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動的な磁場と電気的な諸性質との関係(誘電率、透磁率、導電率など)が詳しい本を探しています。
具体的にはコイルによって動的な磁場をつくった空間に物体を置いて、任意の位置の電磁気学的パラメータを計算するようなシミュレーションプログラムを作りたいのでそれの参考にします。
岩波の長岡 洋介の二冊にはあまり載っていませんでした。

A 回答 (4件)

理論的な面がかっちりわかるのは砂川重信『理論電磁気学』。


あと、ファインマンの3巻『電磁気学』、4巻の『電磁波と物性』が入りやすいと思います。ランダウはもちろんいいのですが、やや高度なのと単位系がCGSなのがちょっとやっかい。

シミュレーションということなので、有限要素法だとどう材料を組み込むかを具体的に教えてくれるのがこちら。ほかの方法でも大きなヒントとなってくれるはずです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4627732015/

この回答への補足

ありがとうございます。
差分法でやってみたいのですが、差分法の電磁場解析の本はないでしょうか?

補足日時:2013/10/27 02:45
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一部、訂正です。

すいません。
電磁波解析のFDTDでの設定で表面だけと書きましたが、これは金属もしくはそれに近い材質の場合です。誘電体(非導電体)の場合は差分格子の中で有効に設定できます。ただし、やったことはないですがフェライトなどの非導電性強磁性体は精度的に厳しくなりやすいはずです。
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洋書はちょっとわかりませんが、和書にはないですね。

私は電気学会の論文と報告書で少し見たことがあるだけです。それもかなり昔の文献です。
材料がある場合の電磁場の差分法解析は精度が出にくく(発散もしやすい)、ほとんどやられていません。今は1人も研究者がいないんじゃないでしょうか?マルチフィジックスの特殊条件としてならやられてるかもしれませんが、その場合は別の場を一緒に入れるので整合上仕方がないという場合でしょう。たしかにプログラム上は差分法が楽ですが。

近いという点では以下でしょうか。FDTD法などという名前がなぜか使われるようになってますが、本質的には差分法で変わりません。ただし、電磁波なので材料があってその内部を扱おうというのはできません(材料表面だけしか扱えず、そこでの吸収および反射を考慮できるのみ。中身を扱おうとしたとたん、有限要素法を組み入れて2法併合とする必要がある)。
http://www.amazon.co.jp/dp/4339006890/
私としては先の文献とどれか差分法のテキストとを両睨みで取り組んだ方がいいのではないかと思いますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
文献なし、ですか。
差分法でやってみたい、というのは結果をボクセルで表示したいからなんですね。
とりあえず有限要素法でやってみて、結果をどうボクセルに反映するかを考えてみます。

お礼日時:2013/10/28 01:13

ランダウリフシッツの電磁気学1,2に多分記載されていると思います。

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