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「強くてしなやかなカップルをつくる魔法の結婚式」(中村典義・著)にどうにも理解できないところがありました。

著者はそこで「見きわめてほしいと私が願うポイントはおわかりいただけますね?」と、読者に対して問いかけています。しかし私は、著者が言っていることがどういうことか、さっぱりわかりません。

著者のその「お分かりいただけますね?」という言い方には、わかるだろう(わかって当然)という思い上がりみたいなものがあります。みなさんは著者のその説明が理解できますか。理解できるという方がおられましたら、どういう事か説明して貰えませんか。

私がわからないのは以下の文章です(同書の146~148ページ)。「出来ちゃった婚」について書いています。

 これからお話することは、現場のリアルな声として聞いてほしいのですが、子供ができた時、本当に「授かった」と受け止めているカップルと「妊娠した」と受け止めているカップルがいます。
 その違いは「男の子の態度」と「女の子の目」に現れます。 
 男の子がしっかりと腹をくくっている場合、女の子は頼ることのできる存在がいますから、安心して未来を考えることができます。 
 では、男の子がしっかりと腹をくくってない場合はどうか?
 女の子は「彼は変わってくれる、産まれたらいいパパになってくれる」と自分に暗示をかけます。
 好き合ってお付き合いしているのですから、相手を憎からず思っていることは間違いないでしょう。だからといって「この人と一生を共に・・・」と思っているとは限りません。
 実際に多くの人が「付き合う人と結婚する人は別」と言っていますし、20代前半では結婚をリアルに考えてお付き合いしてない人が多いでしょう。そもそも付き合う時点で結婚をイメージしろと言っても難しいことです。
 しかし、二人の結婚への意識とは無関係に妊娠は起こりえます。

 昨今の出来ちゃった婚は「授かり婚」とまで言われ、非常にポピュラーなものになりました。罪悪感を持つこともほとんどありません。
 しかし堂々と公表することがある種の弊害を生んでいるようにも思います。それは「妊娠=結婚」と安易に決めてしまう風潮です。 
 私はどうすることが正解だと述べる立場ではありませんし、そのカップルによって正解は違うとも思います。
 ただはっきりと断言できるのは、結婚式の打ち合わせで私の前に並んで座るカップル、そのすべてが幸せそうな笑顔をしているわけではないということです。

 『彼はきっと変わってくれる』『私の選択は間違ってない、きっと幸せになれる』と自分に暗示をかけながらウェディングドレスの試着をする新婦が確実にいます。
 それが不幸になると決まったわけではありません。彼は子煩悩で素敵なダンナ様になるかもしれません。
 自信を持って結婚したけどうまくいかないカップルもたくさんいます。全てのカップルに多かれ少なかれギャンブルの要素はあります。
 腹をくくれない男を前にした時、女の子はあきらめるか、自分に暗示をかけて前に進もうとします。見きわめてほしいと私が願うポイントはおわかりいただけますね?
 ちなみに離婚率の全国平均は30%以上ですから再婚はめずらしくありません。
 しかしバツイチの男女の数は同じはずなのに、 (以下省略)

「著者の思い上がりか、読み手の読解力不足か」の質問画像

A 回答 (8件)

NO・6 です。

敏速な補足いただきありがとうございます。

私の思ったとおりの文脈です。
やはり、女性は慎重に相手を選ばねばならないよという流れなのでしょう。

>現が適切でないところは至るところにあります。困ったものです。

仰るとおり、プロの文章家が書いたものではないということでしょうね。

お礼方。蛇足でした。

この回答への補足

プロの文章家が書いたものでも間違いはあり得ます。ましてや、素人が書く文章などは間違いだらけと言っていいと思います。それを指摘して立派な文章にするのが編集者の仕事です。

この本の編集者は編集者としてすべきことをしていないと言えるのではないかと、私は思います。

補足日時:2013/10/02 10:53
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この回答へのお礼

重ねての回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/10/23 09:25

男の態度を見極めろ


自分の自己暗示でないか見極めろ

二通りに取れる気がするし、両方かもしれないな、とも思います。

この回答への補足

よくよく考えたのですが、「男の態度を見極めろ」ではないかという気がします。

「腹をくくれない男を前にした時、」と言っていますので、その男が本当に結婚する意志があるのかどうか、結婚するに値する男なのかどうか、それを見極めろということではないでしょうか。

とにかく、この文章では著者が言いたいことはすぐにはピンと来ません。これは表現力不足によるもの(言葉足らず)と言っていいと思います。

この本の担当した編集者は果たして著者のこの文章をどこまで理解したのかと、私は思います。おそらくろくに読んでいないのではないかという気がしてなりません。おかしな話です。

補足日時:2013/09/29 17:52
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/10/23 09:26

私も質問者様の解釈に賛同します。


著者は結婚式場の運営者なのでしょうか。それでいて「妊娠したって、それだけで安易に結婚するべきでないよ」と書いているのは皮肉です。ここが私にはインパクトがありましたw。

そのあとの文章が私には読めませんが、離婚した後の子持ち女性の苦労話などがあるのでしょうか?結婚の一時だけの幸せ(結婚式をしたい、したい)との比較などがあればかんぺきですがね。


>このことから導き出されることは、「相手(ここでは男)が結婚するに値するかどうかを見きわめてほしい。自分を(暗示などして)ごまかすな、安易に(現実に)妥協しないでほしい」ということではないでしょうか。

私もそう思います。
ちょっとぼかした書き方になっているのは、この著者が、一番言いたいことを読者にしっかり自分で考えて、結論を出して欲しい(2重の意味で)という意図があるのではないかな、とわたしは思いました。もちろん、ひとそれぞれですから、自由といえば自由なのですが。


ご参考まで。

この回答への補足

(2013.9.29 18:08 補足)

>そのあとの文章が私には読めませんが、離婚した後の子持ち女性の苦労話などがあるのでしょうか?

次のようになっています。

>ちなみに離婚率の全国平均は30%以上ですから再婚はめずらしくありません。
>しかしバツイチの男女の数は同じはずなのに、再婚の比率は圧倒的に男性が上です。その理由は子供の存在です。
>子供がいる場合親権はほぼ母親が取りますから、その人が再婚しようとする相手は同時に子供の父親にもなるということです。
>私が子連れ結婚式をした回数はわずか10組ほどです。離婚率の全国平均は30%なのに・・・です。若いシングルマザーはたくさんいます。
>そんな背景から、子連れ結婚式をプロデュースするたびに「奇跡」を感じてしまいます。なぜなら、  (以下省略)

>私が子連れ結婚式をした回数はわずか ⇒ 私が子連れ結婚式をプロデュースした回数はわずか

とすべきでしょう。表現が適切でないところは至るところにあります。困ったものです。

補足日時:2013/09/29 18:08
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/10/23 09:26

私が思うに、『著者の思い上がりか、読み手の読解力不足か』という問題ではないと思います。



>「見きわめてほしいと私が願うポイントはおわかりいただけますね?」
という言葉を素直に読むと、国語の文章題のように『ここで書かれている作者の意図は?』という内容になるかも知れませんが、『考えてみてください』あるいは『将来のご自身、あるいはご自身の周囲に訪れる事だと置き換えてみてください』のような意味の婉曲表現じゃないかな?

作者自身が
>私はどうすることが正解だと述べる立場ではありませんし、そのカップルによって正解は違うとも思います。
と書かれているように、「出来ちゃった婚」に関しては決まった正解のない問題だと思えます。
作者の目から見ると、この正解のない問題に対して最近の風潮は、『「妊娠→結婚」が決まった正解だと考えられている』ように見えているんじゃないでしょうか。
その事に対して自分の意見を添えて問題提起した。あとはそれぞれの読者が考えて欲しい、という意図だと思います。

「考えてみてください」と直接書いてしまうと、『考えたつもり』で終わるかも知れないので、「おわかりいただけますね?」と婉曲表現で書いた。
『えっ、どういう事?』と思わせて、実際に考えさせる作者の狙い。
実際に考えさせられた質問者様は、そんな作者の狙いにまんまとはまった。(質問を読んで考えさせられてしまった我々回答者は、そんな作者の狙いに巻き込まれてしまった)
考えさせられた上で、それぞれが得た結論がそれぞれの正解。
という意図なんじゃないかなと思います。

この回答への補足

著者は、「結婚式の打ち合わせで私の前に並んで座るカップル、そのすべてが幸せそうな笑顔をしているわけではない」と、明確に断定しています。さらに著者は、「妊娠=結婚」と安易に決めてしまう風潮を否定的に見ています。

このことから導き出されることは、「相手(ここでは男)が結婚するに値するかどうかを見きわめてほしい。安易に妥協しないでほしい」ということではないでしょうか。


著者の意図が、『えっ、どういう事?』と思わせて、実際に考えさせようとしているところにあるとしても、さまざまに解釈できるその記述は非常に問題だと言わざるを得ません。

この著者は、他のところでも訳のわからない記述をしています。どうしてこういう文章が本として出版されるのかと思ってしまいます。

補足日時:2013/09/25 19:30
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/10/23 09:27

作者は「男が腹をくくってるかどうか見極めてほしい」という風に書きたいみたいですね



ですが、その前に著者の適当な思考がそのまま文章になり
その部分が目に入るため読めないんだと思いますよ
よくこんな文章で出版してると思います、出す前に編集が仕事するべきでしょう
私も何処にかかっているのか少し悩みましたから

他にもツッコミを入れると
>しかし、二人の結婚への意識とは無関係に妊娠は起こりえます。
避妊すりゃいいだけの話ですよねぇ

それ以前に
まず結婚する年齢の男性、女性を、男の子、女の子と言ってる時点で気持ち悪いです
著者の認識の甘さが伝わってきます

この回答への補足

>作者は「男が腹をくくってるかどうか見極めてほしい」という風に書きたいみたいですね

なるほど!!

そうだと納得です。

しかし、あの文章からはそれが素直に出て来ません。

やはり問題がある文章といえますね。

補足日時:2013/09/25 13:20
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/10/23 09:28

著者が


断言している文、
思う と書いている文、
かもしれない など、予測を書いている文
を分けてみるといいかも。

断言している文だけを見ると、
妊娠したときに、即、結婚と決めつけずに、判断してほしい。
と、私には読めます。
理系なんで、理屈でしか読めないんで、もっと深い意図があるのかもしれませんが。

この回答への補足

>妊娠したときに、即、結婚と決めつけずに、判断してほしい。

なるほど、そういう解釈もできますね!!

様々な解釈ができるということは、著者の説明が不十分という事です。不十分(言葉足らず)だから読み手が無理して解釈せざるを得ません。言わずに(説明せずに)わかって貰おうなどというのは傲慢というものです。

「私が願うポイントはおわかりいただけますね?」という書き方には「上から目線」が感じられます。

ここは、「私が願うのは・・・ということです」と謙虚に書けば何の問題もありません。どうしてそういう書き方ができないのでしょうか。ブライダルの専門家としてのプライドが関係している……?それとも単なる自意識過剰……?

補足日時:2013/09/25 14:05
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/10/23 09:28

会話や議論、はたまた 訓戒してても(されても) 十分に意思や意図が伝わらない事の方が多いのではないかな



男か女の子の立場で思うポイントなのか、見極める事が主旨だけなのか、見極めた上での行動まで解れ?なのか

そこからの後の文意の方が更に解らない

この回答への補足

>腹をくくれない男を前にした時、女の子はあきらめるか、自分に暗示をかけて前に進もうとします。

ここもわかりづらいところです。

「女の子はあきらめるか」とありますが、「何を」あきらめるというのでしょうか。おそらく「結婚すること」ではないかと思いますが、それならどうしてそれを省くのかと思います。「女の子は結婚を(結婚することを)あきらめるか」と書けば何の問題もありません。

そもそも、結婚する男女に対して「男の子」とか「女の子」という言い方もどうかと思います。

「彼」とか「彼女」とか言っているところもあります。表現の仕方が統一していないのもかなり問題ありといえます。

補足日時:2013/09/25 14:57
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/10/23 09:29

「腹をくくれない男」をみきわめろ、かな?

この回答への補足

>「腹をくくれない男」をみきわめろ、かな?

なるほど!!と思います。そうかもしれません。

しかし、あの文章からはそのことにすぐには結び付きません。

あれこれ考えてようやくわかるというのは、やはりわかりにくい文章ということです。

なぜわかりにくいのか。それは言葉足らずだからです。

わかるはずという一方的な著者の思い込みで書かれた文章がわかりにくいのは無理もありません。

補足日時:2013/09/25 14:12
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/10/23 09:29

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