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パソコンなどに用いられている単結晶Siの純度は
とても高いと聞いたことがあるのですが、
どうしてそんな高純度が必要なのですか?
また、そんな純度は一体どのようにして
得られるのですか・・?

気になったので、どなたか教えて下さい。

A 回答 (3件)

実は純粋なシリコンではうまく半導体としての


性質は示しません。
純粋なシリコンに混ぜ物をして(ドーピングと呼びます)
p型とn型という二つの性質の半導体として使用します。

つまり最初に純度が高くないと混ぜ物をしたときに
どちらになるかわからなくなるということになります。


また純度の上げ方ですが、
純度の高い氷の作り方と同じです。
水が氷になるときに
周りから氷になるのは見たことがありますよね。
そのときにできている外側の氷には不純物が少なく、
なかにたまっている水には不純物が多く溶けています。
そこで中の水を捨てると
最初の水よりも不純物の少ない氷が得られます。
これを繰り返すと純度の高い水が得られます。

実際にはもっといろいろな技術が使われていると
思いますが基本は上記の方法がとられていると
思います。
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 確か、電磁誘導の原理で、シリコンに電流を流し、その摩擦熱で、溶かし、種シリコン棒を入れて付着させて純粋(9が小数点以下12桁?になるまでにして)引き上げる動作を繰り返し、取り出したと思いました。

金属の精錬に使う原理です。専門の方で誘導過熱と言う。
 つまり、コイルの中に、不純物の混じった、シリコン(鉄、アルミ・・・)をコイル巻線に接触しないようにし、耐熱容器に乗せ、トランスの2次回路の動作で、または、皆さんが知っている、電磁調理器、に乗せた鉄鍋、或いはIH炊飯器の鉄容器(IHは、induction heatingの頭文字です。訳して、誘導過熱)に交流の磁力線を通すことによって渦電流を流し、その摩擦熱で熱すると同じ動作です。この場合は溶かすまでもっていくわけです。すると不純物部分が糟として分離しますから。
 9が12桁になるまで純度を高めないと、不純物との間に生じる、あぶれ電子や+電気の孔(ホール)が電流となって、雑音や誤動作をすることが分かったためです。
 この程度の純度にして、初めて、シリコンの手(独身電子=不対電子の事=価電子)より、手が1個不足なインジュウムを微小溶かし込んだり(p型半導体)、シリコンより手(独身電子、または、価電子、原子価電子)が1個余分なアンチモンを溶かし込んで、独身電子が手を組めずに、丁度椅子取りゲーム様に電子が1個あぶれてふらつき回る(流れる)n型(negativのn)半導体として、実用的半導体ができました。
 不確かな点(記憶消失で)がありますが。了解ください。


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この回答へのお礼

お礼がとってもとっても遅くなりました(>_<)
分かりやすい説明をいただき、
大変ありがとうございました!

お礼日時:2004/06/21 19:37

純度が高いのは、不純物によって性質を制御しにくくなるのを防ぐため。


また、非常に細かい領域だと、ちょっとの不純物が大きな影響を与えてしまうためです。

その純度は99.999999999%です

純度を上げるのは基本的に再結晶によってです。
結晶は同じものが集まってできる過程で、不純物を排除していきます。
食塩や明礬、硫酸銅の結晶は見たことがあるでしょう。
あんな感じで育てるのです。

参考にどうぞ
http://www.ave.nikon.co.jp/pec_j/society/story02 …

参考URL:http://www.ave.nikon.co.jp/pec_j/society/story02 …
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