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なぜ金をあまり必要としていない人物へ金が集まる?

A 回答 (7件)

>なぜ金をあまり必要としていない人物へ金が集まる?



***「なぜっ?」て、貨幣を商品として売り買い出来るようになった時代からです。お金を売り買いするためにはお金をたくさん持っていなければなりません。いわゆる貧乏人はお金を売り買いできるほど持っていません。そして、お金の価値が変動相場制になって、もっている価値が上下することにもよります。それはいつからでしょうか?

簡単な経済史を概観してみましょう。
1)物々交換:

2)物品交換:
*** 「貝」などが最初ですね。財政関係のことばに「貝」という字が多いのもその理由です。その他、珍しい「石」などから「金・銀・財宝」になっていきます。しかしそれらは数量に限界があります。それで「鋳造貨幣」や「紙幣」など、大きな意味での「貨幣制度」へと移っていきます。

3)金本位制:
*** 希少価値のある「金」を中心として、世界経済が回っていきます。金と交換できる「兌換貨幣制度」もこのころです。

4)金為替本位制(ブレトンウッズ体制):1944年7月
*** アメリカ以外の国の通貨では金と交換することは出来ない。しかしその通貨でアメリカドルとの交換は出来る。この時代が、アメリカに富が集中した時代です。いわゆる「固定相場制」の時代です。この頃が懐かしい、1ドル=360円の時代です。

5)ニクソン・ショック:1971年8月
*** アメリカが自国のドル流出を防ぐために、ドルと金の交換の停止を発表。各国の通貨の調背は行われたものの依然として固定相場制は維持されました(スミソニアン体制)。1ドル=308円と円高になりした。

6)キングストン体制(変動相場制):1976年1月
*** 各国はスミソニアン体制に反発し、変動相場制へと動き出しました。この結果、IMF暫定委員会がジャマイカのキングストンで開かれ、「変動相場制」が承認されました。

以後日本中心の経済変遷を記しますね。

7)プラザ合意(バプル崩壊):
*** 日本経済の高度経済成長の時代です。浮かれすぎていた日本に衝撃が走ったのは、ニューヨークのプラザホテルで、ドル安円高の状態を導入するプラザ合意でした(アメリカの対外収支赤字の是正を図るためです)。翌日1ドル=235円になり、1年後は125円になり、現在までどんどん円高の状態が続いています。

このあたりからですよ。お金を商品にして、お金の売り買いが盛んになったのは。いわゆる金融経済というものです。村上ファンドや堀江貴文らが粉飾決済をして、老いも若きも、金融、金融一色になりました。実体経済は吹っ飛んでいったのです。失業者は増加し、その数をごまかすために派遣社員制度などができ、人間の労働までも安く売り買い出来るようになりました。

●最初のご質問の「なぜ金をあまり必要としていない人物へ金が集まる?」という答えは、「世界全体が、お金を堂々と商品として売り買いした方が、汗水たらして働くより、手っ取り早く大金が手に入れることができるというグローバル金融経済へ移行したから。」です。

共産(社会?)主義国家であるはずの中華人民共和国ですら、金融経済体制に組み込まれています。これがグローバリズムの本当の意味です。

日本なども、現在は金融ファンドだけでなく、銀行、郵便局、各種実体経済の元である企業などもすべて金融分野をもっています。金融分野をもっていないのは「最もお金を必要としている貧乏人」なのです。

大学の経済学などは、この「貨幣制度」を前提として進めている学問であって、現在の状態を基本的にすっきりさせるための学問ではないわけです。興味がおありなら経済学史を学ばれてはいかがでしょう。この貨幣論・価値論いろいろな学説はあるにはあるのです。

いずれにしても、現在の金融体制が続く限り、金持ちはどんどん金持ちに、貧乏人は貧乏人のままか、もっと貧乏になっていくのです。
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単純すぎる理屈ですね。

ただし論理はこうでしょう。

>金をあまり必要としていない人物へ金が集まる

ことは論理的にありえません。

金をあまり必要としていない人物は金を集めません。


人が金を集め始め(これが大事)、↓

金が集まると相対的にカネを必要としなくなるからたまり始める。また、たまった金が必然的にカネを産み、更に増えるということでしょう。この循環で世界の大金持ちは世界中の金融資産を自己へ集中させるまでになっています。

貧乏人は金を集めることに集中するのではなく、カネを使うことに集中するからたまらないのだと思います。
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>なぜ金をあまり必要としていない人物へ金が集まる?



集まるというより、”留まる”と考えた方がよいと思います。

お金は「入力」と「出力」その差し引きが「残高」です。

お金をあまり必要としていない人物は、「出力」が少ないために、入力の一定部分が「残高」としてドンドン累積してゆくわけです。

私事で恐縮ですが、私は1980年代に不動産価格が高騰するので、一生借家住まいで良い(=購入資金を必要としない)と思い、2004年まで25年間借家に住まっておりました。
すると、マンション購入費用、管理費、修繕費、固定資産税、ローン金利、火災保険などの費用が発生しないためにドンドンお金がたまります。
2000年を過ぎるころには、バブルの頂点で建設された高級マンションが半額ぐらいに下がっているので、溜まったカネや値上がりした株などを処分して現金で高層マンションの中古を買いました。
家族がそれぞれ一部屋ほしいのに賃貸は2LDKぐらいが多く、3LDKに住むには購入が必要だったわけです。
新築マンションにはこだわらなかったので数千万円単位でカネを使う必要が無くなりました。

マンションを購入してい見ると、今度は家賃を払う必要がなくなってしまいました。
25年間、東京都心で、毎月かなりの家賃を払うことに慣れていましたが、毎月その分が不要になっても、使い道がありません。
毎月の経費の中で一番高額な家賃が無くなってみると、益々お金を必要としなくなってくるんですね。

クルマも新車を一台買うと長く使います。最初のは11年、二台目は13年使用しました。
ドイツ製の二台目はまだまだ問題なく使えたのですが、営業の人が「決算対策でお願いします」とおっしゃるものですから、三台目を買いました。

すると、13年使ったクルマと違って、毎年の点検整備費用がまるでかからなくなってしまいました。
しかも、車両が大きくなっているのに、直噴エンジンと6段変速機で燃費が良い。
前と同じだけ走ってもガソリンの消費量が1割以上少ない。
ここでもカネを使う必要が減ってしまいました。

最後ですが、子供が医学部に進学することを考えて資金を準備しておきましたが、医学部には進学せず、IT系に進学し、就職してしまいましたので、医学部用の学費はそのまま残り、老後の資金となっております。
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ない物を追うのが楽しいからです。


お金がなければお金を欲しい。
お金があると他のものが欲しい。

お金があるからお金が不要なのです。
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お金が必要というのを、経済的と心理的に分けて考えるべきでしょう。


そして、質問者様の場合は、経済的心理的にお金を必要としていると思います。
心理的必要性があるということはお金の心配と関心に頭脳が使われているということです。
言い方を換えれば、お金を稼ぐ方法の方には頭脳が使われていないといことです。

一般的に、経済的にお金を必要としていない者は心理的に余裕がありますから
気楽にお金が稼げるのは事実でしょう。
しかし、経済的に必要でも心理的に必要でない者に比べたら弱いものです。
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先祖代々、積み重ねて来たものがあるからです。


たとえばうちの近くに江戸時代からの庄屋さんでこの辺りの土地をたくさんもっている一族がいます。そのうちの一人を知っていますが、まるで迫力がなくぼんぼんそのものという感じですが、仕事の依頼が勝手に舞い込んで来て潤沢です。普通の人間なら営業努力をして回らなきゃいけないのにその人の場合は一族やその関係者から仕事が来るんです。まあ、恵まれた人達です。
我々平民は頑張るしかないんですよ。(涙)
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そういう人は自分が必要なものを買うこと以上に、自分で新しい価値を作っているからではないでしょうか。

たとえばおいしい物をレストランに食べに行く代わりに自分で作れるとか、普通ならゴミとして捨ててしまうものから面白いものを製作できるとか、とにかくお金を使う代わりの楽しみ方を持っている人はそうでない人よりお金を必要としないはずです。またこういう人は有能である人が多いと思いますから、収入の良い職に就いていることも大いに考えられます。
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