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最近、中国古典をいくつか読んで非常におもしろかったです。
もっと色々読んでみたいので、おもしろい中国古典を教えて下さい。
ただ論語みたいな道徳書みたいな物は好きではなく実用的な本が好きなので、そういう本を教えて下さい。

あと、その本のどういうところがオススメかも教えて下さい。

お願いします

A 回答 (3件)

白文を読みたいのか、正史の解説文を読みたいのか、宮城谷先生の様に「一応」正史は下敷きにするが、脚色して小説にしたものが読みたいのかで全く異なります。



例えば手元に春秋左氏伝、竹内照夫先生訳、平凡社を引きずり出しました。
既に「著者」の注があり、更に和訳時の注が乗るから、既にバケモノ。
原文である白文は一切無し、どうせ間違えて読んでは「奇説」を唱える恐れあり。
宮城谷先生は史記を全文書き写してから創作に入られましたが、どう考えても白文の史記を読んだとは思われない、大体史記の白文をすらすら読むのは中国人でも超秀才だけ。
岩波文庫から出ている史記列伝上下だけでも莫大だし、注が足りない。
宮城谷先生は多分、現代の中国史学者が作った、暦年を最初に参照したはず。
さもないと、有る人物があっちでは死んでいるのにこっちでは政権で活躍している、分けの分らぬ世界に引き込まれる。
なお、宮城谷先生は殷から始めて三国まで詳細に読み、正史に基づいた「三国志」を書いて、厭きちゃった。

今はもう書いて居ない。

なお、宮城谷先生の小説で良いなら、「長耳」「沙中の回廊」以上春秋、「楽毅」「孟嘗君」「奇貨居くべし」以上戦国時代、「三国志」後漢の滅亡と曹操(魏の武帝)でおわり。
これの三倍の莫大な名著があるが、背骨はこれだけで良い。
特に三国志演義が「如何にデタラメ」だったかよく分かります。
例えば赤壁の戦は周瑜の天才爆発、諸葛孔明など辺境の内政で失敗続き、泣いて馬謖を斬ったのでは無く馬謖に自分の責任をなすりつけたのだ、馬謖は「脳みそ筋肉派」だったから、負けたのは自分のせいだと信じて疑わなかったから便利だった。
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この回答へのお礼

あーそのことを忘れてました。
あまり原文とかけ離れたものは嫌ですね。
翻訳されてるけど原文に近い訳をしているものがいいですw

回答どうもありがとうございます

お礼日時:2014/07/07 07:24

「世説新語」が面白いと思います。


昔の有名人などのエピソードを集めた本です。全てが本当の話かどうかは分かりませんけど。
明治書院から出ています。
http://www.meijishoin.co.jp/book/b97990.html
平凡社の東洋文庫でも出ました。
http://www.heibonsha.co.jp/book/b161896.html
今手元にないので記憶で書きますけど、
あるとき祖父、父、子供の3人がいたとき、祖父が父に「お前には負けた」と言ったそうです。父はその意味が分からなかったのですが、子供が説明しました。「お爺さんは、優秀な子どもを持ったという点でお父さんに負けたと言っているんですよ」

こんな話ばかりではありませんけどね。
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この回答へのお礼

おもしろそうですね

回答ありがとうございます

お礼日時:2014/07/07 07:27

四大奇書(しだいきしょ)と呼ばれる「三国志演義」、「水滸伝」、「西遊記」、「金瓶梅」



他には「紅楼夢」、「聊斎志異(りょうさいしい)」など

山月記のネタ元になった「唐人説薈」なども
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2014/07/07 07:25

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