単二電池

上の三つの病気の違いについて教えてください。
79歳の一人暮らしの伯母が先月アルツハイマーと診断されました。
諸般の事情で、最初に病名がついた病院から別の病院へ移ったのですが、二度目の病院ではアルツハイマー+老人性うつ病という診断でした。
現在、抗ウツ剤とアリセプトを服用しています。私自身はうつ病を何度か患っているので、その症状は身をもって知っているつもりですが、老年性うつ病は、若い人のうつ病とどこか違うのでしょうか。アルツハイマーと老年性うつ病との関係も教えてください。

A 回答 (2件)

 アルツハイマー病は、進行性に脳細胞が死滅していく病気です。

初期には自覚(病識)がありますが、進行すると自覚がなくなります。
 うつ病では、病識があります(&進行性疾患ではありません)。従って、うつ病の方は、自分の物忘れをとても気にされていますが、アルツハイマー病の患者さんは、物忘れをあまり気にせず、従って周囲の人達が困ることになります。
 若い方のうつ病では、仕事などのストレスが一番の誘因ではないかと思いますが、老年期のうつ病では、年をとって体が思うように動かなくなり、病気への不安・寂しさなどが大きな誘因となっているようです。
 アルツハイマー病とうつ状態が合併することも多く、アルツハイマー病が主体なのか、うつ病が主体なのか判断に迷うケースは多々あります。痴呆症の薬(=アリセプト)に反応するのか、抗うつ薬に反応するのか、進行性の有無はどうなのか・・といったことでどちらの病気なのかを判断することになります。
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アルツハイマーとは穏やかに発症し、ゆっくりと進行します。

もの忘れが多くなり、新しいことが覚えにくくなったり、根気がなく家事や仕事が続けられなくなるのが第1期です。第2期に進むと、場所や時間がわからなくなり、幻覚や徘徊なども始まり、自立が無理になってきます。さらに第3期では、家族の名前や顔までわからなくなり、会話もなりたたず日常生活が困難になってきます。また、老年性うつ病とは原因の大部分が喪失感で、家族との死別や社会的地位の喪失などが引き金になるようです。老年期のうつ病は、若年者のうつ病とは異なり、自らゆううつな気分をうったえることが少なく、「楽しくない」、「心が晴れない」などと表現することが多く、一見それほど深刻なようすに見えないので見のがしやすいのですが、進行すると、思考の停止が起こり、自責感、被害妄想などに悩まされ、ついには死にたいと考えるようになります。また、不安やイライラが強くなり、正常な記憶や思考ができなくなり、こうなると、痴呆の症状が出てきます。うつ病とアルツハイマーの両方の進行を抑えるように治療された方がいいかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。伯母のアルツハイマーは現在第2期ぐらいの感じです。その周辺症状としてウツっぽい感じが出ているのかも?と思いました。ただ、症状に波があるらしく、とても朗らかでよく笑いよく食べよく喋る日も多くあります。脳血流SPECTという検査の結果待ちです。No.1さんもNo2.さんにも、基本的なことをいろいろ教えていただき、ほんとうにありがとうございました。お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。

お礼日時:2004/05/15 19:09

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