プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在鉄筋コンクリートの賃貸マンションに住んでおりまして、8畳ほどのリビングに置く暖房器具が何がいいか悩んでおりますのでアドバイスいただければと思います。

賃貸契約の際に、不動産屋から「石油ストーブなどの使用禁止」を説明されたのですが、今まで実家住まいだったので石油ストーブ以外の暖房器具(セラミックファンやパネルヒーター)を使ったことがなく、使い勝手やあたたまり具合がいまいちよくわかりません。

一応エアコン付きの部屋ではあるのですが、少し型が古く、消費電力の大きさの割にあたたまり具合が微妙であまり使ってない状態です。

私の希望としましては、カーボンヒーターやこたつのような局所的に温めるものではなく、ちゃんと部屋全体が温まるものがいいです。 
あとは省エネ設計であること。パネルヒーターなどは消費電力が高いものが多いようですが、比較的省エネ設計されており、相応かそれ以上に温まるものでいい商品があれば教えていただきたいです。

予算は3万以内ぐらいでかんがえておりますが、消費電力や温まり具合を考慮して最終的に判断しますので「いいものがあれば多少はみ出してもいいか。」とも思っています。

ちなみに当方東海地方在住で雪は滅多に降らない&降っても直ぐ融けて積もらないような地域です。

ぜひ皆様のご意見お聞かせください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

この場合はCOPをまず考えます。


COPは成績係数といって電気が1に対し何倍の熱量が生み出されるかを示した数値です。

では、
セラミックヒーター、オイルヒーター、パネルヒーターなど電気式暖房はCOPが1以下。
エアコンは最低3、上位機種では6とか。
つまり、同じ電力量を使用した場合はエアコンが3~6倍部屋を暖められるということがわかります。
(東海地方とのことなので外気温によるCOP変化は無視しています。)

乾燥について、
室温が上がれば飽和水蒸気量が上がり、結果湿度が下がる。
これは自然の摂理です。
どんな暖房器具でも同じで、オイルヒーターが乾燥しないという定説は真っ赤な嘘です。
例外的に、煙突のない石油ストーブやガスストーブは燃焼時に二酸化炭素と水を発生させるので乾燥しづらいですが、使用不可な上、換気が必要なので意味は無いですね。

というわけで、
省エネで部屋全体を温める暖房はこの場合、エアコン以外の選択肢はありません。
    • good
    • 1

どんなに型が旧くても電気ヒーターよりも効率が悪いエアコンは無いでしょう

    • good
    • 1

灯油がダメなら恐らくガスもダメなんでしょうか。



消去法で行くと電気暖房と言うことになりますね。
二つおすすめしておきます。

●ダイキンのセラムヒート
見た目はよくあるヒーター式の暖房機ですが、暖かさは比較にならないほどです。
部屋全体の温度を高める、と言うよりはヒーターからの熱で暖を取ると言う感じですが、かなりの距離でも暖かいので、ワンルームであればおすすめです。
が、電気代だけで言えば少々古いエアコンでもそちらの方がやすいですが。

●オイルヒーター
ワンルームであれば、気密性には問題ないと思いますのでおすすめ。
即暖性は他の暖房機には劣りますが、部屋全体を暖め、輻射熱で暖を取るという点ではよいと思います。
タイマー機能を上手く使えば、即暖性に劣る部分は補えますしね。
電気代に関しては、頻繁に付けたり消したりを繰り返すなら決して省エネとは言い難いですが、継続して使用するならヒーター系の暖房器具よりも省エネです。

上記二機種とも、部屋が乾燥することは少ないですし、空気を汚す事もありませんので健康的です。
予算的にも両者とも3万以内で収まると思いますよ。
    • good
    • 3

>賃貸マンションで使える暖房器具



     ↓
賃貸住宅の場合には、灯油は火災等の危険性、灯油の保管場所の関係から、使用&持ち込み禁止の所が多いようですね・・・。
また、電気暖房の場合は、コンセント&ブレーカのアンペア容量から能力不足があり、長時間の使用では電気代の高さが悩ましい問題となります。

そこで、お薦めとしては

「エアコン」をメイン暖房にして、お部屋の温度調節を行い、寒くない程度に暖まれば、その室温キープや物足りなさを補助的に電気カーペットやセラミックファンヒーターを身体の近くで運転する。
そして、お部屋の気密性アップの工夫や加湿器の併用、セーターを着る等の相応的な暖感アップと快適性の向上を。

地域・住居の状況(木造・鉄筋、戸建・マンション)・お部屋の広さ・冷暖房負荷(窓の広さ・断熱材・天上高さ)・使用時間・目的(メイン暖房・サブ暖房・パーソナル暖房)、石油(灯油)の料金、ガスの都市ガスorLPGの区分と料金等が分からないと、正確には比較判断を出来ないですが・・・

それと、光熱費ですが

◇ランニングコストの比較

エアコン(ある程度の省エネ対応モデル)<石油ファンヒーター<ガス(都市ガス<LPG)ファンヒーター<電気ファンヒーター。※以下はファンヒーターをFHと略

◇イニシャルコスト
電気FH<ガスFH・石油FH<エアコン


<暖房の基礎知識>

暖房機ですが、使用環境(地域・お部屋・使用時間)、感性(熱源・熱伝導方式・目的・コダワリ)等で、たくさんの種類・商品の中から選ぶ事に成ります。

◇熱源
電気・ガス(都市ガス・LPG)・石油・その他(薪・練炭他)

◇熱伝導の方式の違い

対流:
暖められた空気が上昇し、冷たい風が下部に潜り込む事で、部屋の空気が攪拌を繰り返して徐々に暖まる。
この時に、自然に空気の温度による比重差で対流する自然対流式と、送風ファンで強制的に対流を起し、スピードや温風の到達距離を長くする強制式対流に区分される。

*ストーブ・オイルヒーター<自然対流>
送風音なし・温風の吹かれ感なしは良いが、部屋全体の暖房には時間が掛かり機器の付近と他の場所の温度差が出易い。

*ファンヒーター・エアコン<強制対流>
送風でスピード暖房・送風音や温風の吹かれ感が嫌われる事もある。

輻射(反射):
暖められた発熱体から、近赤外線や遠赤外線が発生し、身体の皮膚や温点を刺激して暖かさを感じる。
基本的に無音・無風と成る。
パネルヒーター

伝導:
発熱体に直接に接触して熱を伝えるので無音・無風で快適だが、部屋全体とか接触面以外には暖感が伝わり難い。
電気カーペット・床暖房


◇目的

主(メイン)暖房:
お部屋の温度を快適にする為の能力を持つ暖房

副(サブ)暖房:
主暖房と組み合わせ(併用・又は主暖房で暖まった状態のキープ)て使用。
単独ではお部屋を適温にする能力は無い。

パーソナル・局所暖房:
特定の場所、人を暖める。

◇暖房機へのコダワリ
暖房能力・ランニングコスト(維持費)・イニシャルコスト(機器&設置費用)・暖感(無風・無音・乾燥)・モバイル性・燃料供給の手間・デザインetc


そこで、ご質問の件ですが・・・

お部屋には、メイン暖房機としてはエアコンが有り、その利用と併用してのサブ暖房機選びだと思います。

*エアコンがあれば、快適性を高める為に、必要な時に必要な分だけのコンビニ暖房&サブ暖房として「電気カーペット」「床暖房」「セラミックファンヒーター」との組み合わせや将来の補充がお薦めです。

*石油ストーブ・石油ファンヒーターがメイン暖房機であれば、東京都内は灯油の保管・使用機器の持込を禁止している所、賃貸契約の場合が多く有りますので要確認です。
灯油が使用可能であれば、エアコンのスピードと安全安心さを活かしメイン暖房はエアコンに、石油ストーブ・石油ファンヒーターはサブ暖房(必要な時・所に向けて都度使用)にされる事をお薦めします。

エアコンの※現在の超省エネタイプですと、暖房能力は石油ファンヒーターよりも大きく、維持費はエネルギー消費効率「COP:出力(KW)/消費電力(KW)」が3.0~6.3程度もあり、簡単に言えば電気や石油・ガスのCOP(効率や力率、ロス分を除いても)が1.0以下ですから、簡単に言えば3~6倍も効率的です。

※エアコンはカタログや取扱説明書に記載の暖房時期間電気消費量kwhに平均的な家庭の料金単価23円/kwhで求められます。
石油機器はエアコンと同じ暖房能力で比較するには、カタログの燃料消費量/kwに灯油の購入価格単価を掛ければ出ます。


逆に言えば、同じ暖房をする時のランニングコストが1/3~1/6となり、灯油やガスの単価とか、エアコンの省エネグレードにもよるが、一般的にはエアコンが能力的には高く、お部屋の温度を素早く上昇出来、非常に経済的でも有ります。
但し、エアコンは設置工事が必要であり、移動の出来ない点や、吹き出し温風の温度や機器と使用者の位置が離れている、電気暖房は相対湿度が低下して乾燥しがちですが、石油やガスは燃焼機器ですから吹き出す温風の温度が高く、移動が可能な点がメリットです。
また、燃焼すると水蒸気が発生し、湿度低下は余り起こらない等の特性の差があります。

オイルヒーターは電気暖房気です。
不燃性の鉱物油を電気ヒーターで加熱して、そのタンク表面を室内空気と熱交換する。
自然対流で熱伝導しますので、無音・無風の心地良さは有りますが・・・
暖房能力の不足、電気代の高さ、スピード・均一温度の面から部屋暖房には適しません。

特殊な用途:赤ちゃんや老人、病院やホテルでの→安全安心、フル運転等には向きますが、「電気代=ランニングコスト」はCOPが1であり、同じ仕事をするのにエアコンの3~6倍も掛かり、ブレーカー容量から暖房能力も適室表示が出来ない(1.2kw)程度、自然対流方式と能力(エアコンの1/3~1/6)からは、必要な時間の前も予熱を早目から運転しておかないと、お部屋が暖まるまでに相当な時間が掛かります。

これは、熱損失(ロスや運転効率)を考慮しなくても、エアコンは省エネタイプであればエネルギー消費効率(COP)が3以上、超省エネタイプですと5以上もあり、同じ仕事量をすれば消費するコスト(電気代やガス代)が1/3~1/5で済む事になり、使用時間&年数が長くなれば、ランニングコストの差でイニシャルコストの差は償却・ペイし、その後は、毎年、同じ暖房に対し、維持費ではお得になる訳です。
さらに、冷房・除湿はエアコンでしか出来ませんので、1台で年間利用が可能であり、除湿や換気や空気政情機能も搭載した商品があり、お部屋の快適性の面でもエアコンが優れております。

※COP=冷暖房の仕事量(kw)/その時の消費電力量(kw)で表します。


例えば、マンション7畳は気密性が高いのですが、室温とご希望温度との差が不明ですが、平均的なオイルヒーターの暖房能力MAXで1.2kwからはエアコンで希望温度へ暖めてからの室温維持が精一杯だと思います。
エアコンの定格条件→外気温度7℃を20℃には実現が難しいです。

ex、1.2kwのオイルヒーターを1日、10時間運転で1ヶ月使用すると
1.2kw×10時間×30日×23円/kwh=8,280円/月も必要です。



それと、お部屋の断熱性能・気密度の問題があります。
通常でも、お部屋の床面と天井面では高さが2.4~2.7mとすると、約7~13℃も空気層の温度が空気の比重差で出ます。
さらに、熱源&暖房機からの距離で温風の到達距離の関係から、温風の捲くれ(上昇気流と冷気の潜り込み)で温度差が出ます。

従って、暖房機だけを能力を大きく、フルパワー運転を続けても、場所や個人にとっては十分な快適さや暖感を満足させ得ず、暖気の逃げによって非常に大きな熱ロスが出ます。

対策としては、間仕切りや厚手のカーテンによる断熱性アップ、サーキュレーター&シーリングファン(扇風機を天井に向けて利用も可)で天井や窓や壁からの熱ロスを防止したり、天井付近の暖気溜りを攪拌して足元へ移動させる空気攪拌(お部屋の均一温度化)も効果があります。

それと、体感温度の問題も重要です。
例えば、暖房によって温度24℃・湿度35%になっている部屋と、加湿器により調湿された→温度22℃・湿度55%の部屋は同じ体感だと言われています。
これは、湿度10%が約1℃に相当するとされているからです。
同じく、風0.7m/sが体感では約1℃に相当します。

そこで、強制対流のエアコンや石油ファンヒーターと輻射や伝導の方式の暖房機を組み合わせる事で、TPOに合わせた使い分け、使いまわしにより→風の出ない(送風音も無い)、快適性と省エネにも効果的だと言われております。
<但し、温度変化の大きい時(暖房停止)や、外気と接する面(サッシや壁)での結露には、別途、留意してください>



sedrf12 様に於かれましては、皆様からの情報・アイデア・アドバイスを参考にされ、ご希望に叶った暖房機によって、快適な暮らし・心地良い空間が実現しますよう、心より祈念申し上げます。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!