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今、ギター録音のためにDIの購入を考えています
そこで疑問に思ったのですがDIを使用した際にエフェクターはどうやってつなぐのでしょうか
プリアンプつきとそうでないものの双方教えていただければうれしいです。


・・・ちなみに、DIとミキサーをつなげる録音方法はいいのでしょうか・・・?

A 回答 (1件)

D.Iはインピーダンスをマッチングさせて、電気信号の伝達のロスを少なくすることが目的です。


S/N比の向上やミスマッチング時のハイ落ち現象などが改善されます。

エフェクターはギター用でしたら当然ギターのピックアップ出力に合わせてマッチングさせていますので、ギター→エフェクター→D.Iの順序が良いと思います。
D.I側に拡張機能としてエフェクトセンドがある場合はそちらを利用する手もあります。
プリアンプというのはアクティブタイプのギターだと解釈しますが、特にルーティングを変える必要はないです。
また、プリアンプのおかげでご自身の中でS/N比などの問題が改善されるなら、無理にD.Iをかます必要性もありません。

D.Iというのはインピーダンスをマッチングさせるためのものと説明しましたが、「じゃあマッチングってどういう状態よ?」てことになると思います。
業界用語ですが「ロー出しハイ受け」という言葉がありまして、出力側のインピーダンスが低い値で、受けて側のインピーダンスが高い値だと良好な関係になるという意味です。
説明書の仕様欄などにインピーダンスの記述があると思いますので、「どういう数値関係なんだろう?」と思ったら調べてみると良いですよ。

ちなみにXLR⇔フォンなどの変換ケーブルを用いたりすると、「ロー出しハイ受け」のルールを守っていてもノイズが多かったりと、必ずしもインピーダンスの値だけで判断できるものではないのがマッチングの難しいところで、このあたりを知らないと「このD.Iは安ものだから全然音が良くならないじゃん。使わなくてもいいや」みたいな勘違いをされてしまうケースもあります。

ルーティングをいろいろと試してどれが最も良い音になるかはご自身の好みも含めて判断されるのがベストです。
(音づくりの技として故意にミスマッチングにすることもあります)

ミキサーに繋ぐ際はD.Iアウトがフォン端子を使用している場合はミキサー側もフォン端子で、かつインストゥルメント端子やHiZ端子などと呼ばれる入力インピーダンスがギターなどの弦楽器用に最適化されている個所に繋ぎます。
シンセサイザーなどの音源を繋ぐためのフォン端子だと音量が極端に下がったりノイズが乗ったりするのですぐに気づかれると思います。

ただ、メーカーによってD.I側でどの程度インピーダンスを変換するかは異なるケースもあると思いますので、やはりご自身でいろいろ繋ぎ変えて気に入ったルーティングを見つけるのが良いと思います。

D.IアウトがXLRの場合はミキサー側のXLR端子に繋ぎます。

ちなみにミキサーにはPADと呼ばれるスイッチ(アッテネーター)が搭載されているケースも多く、スイッチのオン・オフで±20db程度の音量差が出る場合があります。
(入力信号が大きすぎたり小さすぎる場合に入力感度を調整するスイッチだと思ってください)

このPADによって入力ゲインを下げてしまうと後からアウトプットで音量を上げてもS/N比が悪くなります。これをインピーダンスのミスマッチングで音量が上がらないと勘違いされるケースもありますのでご注意を(笑)

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

説明いただきありがとうございました!
S/N比とかまだちょっとわからない部分も多いですが、いろいろ試してみます

お礼日時:2012/12/26 02:43

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