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発振回路を作成したのですが、この回路の周波数特性(AC analysis)を見ようとするとエラーになってしまいます。

この回路の場合AC analysisの「number of points per octave」「start frequency」「stop frequency」はどのよに設定すればよいのでしょうか?

回答宜しくお願いします。

「LTspiceについて」の質問画像

A 回答 (2件)

この回路にはAC解析を行う場合に必要な信号源が無いのでAC解析は走りません。



トランジェント解析ならば実行可能です。

この回路は発振回路なので外部から信号源を入れて出力を得る意味がないのです。

 AC解析は回路の入力から出力への周波数伝達特性を信号源の周波数を所望の範囲をスイープして入力に対する出力の応答を解析します。この回路には入力がありません。
 ただ、添付した回路のようにフィードバックループの経路に信号源を挿入(この場合はトランジスタのコレクタと抵抗R1(10kΩ)の間に信号源V2(AC信号源)を挿入します。これですとAC解析を行えます。
 AC analysisの「number of points per octave」「start frequency」「stop frequency」の設定は;
   「number of points per octave」:必要な細かさに応じて決めればよい。たとえば100
   「start frequency」:周波数特性を確認したい帯域の最低周波数を使う、たとえば0.1Hz
   「stop frequency」:周波数特性を確認したい帯域の最高周波数を使う、たとえば10MegHz
 この設定でAC解析を走らせてから、プロットペイン上にマウスのカーソルを持って行き右クリックして開いたサブメニューからAdd traceを左クリックして選択します。するとサブウィンドウが開きます。
サブウィンドウの中央に大きなボックスがあります。
 そのボックスからV(out)を左クリックすると下のExpression(s) to addという横長のボックスの左端にV(out)が表示されます。次にそのボックスのV(out)のすぐ右を左クリックしてからPCのキーから/を入力します。次に中央の大きなボックスからV(in)を左クリックしてからOKボタンをクリックしてサブウィンドウを閉じます。
 するとプロットエリアにこの発振回路のオープンループの周波数特性が現れます。実線がゲインを点線が位相を表します。
「LTspiceについて」の回答画像2
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この回答へのお礼

大変わかりやすかったです
ありがとうございました

お礼日時:2013/12/08 20:22

AC解析は入力-出力特性なので、出力(out)から入力(in)への帰還経路を切って、添付図のように、入力側に信号源を置いた状態でシミュレーションする必要があります。



この回路の場合、帰還経路がトランジスタのバイアス回路になっているので、単純に帰還経路を切ってしまうと、トランジスタが動作しなくなります(動作状態でのAC解析はできない)。そのため、添付図のように、適切なベース抵抗(R6)を接続して、トランジスタの動作点(無信号時のコレクタ電圧)を2Vから4V程度になるようにした状態でシミュレーションすれば、添付図のような周波数特性が得られます。

この発振回路の発振周波数は、周波数特性の利得が0dBより大きく位相が180度遅れるところ(500Hzくらい)なので、AC解析の条件の Start Frequency を 1Hz、Stop Frequency を 100kHz とすれば、発振周波数がこの範囲に含まれます。Number of point per** は Type of sweep が Octave の場合は10程度、Decade の場合は50程度でいいです。

Aまた、C解析では、以下の手順で、信号源(V2)をAC解析用に設定する必要があります。
・信号源(V2)を右クリックして出てきた画面の右側にある Small signal AC analysis の AC Amplitude と書かれた欄に1を記入(AC Phaseには何も書かなくて良い)→ OK
「LTspiceについて」の回答画像1
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この回答へのお礼

わざわざシミュレートまでやって下さりありがとうございました。

お礼日時:2013/12/08 20:22

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