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私は、「彼」にかかるとおもったのですが、答えは「力」でした。ですがその理由がわかりません。なぜこうなるのか、なぜ「彼」にかかってはいけないのか、詳しく教えてください。

A 回答 (10件)

 こんばんは、学生達のレポート提出を先程に締め切り少しばかり時間も空いていますので、お話しします。


「助詞『の』」はその使い方によって様々な理解の仕方を示します。それだけに使い方を誤りますと文のニュアンスを読み取る場合に困難を生じさせる原因ともなる厄介な存在でもあります。
 例えば「彼の本」という場合は「彼が持っている本」「彼について書かれた本」と少なくとも二通りの解釈も成り立ってしまいます。
 ではその違いを「どうすれば見極めることができるか」との疑問に応え、そのための方法を理解することが必要となります。
 具体的に追ってみましょう。でもその前に一つ。「文には主語(または主部)と述語(述語)」があります。これは日本語でも英語などの外国語でも同じです。けれども日本語では「時として、主語が省略される場合」がしばしばありますが、述語が省略されるケースは殆どありません。述語は「述べたいことを示す部分」ですから、それがなければ文として成り立つ可能性も極めて低いからです。「○○は~である」が「~である」であっても、前後の文脈からは主語を推測して補うことも可能ですが、述語は「である」の部分ですから、それがなければ意味不明となってしまいます。この例題では、その肝腎な部分が欠落しているため、あくまでも憶測でしか判断できませんので、これはあくまでも私個人の理解として受け止めていただければ幸甚です。

 ではこの文にある二つの言葉の位置を入れ替えてみましょう。すると「彼の本来の力」となりますね?。この文にある「の」を別の格助詞に置き換えると「彼が持っている本来の力」となります。すると「彼が持っている力」に対し、それは潜在的に持っているとの説明を示すことになります。
 「彼の本来」としても、それは「彼が本来的に持っている」として「力」を修飾する言葉になります。本来的には少しおかしな言葉の使い方になり、普通は「生まれつき」や「生来」などの表現が適切です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。 忙しいところすいませんでした(笑)

お礼日時:2013/12/19 04:06

こんにちは、質問者様:


回答します。

本来の彼の力

本来の

彼の

の2つの修飾語がどちらも"力"を修飾しています。
ので、この2つの順番を入れ替えても:

彼の本来の力

意味はほとんど変わりません。

ところが、明らかに彼を修飾している語の場合であれば、このようにはなりません。

背の高い彼の力 ≠ 彼の背の高い力

よって、本来のは”力”にかかります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:04

こんばんは、質問者様。


以下回答します。

「本来の彼の力」

彼の、が所有格で力を修飾しています。
その都合で、本来の、が向かう先は:



になります。

どうしても、彼を修飾したいのであれば:

本来の彼が持っている力は・・・

等として、所有格を断ち切れば可能になります。

でも、面白い話題ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:04

まさに、日本語の感性、理解力が問われますね。


つまり、どんな場面で使われたか、が問題です。
質問の内容だけでは、どちらの修飾語であっても少しもおかしくありません。
したがって、理由はここに表記されていないところにあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:05

紛らわしい言い方ですが、インタビューなど咄嗟の言葉などではよく見かけます。


「の」の関係を同等に並べたり、順番を替えたりしても意味が変わらなければ、それは並置ですからどちらも最後の「力」にかかると見られます。

1.並置してみて、どちらも通じるか?
・本来の彼の力
○本来の→力、彼の→力
・彼の母の形見
?彼の→形見、母の→形見
・少年の時の彼の想い出
×少年の→想い出、時の→想い出、彼の→想い出

2.置換してみて、どちらでも通じるか?
・本来の彼の力
○彼の本来の力
・彼の母の形見
×母の彼の形見
・少年の時の彼の想い出
○&?彼の少年の時の想い出
×彼の時の少年の想い出
×少年の彼の時の想い出
(特に「少年の時」は一方向の結びつきになっています。)

3.配列の標準的順序
春の日の岡の上の二人の想い出の公園
1)時      春の日の
2)場所     岡の上の
3)人物     二人の
4)事態     想い出の 公園
この手順からすれば、「彼の本来の」の順序なら並置表現であることが明確なのですから、テスト問題としてはやや無理を感じます。
明日の代々木体育館での「彼の本来の力」の発揮が期待できる試合。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:05

「本来の彼の力を出せれば絶対優勝できたのになあ」というような使い方が考えられますね。


この場合、「本来の彼の力」というのは「彼がもともと持っている力」というような意味で用いられています。
ということは「本来の」というのは「もともと持っている」というような意味になります。
とすると、この例文では「本来の」は「力」にかかるということになりますね。「もともと持っている彼」ではおかしいですよね。

「本来の彼の力」という部分だけを見れば「本来の」が「彼」にかかるということは文法上はあり得るでしょう。
ただ、その場合は「本来の彼」と「本来の彼ではない彼」という二つの「彼」を想定するということになります。
その上で、「『本来の彼』が持っている力」という意味で「本来の彼の力」という表現をすることは可能でしょう。
ただ、「本来の彼」と「本来の彼ではない彼」というものをイメージするのはちょっと難しいですね(不可能ではないと思いますが)。それよりも、はじめに出した「彼がもともと持っている力」の方がイメージしやすく、表現としてよく用いられるのです。

あなたの質問には書かれていませんでしたが、問題になっている「本来の彼の力」という表現が含まれている一文を読み直してみて下さい。どうですか。「彼がもともと持っている力」というような意味になっていませんか。もしそうなら「力」が正解になりますね。ただ、その点が微妙なら、先にも書いたように、文法的には「本来の彼」、つまり「本来の」が「彼」にかかっている、ということも可能ですから、問題がよくないということになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:06

「本来の彼であれば力を出せる」



「それは彼の本来の力である」

のように、どちらにもかかりうるものです。

設問が「本来の彼の力」だけであれば、「彼にかかる」という答えが誤りとはいえないでしょう。

前後に文はなかったのですか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:06

「本来の彼」とは、現状と相違する彼は、本質的に違うのだというのか



不具合起した彼を表現するときには使いそう

「彼の力」とあるから、何ではなく、力量に焦点があるのか

今回不本意な成績だったが、本来の彼の力は、もっと上等だと云うのか
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:05

簡単です。


彼の本来の力
と言い換えてみると良く解りますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:06

文脈がわかりませんが、文法上はどちらにかかってもいいです。


いろいろ解釈できるのは悪い文ですね
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/19 04:05

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