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「可能性」と「蓋然性」と「確率」は、それぞれどう違うのですか?

A 回答 (3件)

「可能性はあるかないかの二択、蓋然性は起こる確からしさで可能性とは違う意味」だったんだけれど,難しい漢字は使わないと言う方針で「蓋」の字を使わなくなった。

そうすると,どちらの意味でも可能性という人が出てきた。「可能性」をそういう意味で使うのを普通に思う人が多数になったころ,ようやく漢字制限の締め付けが弱くなり,「蓋」の字を使っても良いことになったが,「蓋然性」という言葉を知らない人が多くなっていたので,いまだに「蓋然性」の意味で「可能性」と言う人が多くいる。しかし「蓋然性」という言葉はあまり使われない。
結論,「蓋然性」と言う言葉を使う人はちゃんとした意味で使うが,言葉を知らない人はどちらの意味でも「可能性」で済ませてしまう。

なお,「確率」は「蓋然性」とほぼ同じ意味で,「確からしさ」ということです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほど、解説は参考になりました。

お礼日時:2014/08/16 16:24

国語学者ではありませんが、文筆活動や一般実用面からの意見です。



表す意味の違いや重みの差は、ほとんどありません。
「可能性」は、達成できる見込みで、そうはならない面を意識した概念。
「蓋然性」は、実現する筈の事象(事態や現象)だけを表す概念。必ずしもそうはならない現実を背景に、ある程度の確実さを表す。もし必ず実現するなら「必然性」とでも言うべき。
「確率」は、成立する見込みを数値で表した表現。

確率は[数量表示]、上記のことばは[概念表示]、の相違でしょうか。 
「可能性」と「蓋然性」の違いは、[達成] を表す意味ではほぼ同じです。
成立・不成立の両面がある場合に片面を考えるときは「可能性」と表し、
成立だけを考えればいい場合や、不成立を考えたくない場合は「蓋然性」
とする程度の違い、と言ってもいいかもしれません。
  
なお、可能性・公算・必然性といった概念を延長していくと、
予測・想定・予想・推察・想像・見通し・予定 (重要順並べ)、などの意味が気になってきます。
  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。解説は参考になりました。実は僕は、「蓋」は「ふた」という意味なのに、なぜ「蓋然性」というと、可能性や確率の意味になるのか疑問を感じていました。

お礼日時:2014/08/17 13:36

可能性はあるかないかの二択、蓋然性は起こる確からしさで


可能性とは違う意味とっしゃる人がいますが、現在の日本で
文科省も含めて一般的とされる日本語ではその区別はありま
せん。その蓋然性を数値化したものが公算や確率ということ
になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。

お礼日時:2014/08/16 16:23

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