念仏と題目の違い

友達に南無妙法蓮華経も南無阿弥陀仏も
同じようなものだねといったところ、
「南無妙法蓮華経は題目で南無阿弥陀仏は念仏だ」
と激しく抗議を受けました？？

私からすれば同じにしか見えないのですが、
念仏と題目で何が違うのでしょう。

No.3 ベストアンサー 回答者： organic33 回答日時： 2013/12/20 08:32

２です。

>判ったような判らないような

それで良いんです。
それが八百萬を受け入れている心の広さです。

南無阿弥陀仏は言わば唱え言葉です。同じ南無阿弥陀仏を唱える宗派でも、浄土宗は阿弥陀様を仏壇に安置しますが、浄土真宗は南無阿弥陀仏と書かれた掛け軸を仏壇にかざります。（今は阿弥陀様を安置する家も増えましたが）
阿弥陀様にお願いするのではなく、開祖の僧が説いた、ただ念仏しましょうと言う教えで、なむあみだぶつと言う、地域によってはなんまんだぶと言いますが。
それで全てが救われる。
御経の一部、一部を持って統べてとなす、でしょうか。

南無妙法蓮華経は蓮華経と言うお経のタイトル、題目です。
南無妙法蓮華経は日蓮宗の場合、何度も何度も繰り返しますね、曹洞宗にも出てきますが経の中にタイトルとして蓮華経と出るだけです。
使い方が違うんでしょうね。

南無妙法蓮華経のように何百回も連呼されるより、お経を最初から最後まで詠んだ方が良いようにも思いますが、ヘビーローテーションの方が良いんだという解釈なんでしょうね。

南無阿弥陀仏、南無釈迦無尼仏、南無観世音菩薩など、いろんな仏様を呼びます、それぞれ○○推し、なんでしょうね。
他にも居ますので、それこそＡＫＢ並みに。
質問主様が５０代なら蘭ちゃん派、スーちゃん派、ミキちゃん派とか、ミーちゃん派、ケーちゃん派とか。
一つの事を１００点の理解をしようとすると、他を排除するようになります。アバウトに、アバウトに。

この回答へのお礼

なるほど、タイトルだから題目なのですね。
やはりお経に祈るから題目なのかあ。

おかげですっきりしました。
有り難うございます。

お礼日時：2013/12/20 21:44

No.2 回答者： organic33 回答日時： 2013/12/18 18:34

別のものに例えると、カローラもポルシェ911も似たような物だねと言われたときに、激しく抗議する人もあれば、そうだねと言う人もいます。

で、何が違うかと言うと、南無妙法蓮華経はお経の名前を上げる。
南無阿弥陀仏は阿弥陀様に呼び掛ける。
題目は御経の名前が基。南無妙法蓮華経は蓮華経と言う御経。
念仏は頼む対象のもの。南無阿弥陀仏は阿弥陀様に祈る。
阿弥陀経を経典としている宗派で経を詠むのでなくて、阿弥陀様に祈る。

他を探すと、南無釈迦無尼佛は御釈迦様に祈る。
南無観世音菩薩は観音様、御願い。
等々。

日本は八百万の神々と共に在る人々ですから、その中には仏陀も存在します。
スルーする人も激しく抗議する人も八百万なんです。

この回答へのお礼

よく読んでみたんですけど、
分かったような分からないような感じです。

少し確認したいんですけど、
お経に祈るか阿弥陀様に祈るかの違いなんでしょうか？
お経に祈るから題目になるんでしょうか？

お礼日時：2013/12/19 16:28

No.1 回答者： marbleshit 回答日時： 2013/12/18 16:09

目的が大きく異なっています。

仔細な仏教学講義は省きますが、
日蓮宗教系の題目とは、
現状打破、宿命転換への生命の祈りであるのに対し、
浄土宗系の念仏とは、飽くまでも死後の救済、
極楽浄土への渇望を念じたものであるからです。

例え意味も分からずにこの何れかを
唱えていたとしても、魔可不思議なことに、
その人間の人生を根幹から決定付けるものと
なってしまうのは、多くの実例が示すとおりです。