プロが教えるわが家の防犯対策術!

犯罪やアウトローを描いた作品は昔から人気がありますよね。

私が読んだ漫画でいいますと、『ゴルゴ13』『ブラックラグーン』『闇金ウシジマ君』『ミナミの帝王』……他にも色々あります。
映画はあまり見ませんが、映画でもギャングものなどがたくさん作られていますね。

私はこれらの作品が好きですが、「なぜこれらが人気になるのだろうか?」と思うことがあります。
これらの作品で描かれていることは、明らかな犯罪行為ですし、現実社会であれば、我々が唾棄するであろう行為ですよね。

「現実社会ではお目にかかれない犯罪が描かれていておもしろいから」
「スリル満載で楽しいから」
というのは、確かにその通りかもしれませんが、それだけでは説明できない気がします。

善や正義に対する嫌悪感、こういう犯罪やアウトローに漂う「悪の美学への憧憬」といったものが根底にあるように感じられるのですが、皆様はどう思われますか?

A 回答 (10件)

No.7です。



後になって思いついたんですが・・・

一般ダークヒーローって、法で裁けなかったり、何かに守られていて手が出せない”許せない”人物を 法も何もかもを超えて”悪の形”を取って裁くヒーローかな?って。


そして生きていれば正義って実は人それぞれ、いろんな考え方の人がいるって気が付く。
Aの言ってる事もBの言ってる事もCの言ってる事も 単体で見れば正しく思う。
でも揉めて喧嘩になる。
何がいけないんだろう? 真実は他にあるのかも・・・
揉めたく無いなら全員で意見を出し合って 妥協点 を見つけないとなんない。
でもみんなそれぞれの正義があるから曲げたくない。
本当に納得のいく場所を見つけられるって多分無い。遺恨や苦しみが残る
もやもやをみんな抱えてるなら、”強烈な迷いのない人”は魅力に見えるんじゃないかな?


あと、本当に悪役(敵サイド)で魅力が違った形であるパターンがある。
悲惨な境遇で生きてきた人たち
同情? 
目を背けたくなる悲惨がある事を知る 逃げる自分の罪悪感?
”ここで生きていく”といった覚悟をすでに一度超えて生きている”強さ”が魅力にみえる?
目を離す事が出来なくなる 強烈さ がここにもある
でもこれも”人”の中にある、ある意味とても人間らしいものなんだな・・・


強さの問題なのかも。

自分よりもずっとずっと強い。
あまりの強さに手の届かなさを感じる
でも人間味を感じて親しみが出来、強さへの憧れも出るのかも
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 こんにちは。



逆なんではないでしょうか?(・・)

 「悪に対する“強烈な嫌悪感”」のような気がします。


主人公は、悪ではなく“悪に扮した「偽悪」”というか。


 『嫌悪感』という言葉自体が、すでに“悪を嫌っている”ではないですか!?
(質問者様の文章自体、「悪を嫌っている」感じがプンプンしていますし)



※関係ないですが、『ゴルゴ13』の主人公って、どこか俳優の小林稔侍さんに似ていませんか?(^^)
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ニュースでの凶悪事件、サスペンス、推理小説 


皆んな釘付けです。

人間はそもそも犯罪が大好きなのです。
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自分が決して出来ない、やっちゃいけない事を代わりにしてくれてるから かな?



自由過ぎる人が脇役でいる作品を読んだ後、飲食店の席に座って目の前に「非常ベルボタン」という状況が出来た時、「○○さんなら押してくれるのに・・・!!!」と思ったことが。

普通の人は後の事を考えて出来なかったり、ダメって判ってるから出来ない事を この自由すぎる人 なら後の事が分かった上で何のためらいもなく 行える この恐ろしさと自由さ に惹かれた事が・・・

だから、これもそうかな?と。
出来ない生き方を「代行」して「見せて」くれる。

誰でも負の感情ってあるしね。
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そうかも?です



萬田さんも極悪金貸し人ですが、最後は笑ってジ・エンドだし、ジャイアンだって最後はのび太を助けますからね
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単に自分に置き換えてアウトローになった気分を味わっているから人気があるのかと思います。


ただ、中には現実と妄想の境目が分からず暴走する輩も少なくないので、単純に楽しめれば良いという感じなのかも知れませんね。
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何十年も前からの、ゴルゴ13の愛読者です。


当方、女性ですが、その良さを理解してくれる女友達はあまりいません。
男友達だと、話は盛り上がりますが・・・。

ご質問の中で挙げられた作品の中では、残念ながらゴルゴ13しか読んでいませんが、任侠映画でもマフィアなどの映画でも、主人公の立ち位置が「悪の中の善」を有しているからではないでしょうか?
善も悪も区別できないチンピラではないという事です。
いわゆる、昔の極道は、素人には手を出さないとか、地域の治安を守るような必要悪的存在だったようですが、例えば最近のハングレは狂気を感じる人間もどきの集団という印象です。
「これだけは、やらない」という信念なんて、100%無さそうですよね。
つまり、親分子分とか兄貴分と弟分とか「ダチ」同士とか、男性ならではの人情や浪漫が必要な訳で、ハングレにはその辺が欠落しています。
だから、ウケません。
カッコ良くないですしね。

考えてみると、質問者さまのご質問の意図から考えると、「アウトロー」というよりも、「義賊」の方が相応しいのではないかと思います。

あとは、ストーリー性が優れているという事です。
ゴルゴ13の、リサーチ力なんて、本当に凄いと思います。
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会社でやりたくないことをしているとか。



人は、なにかしらガマンしています。

そうなると、悪のような自由に振る舞うことに憧れるのでしょう。

ダークヒーローもそうだし、プリズンブレイクのような脱獄もの
も人気ですね。

それだけ日本には奴隷が多いのでしょう。
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こんばんわ。


人間100%善人はいません。
例えば、丸2日何も食わず、自分の前に食べ物が
置かれたらどうしますか?
恐らく、耐え切れず、こっそり少しだけでも食べて
しまうでしょう。
まぁ誘惑に負けた、人間の弱さの悪なのです。
誰しも、善人でいたいものです。
しかし、善人に対極にある悪人も人間の中に潜んでいる
ものです。
その悪人には、誰しもなりたくはありませんが、人間には
なれないものに、多少の憧憬、願望を持つものです。
なので、アウトローや犯罪の映画は、自分がなれない、できない
憧れから、それらを自分に重ね合わせているのです。
なので、人気があるのだと言えます。
私も、どちらかと言うとギャング映画が好きです。
まぁドンパチドンパチして、撃ち合うシーンは、どこか爽快ですし、そ
して、悪人の美学を感じずにはいられません。
まぁこれも、私の心の悪の一部の憧憬ですかね。
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世界経済が低迷して幸せな人が減ると、絵、写真等でも、幸せを描く作品は売れなくなるようです。


南アフリカ共和国の報道写真家ケビン・カーターは、もともと美しい景色を撮影していましたが、売れないので人々の哀しみや苦しみを撮るようになったと言います。 1994年、ハゲワシが餓死寸前の少女を狙っている『ハゲワシと少女』という写真で ピューリッツァー賞を受賞。彼はスーダンの飢餓を訴えたかったのですが、周囲から「なぜ、少女を助けなかったのか?」と非難され自殺してしまいました。
日本の場合は、いつからか競争社会になり、「サザエさん」より犯罪やアウトローを描いた作品を求める人が増えたのだと思います。
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