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大手総合商社は、過去最高の利益をあげているそうです。
その内訳は、資源部門が大部分を占めています。
これは、すなわち、原発事故後、火力発電に頼らざるを得ないため、液化天然ガスの需要が激増し、その輸入を代行しているためだそうです。
今もこれからも、国民は原子力発電が火力発電に切り替わったことによる、電気料金の値上げに苦しんでいます、東京電力には国税も投入されるでしょう。そんななか、上記のような理由で、商社の人間が多額の利益を得ているのに、なぜ批判する論調が一切無いのでしょうか。
他国の商社から液化天然ガスを輸入すると、日本の商社を通すよりもっと高くなることは分かっていますが、この国難にあたり、商社は自社の利益を最大化することよりも、国民全体の利益を考えるべきだと思うのですが。
一般企業には液化天然ガスを輸入することができません。この状況で東京電力が、どうせ自分たちしか電気を供給できないからと、電気料金を値上げして、社員のボーナスを増額していたらどう思われるでしょうか。総合商社がやっていることはそれと同じではないでしうか。

A 回答 (6件)

No.3,4です。

総括原価方式について、補足。

総括原価方式でググればだいたいわかりますが、原価に事業者利益を上乗せしてもの。
まあ、電力会社の鼻薬がよく効いているようで、個人のブログを除けば肯定的な評価が多い。

ですが、質問者氏の指摘する「商社の最高利益」ってのは、そもそもこれが原因なんです。
実は今年の1月まで某商社の仕事をしていたので中の事情がちびっとだけわかったんですが、要は「安く仕入れて高く売る」ことをしているだけです。

普通の顧客は、高い物を買いません。
個人はもちろん、普通の企業も高い燃料を買っても、その値段を製品の値上げに転化するのはなかなかできないので、買う方も普通はできるだけ安く買おうとします。

しかし! 電力会社は違うのです。この「総括原価方式」で電気料金を算出できるため、高い燃料を買っても値段に上乗せすることが容易なのです!
商社はビジネスですから、できるだけ高く売ろうとします。しかし、普通の顧客は市価の数倍の商品なんて、高すぎると思って買いません。
「市価の数倍もの燃料」を平然と買う、電力会社の方がどうかしているのです!

わかりましたか? 本当に腹を立てるべきなのは、商社ではなく電力会社です!
法律の名前は忘れましたけど、この「総括原価方式」を電力会社に許している法律を改正すべきと、私は思っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。道義的なことはともかく、仕組みはよく分かりました。しかし、みんな商社を擁護するありきなのでしょうか。高く買ってくれるからといって、それが国民の負担になることが分かっていれば、善意ある国民なら、あえて高くうることはしないと思うのですが。
何か「商社」=「非難してはならない」という図式があるような気がします。
日本人は潜在的に商社に対して憧れがあって、「穢さざるもの」ととらえているような気がしてきました。

お礼日時:2013/02/08 01:41

重要な仕事をして報酬を得るのは国益に反しないのでは?


もし その企業が内部留保にまわしてばかりでしかも節税し放題なら
いささかなんともいえませんが。
メセナもして 利益分配もして雇用を促進していれば、それは長く続かないのですから当然の報酬です。

 大体 買ってしまったウランが燃やせず 他に石炭石油が必要なら2倍の燃料費がかかっているんですよね 今国内にある古びた石油発電所があっただけでも 安く済んだわけで 結び付け方が無関係ではないが極端に思えます

国費を入れてるので 東電株主と幹部には付けが回って当然。つまり メガバンクと東京都等も株主。しかし東電のボーナス増額は別の話。それも経営陣と社員は違うし 働いているのに払わなければそっちのほうが下請けに対して異常な管理体制とも言える。

それに資源関連には 地熱 水力 風力太陽光も入っているのでは?原子力のマイナスをそちらで生めれば国難の軽減につながるのでは? 
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。しかし、なぜ商社が例年並の利益に押さえ、安く液化天然ガスを供給することを誰も肯定しないのか不思議でなりません。未だその理由が分からないのですが。商社が例年並の利益では足りない理由を知らないのは私だけなのでしょうか。

お礼日時:2013/02/08 01:36

No.3です。

一点訂正

誤:円安時のドル箱

正:円高時のドル箱
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この回答へのお礼

わざわざ訂正ありがとうございます。意図は伝わっていました。

お礼日時:2013/02/08 01:32

はっきり言います。

「あんたバカ?」

商社は普通にビジネスしているだけです。そして、彼らの儲けは法人税となって国庫に納められ、国のサービスとして私たちに還元されています。
去年まで円高で製造業が苦しんでいたのに、円安時のドル箱の商社を潰して誰が得するの?
私にはわかりませんが、質問者さん教えてくれませんか?
それとも、金持ちに嫉妬しているだけでしょうか。

あと、本当に責めるべきは、電力会社の総括原価方式。これがあるため、電力会社は商社がスポット市場で買った「市価の数倍もの」燃料代を、国民に電気料金として転化させています。

つーか、これ(電力会社)に腹を立てているのは私くらい?
もうちょっと、啓蒙した方がいいんですかね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。さっきも書きましたけど、税金を納めてるのは、社員に分け前を与えて、会社の利益も確保してその残りを国に収めているだけなので、国難に乗じて利益を増やす理由になりません。
商社を潰す話など誰がしているのでしょうか?
啓蒙はしたかったらしてください。

お礼日時:2013/02/08 01:27

いくら国のためと言えども適正利潤を上乗せしないと会社やっていけません。


給料も最適に確保しないとやる気をなくすでしょう。

また何時なんどきのトラブルや契約キャンセルなども、相手国次第では平気で変更を言うととこもあるようなので、そういうリスクを考えた上でも商社は商社なりに利益も必要なんですよ。

東電だってよってたかって事務系だけならまだしも、重要な技術者まで押し延べ賃金ダウンさせられたらたまりませんね。

あまりたたいて安くするなら優秀な技術者はみんな海外へ、残った技術者では福島の後処理も出来ないようなことにもなりかねませんね。

高級で待遇が良くて、身の回りの安全も保障されるなら日本をすてて外国へ行くんじゃないですか?

事故後一杯待っているっている国があるようにも聞きますから。
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この回答へのお礼

ありがとうごさいます。でも適正利潤ってなんでしょうか。最適な給料ってなんでしょうか。みんなが大変なときに、商社だけ高給を取るのが適正なんでしょうか。自分で需要を生み出したわけでもないのに。

お礼日時:2013/02/08 01:24

>商社の人間が多額の利益を得ているのに、なぜ批判する論調が一切無いのでしょうか。



会社が儲けて利益を上げると、会社は法人所得税と言う税金(結構高額です)を納めなければならなくなります。

税金を納めると言う事は、国の財政にお金が入ることにつながると言うのはご存知ですか?

会社が儲けを沢山出すと、国の税収も多くなるんですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうこざいます。でも理由になってませんよね。税金で収めるのは、社員の給料払った後の残りの一部ですので。

お礼日時:2013/02/08 01:21

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