この回答への補足

回答ありがとうございました

補足日時:2012/11/04 00:26
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この回答へのお礼

ないない尽くしですね

お礼日時:2012/11/04 00:23

まず検死は正式な用語ではありません。

検視ですね。
また検視は犯罪性が疑われる時にするものですから、この場合は補足にもあるように病理解剖でしょう。

臓器に蓄積された放射性物質の量を計測することはできるでしょうが、通常の解剖ではそこまでわかりません。
専門の機関で分析することが必要になるでしょうし、そんなことを進めるのは一般人では難しいでしょう。明らかに放射性物質の影響が見られるか、あるいは研究機関と契約のようなものを結んで、あらかじめ死後にそのような研究に使ってもらうことを決めておくかでしょうね。

ちなみに…

>検視は検視官以外がすると犯罪です

そのような規定はありません。
むしろ
>刑事訴訟法229条によって、検察官が変死者又は変死の疑いのある死体(変死体)の検視を行うことにされている。しかし、同条2項によって、検察事務官または司法警察員にこれを代行させることができるとされており、一般的に司法警察員である警察官が検視を行っている。

>そのため、検視を担当する警察官のことを「検視官」または「刑事調査官」と呼称している。「検視官」や「刑事調査官」はあくまで組織上の名称であり、こういった資格が存在するわけではない。
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この回答へのお礼

世の中こみいってますね

心不全で亡くなった人をいちいち病理解剖するのは手間でしょうけれど
補償請求や事実解明には寄与する手間だと思います

お礼日時:2012/11/02 22:22

医大に献体すればしてくれるかもね。



そもそも、生きているうちにボディカウンターで測定すれば良いんでないの?
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この回答へのお礼

生きてる人でホールボディ受けてる人は今は少ないようです

近所の人がお年寄りでもないのにころっと亡くなったのですが
仕事がら核を吸いこんだせいかと思いました

死因は核物質かもしれないのに、簡単に自然死あつかいされたのは変ですし癪です
中立的な専門家に死因をくわしく調べてほしいです

お礼日時:2012/11/02 22:02

検視は検視官以外がすると犯罪です

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この回答へのお礼

知りませんでした
医師がするのは検案とか病理解剖とか呼ぶようですね

質問文の検死というのを検案や病理解剖に置き換えます

お礼日時:2012/11/02 20:47

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