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黒沢明監督の「生きる」を見ました。大変感動しましたが、この映画を見た方は、どのような感想を持たれましたか。また、この映画を友人にも勧めたいのですが、たくさんの方の意見を聞きたいです。この映画は小説にはないのでしょうか。

A 回答 (4件)

「生きる」いい映画ですよね(^^)


この作品は黒澤明が、トルストイの「イワン・イリッチの死」をヒントに、「人間が死を宣告されたら、死までをどう生きるか」を主題に共同脚本の橋本忍、小川英雄に問いかける形で練り上げていったシナリオなので、原作小説などはありません。
あえて言うなら、あらためて「イワン・イリッチの死」を読むとまた格別の味わいがあるかもしれませんね。
トルストイ全集などに収録されていると思います。
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この回答へのお礼

さっそくのお返事ありがとうございます。
イワン・イリッチの死 読んでみたいと思います。
志村喬の演技もよかったですが、最後のブランコにのって歌う「命短し恋せよ乙女」を聞いていてじーんとしました。

お礼日時:2001/05/31 22:32

ずっと昔に映画館で見ました。


日本映画も捨てたものではないと思いました。
感動しました。
公園でブランコに乗って『命短し恋せよ乙女』と歌うシーンはずっと心に残っています。
淡々とした展開が逆に主人公の心を表しているようであり、現実感を持ってみることができましたネ。
激しいストーリー展開になれた世代の人々にとっては、かえって新鮮ですばらしいものであるかもしれません。
忘れていたものを思い出させてくれる映画ですネ。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。確かに今の時代には、より感動的な映画ですよね。
同じ気持ちをもった方がおられるのは、うれしいことです。

お礼日時:2001/05/31 22:36

 ブランコのシーンは有名なのですが、私はあえて人間の非常さを描き出したところに色々考えさせられました。

葬儀の場で見せた同僚の人々の熱い涙、それにも関わらず日常に戻れば、あの意気込みはどこへやら・・・という人間の精神の無情であり無常でもあるイメージが、観た後に滓のように残りました。

 黒澤監督の他の作品でも、人の精神は輝くこともあるが、結局は自分勝手なものでもある姿を描かれてることが多いですね。「七人の侍」でも最後は村の人々は自分達を救ってくれた人を疎んじるようになるラストです。他の映画ではラストの大団円でスカッとしたまま終わります。でも本当はそこからがスタートですよね。恋愛が成就したり、敵をやっつけたり、でもそこから本当はつきあっていくうちに喧嘩したり、ダメージを受けた街の復興があったりと、苦労が続きます。
 黒澤監督は、その陰までも私達に差し出して、何を思うか?と問い掛けているような気がします。
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黒沢明監督といえば外国では「七人の侍」等が、とてもよく知られているというのは、周知の通りですが、この間、


日本に観光に来ていた、アメリカに留学しているアフリカ人の人が、「生きる」をシカゴで観たそうで、「とても素晴らしい映画です」と、感激していました。
私も志村喬の演技力には、感動しましたし、若い頃の黒沢監督は、本当に素晴らしい映画を残しています。
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