A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
>お話を聞いていて、漠然と腎臓が置いてけぼり?と思いました。
人が死ぬときって、通常前日ぐらいから尿量が出なくなって、数時間前から脈拍や血圧が下がってきて、大体呼吸が止まって数分で心臓が止まります。脳は血流停止5分で不可逆的なダメージを受けると言われています。
ほぼほぼこういう優先順位なんですね。腎臓には気の毒ですが、何としても生存しようとする人間の本能だと思いましょう。
NO1~NOまでの回答は理解するには難しいので勉強したいと思います。
ありがとうございます。
さて、補足欄に画像3枚とそれぞれの質問をさせて頂きました。
お忙しいところ、申し訳ありませんが回答を頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
No.3
- 回答日時:
実際の臨床の流れとしては、足のむくみや息切れなどの有症状受診または健診で、心電図検査、胸部レントゲン検査を行い、心電図なら左室肥大、陳旧性心筋梗塞、重症不整脈、胸部レントゲンならば、心拡大、胸水貯留でほぼ診断をつけます。
その後は必要に応じて心エコー、ホルター心電図、心臓カテーテル検査を行います。高齢になると虚血性心疾患、弁膜症、不整脈、肺疾患の発生リスクが高くなり、他の病気で栄養状態が悪くなったりすると、低たんぱく血症は膠質浸透圧を低下させ肺うっ血や全身浮腫を悪化させるので、高齢者のかなりの人々が、症状の有無にかかわらず、病態としての心不全を持っています。ですから慢性心不全という病態は、負の連鎖というより生体防御と考えるべきだと思います。
あと、血圧が重要となるのは非代償性心不全(急性心不全)に移行してからですが、通常その前に尿量減少が出現します。
利尿剤を使用すると、尿量が増加するので腎機能は改善します。
溺水するのは心臓というより肺ですね。
慢性心不全の薬物治療指針ですが、利尿剤使用はstageCから用いてます。
このstageは神経体液性因子が慢性的に働いていて常態化するうっ血性心不全を利尿剤と降圧薬でコントロールしている時期の理解で良いでしょうか?
No.2
- 回答日時:
主に交感神経、副交感神経に支配されている身体のホメオスタシスは、脳や心臓といった重要臓器を最優先します。
脳死、心停止になれば生きていけなくなるのですから当然ですが。そういったわけで、心臓のポンプ機能が低下して重要臓器への血流が心配されるような状態では、過剰なくらいに重要臓器以外への血流の減少、尿量の減少による水分貯留が生じます。同時に、心機能の増加が働きかけられます。具体的には、アドレナリン、ノルアドレナリンなどによる、末梢血管抵抗の増大、腎血流量の低下、尿細管に起きるナトリウム再取り込みの増加、心収縮力の増大(変力作用)、心拍数の増大(変時作用)などです。
この結果、血圧が維持され、重要臓器への血流が保たれるのですが、多くの場合、かなりゆとりをもって(もしくは必要以上に)重要臓器をえこひいきするものなので、利尿剤を投与しても、フィードバックも働くので、めったに血圧は下がりません。ただし重症の心不全では(つまりそれだけポンプ機能が低下している状態では)収縮期血圧が低下することもあり、それはいわゆる非代償性心不全(≒急性心不全)の状態となるのです。
右心不全と左心不全については、前回の説明はかなりあやふやで申し訳なかったのですが、基本、心不全は左心不全だと思ってもらった方がいいでしょう。肺動脈の血管抵抗は十分に低いので、右心機能低下が問題になることはほとんどありません。一般に心機能と言えば、左心室の駆出率ですし、心不全の原因となる虚血性心疾患でも左冠動脈領域の病変は重大なポンプ機能低下をもたらすのに対して、右冠動脈の病変は洞結節不全による重症不整脈が主な問題で、右室機能低下は通常問題になりません。また、心不全の別の主要な原因となる弁膜症においても、問題にされるのは僧帽弁と大動脈弁で、肺動脈弁閉鎖不全やら三尖弁閉鎖不全が問題になるケースはほとんどありません。基本、左心室収縮または拡張機能低下もしくは左心系の弁膜症→代償性に左房圧上昇→肺うっ血→右房圧上昇→全身浮腫という理解でいいと思います。
お話を聞いていて、漠然と腎臓が置いてけぼり?と思いました。
脳や心臓等の重要臓器への血流量を優先するから腎血流が低下する。これにより尿量も少なくなりナトリウム排泄低下、老廃物排泄低下になりますね?
数値上、腎機能低下の評価の一因にもなりませんか?心臓、腎臓はお互いに関係してますし。
腎血流量を上げようと腎臓で体液性因子も働く。これがナトリウムの尿細管での再吸収と血管内水分量増加。
しかし、心臓に負担がかかるので利尿剤。利尿剤により徐々に腎前性腎不全を起こしてしまうって事にもなりませんか?
No.1
- 回答日時:
医者です。
以前私が回答した方でしょうか?慢性心不全は、心臓のポンプ機能の低下によって血圧が低下するのを避けるために、尿量を減少させて、循環血液量を増やして、中心静脈圧が高まる病態です。
この結果、何とか血圧は維持されますが、全身浮腫や肺うっ血が生じて、呼吸不全に陥ったりします。
これに対して、利尿剤を投与して、尿量を増加させ、むくみや呼吸苦を軽減するのです。
全身浮腫や肺うっ血が生じて、呼吸不全に陥ったりします。
これに対して、利尿剤を投与して、尿量を増加させ、むくみや呼吸苦を軽減するのです。
右心不全が高度な時は、肺うっ血所見が乏しい。右心不全対応でしょうか?
この状態から収縮期血圧が下がり主要臓器への血流が維持できなくなる場面は何が関係するのでしょうか?
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当時は全く理解できませんでしたが、振り返ると貴重な回答を頂いてました。
ありがとうございます。
うっ血性心不全で利尿剤使用。
腎機能は低下。心臓が溺水。
脳への血流量低下は、心臓が疲弊して送れないから。
負の連鎖ですよね?
メカニズムは色々と修飾するワードが多いのですが、
臨床の現場では、それをほのめかすデータ?症状?が出て来て診断するんでしょうね?
それは、血圧の変化なんでしょうね?
お話を聞いていて、漠然と腎臓が置いてけぼり?と思いました。
ごめんなさい。
回答者さんの話に突っ込みを入れてはいないので気にしないでください。
そういうことではありません。
生理的な作用に対しての乾燥を突っ込みを入れてを述べました。
乾燥→感想です。
慢性心不全の薬物治療指針ですが、利尿剤使用はstageCから用いてます。
このstageは神経体液性因子が慢性的に働いていて常態化するうっ血性心不全を利尿剤と降圧薬でコントロールしている時期の理解で良いでしょうか?
stagecでうっ血性心不全の体液性因子への治療が不十分だと、神経因子が働いて
起座呼吸が起きる急性心不全へと状況が進む。この段階で血管拡張薬でうっ血性心不全への状態を図る。
慢性期でのうっ血性心不全は
stageCでしょうか?
慢性期のstageCにおいて急性心不全を繰り返して向かっていく。
stageAは心不全のリスクあり、
stageBは器質的異常はあるが症状はない(ここで慢性心不全)になり、
stageCは器質的異常あり、症状あり(ここでうっ血性心不全)になると説明があります。
急性心不全は慢性期のステージCで起きるのが多い。常態としてうっ血性心不全。
それをコントロールする。
そういう理解で良いのでしょうか?
勘違いされたくないのは、家族の誰かがそういう状態だという事で質問しているわけではありません。
忖度されなくても良いですよ。
知識として知っておきたいって事で質問をしています。単にそれだけです。警戒心を持たれるとこの先何も知ることが出来ないので一応お話をしておきます。
医者です。以前私が回答した方でしょうか?
以前に回答は頂いた事はありますが、
多分、回答者さんが思ってる方とは違うんじゃないかなと思います。
似通ってる部分はあります。
誤記をして回答者さんを質問者さんと間違ってコピーしました。
それに気分を害して回答は頂けなくて質問を終了したってだけの事です。
また一方的に同じかと思いました。