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簿記初心者です。費用の繰延べについて質問です。会計期間1/1~12/31で、自動車の任意保険、保険期間6/8~翌年6/8までの保険料を、翌月7/26に銀行引落のような場合、保険期間6/8~翌年6/8で費用の繰延べをするのか、引落日から向こう1年間で繰延べするのかが分かりません。また、月の途中、例えば、6/8に向こう1年間の保険料を支払った場合、当期分が6ヵ月22日分、次期分が5ヵ月8日分の様に日割り計算のようになりますか?分かる方よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

>自動車の任意保険、保険期間6/8~翌年6/8までの保険料を、翌月7/26に銀行引落のような場合、保険期間6/8~翌年6/8で費用の繰延べをするのか、引落日から向こう1年間で繰延べするのかが分かりません。


>また、月の途中、例えば、6/8に向こう1年間の保険料を支払った場合、当期分が6ヵ月22日分、次期分が5ヵ月8日分の様に日割り計算のようになりますか?


質問者は簿記を勉強しておられるとのことですから、厳密な会計の立場から回答します(税務の立場を考慮しません)。

仮に自動車任意保険料を12,000円とします。

ご質問のケースは、「経過勘定」に関する事柄であり「繰延資産(費用の繰延)」の関する事柄ではありません。ですから、


6月8日
〔借方〕保険料12,000/〔貸方〕現 金12,000

12月31日(決算処理)
〔借方〕前払費用5,000/〔貸方〕保険料 5,000

前払費用への振り替え:
A。6月分相当日数は22日ですが日割り計算しません。仮に相当日数が1日でも、1月とみなして計算します。
B。保険料の支払い日(口座引き落とし日を含む)から決算日までをカウントするのではなく、保険期間開始日から決算日までをカウントします。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。とても分かりやすい説明でありがたいです。参考書にも解説がなかったので助かりました。

お礼日時:2013/01/21 09:27

簿記なら、6/8に保険料/未払費用で計上し、7/26に未払費用/預金で未払費用を消して、12/31に前払費用/保険料で翌期分を振り替えるのが原則的なやり方だ。



そして保険料は月割りにする。日割りにはしねぇのが原則だ。端数日数分の扱いは特に決まりがないが、最初の月に1ヶ月分を計上し、最後の月はゼロとしてしまうのが一般的なようだ。ほかに、端数日数のより多い月に1ヶ月分を計上し、より少ない月をゼロとしてしまうやり方、そもそも前払費用を使わず最初の月に1年分を計上するやり方などもある。

最初の月に1年分を計上するやり方は、金額が小さいか、または同様のものをやはり最初の月にまとめて計上し続ける場合に限り認められる。

税務では、基本的には簿記のやり方をそのまま使っていい。ただ、最初の月に1年分を計上するやり方を使える条件がもっと狭くなる。売上と直接には対応しない期間対応の費用で、支払日から契約期間末日までの期間が1年以内であり、同様のものにつき同様の処理を続けているか続ける予定である場合に限られる。この条件どおりでなくても、金額が非常に小さければ大丈夫だけどな。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。繰延べをしないやり方もあるんですね。参考になりまた。

お礼日時:2013/01/21 09:45

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