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昨年母を亡くし、一周忌の準備中です。

お寺に父の納骨堂があるのですが、お盆に行くだけで、維持管理料はともかく「気持ちだけ」と言いながら寄付を強要されることに不満を感じていました。
葬式や法事の時にお経を読んでもらうことに価値を感じていません。
ですが、親戚の手前、葬儀や四十九日法要は仏教式で行い、家に仏壇もあります。

それで、一周忌の準備でお寺に連絡したところ、「その日は予約でいっぱいです。半年前から予約するものです。」とのことで、こちらの都合の良い日はすべてダメでした。
檀家の一周忌がいつ来るか分かるだろう・・・と思うのですが、檀家が多いのでそこまで管理できないと。

こういう場合、お寺の都合にこちらが合わせなければいけないのが普通でしょうか?
私自身は、お世話になった親戚・知人と自宅で会食して故人を偲びたいと思いますが、お坊さんなしと言うのはどうなのでしょうか?
CDでお経を流そうかとも思いますが、お坊さんのお経は高いお布施を払うぶんだけ特別なのでしょうか?

できればお寺関係の方のご意見も頂けると助かります。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

父の二番目の叔父は無宗教、奥さんも無宗教、多分戦争直後の学生運動で知り合って結婚したのだ。


だから「おつや」など無かった一応「告別式」らしき物はある、葬儀屋は金さえ入ればどんな葬儀でも
喜んで受ける。一番上の伯父はビックリ仰天したようだが、みんな平然としているので、
お棺の前の寿司を食うだけ。時間になったので、ガラガラと台車に乗せて焼き場に運ぶ、
炉に放り込んでおしまいだ、奥様と息子二人を残して焼き上がるのなど待たない、待つ場所もない。
みんなとっとと帰った、うちの父は足が不調なので出られなかったし、残りの係累は新潟で
横浜の葬儀には来ないしまるで付き合いが無かった。

非常に良かった、清々しい。

私もこれでやって欲しい、希望は一つだけBGMはブルックナーの第七交響曲にして欲しい、
私はこの曲と共に生きてきた。
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浄土真宗の僧侶をやっています。

この回答が参考になれば幸いです。

法事の準備って大変だと思います。親戚呼んだり食事の手配したり、お寺さんの都合聞いたりなどなど。ご家族が準備や親戚のための手配やなんやらに走り回って落ち着いてお参りができないのを見ると「誰のための法事だろう?」って気持ちになります。だから一番楽なのはお寺で法事をして、どこかに仕出しをしてもらうか、それともどこかに食事に行くかだと思います。お墓で法事をって家族もいらっしゃいますが、基本法事は墓前でなく「仏前」で行います。墓前ですと(納骨堂は違いますが)天候に左右されますし、ほとんどの方が立っています。真冬や真夏の墓前を想像してみてください。あまり短く済ませることもできませんし、だからといってあまり長く時間もかけられません。(短いと文句言われますし、長くても文句言われるんです。)

さて、法事の日程ですが、希望日が全てダメだったのは残念でしたね。基本お寺の法事は早いもの順で予定をすると思います。土曜、日曜、祝日の午前は特に予約が集中します。お寺としては先に連絡されてきている方を優先すると思いますのでご理解をいただけるとありがたいです。冗談のようで本当にあるのは「この日この時間に出来なかったら檀家やめる」と脅されることがあります。「先に約束されている家族がいらっしゃいますので」と申し上げてもそういう方は聞く耳がありません。とても残念ですが、お寺とお檀家さんは対等な立場でなければいけないと思いますので、そういう方の要望(横暴ですかね)はお断りします。だから日程についてはお寺さんと相談してお決めください。お寺の都合、檀家の都合ではなく、双方の都合に合わせてください。坊さんも体はひとつなんで。

それから檀家さんの忌日はきちんとお寺で把握しているはずですが、m-adeliaeさん以外にも法事を申し込まれる方はたくさんいらっしゃると思いますし(法事は一周忌だけじゃないですしね)、だれが法事を希望されるかはお寺にはわかりません。だから法事に関してはお寺から案内は来ると思いますが、m-adeliaeさんがお寺に電話をされた時点から日程の調整は始まるはずです。大きなお寺の法要やお盆参りなどの特別な行事以外でお寺が日時を指定してお参りの連絡をしてくることはないはずです。(逮夜参りや月参りは最初に相談があるはずです。)

僧侶としては「葬式や法事の時にお経を読んでもらうことに価値を感じていません。」というお言葉を重く受け止めます。たしかにいろんな坊さんやお寺があるので一概には言えないのですが、私が自身の檀家さんたちや縁のあった方たちに申し上げるのは「大切なこと」ですからできるだけ大事にしてくださいということです。どのように、どれほど「大切」かはそれぞれの受け止め方が違うでしょうけど、いまここでは僧侶の立場からは「法事」(お経だけでなく)から気づかされることがいっぱいあるはずですとしか申し上げることができません。

もしもCDを代わりに流すことを考えていらっしゃるのでしたら、「法事」をやめて、代わりに「偲ぶ会」か「食事会」にされたらいかがですか?(坊さんの立場で変なこと言いますよね。)法事の法は「仏法」および「仏」を意味し、「読経」と「法話」が両方存在して初めて「法事」もしくは「仏事」が成立します。浄土真宗以外では違う解釈かもしれませんが、お経を読むだけなら坊さんでなくてもCDでもいいんですけど厳密には法事にはならないと思います。坊さんとしてはできるだけこの「仏縁」を大切にしていただきたい、だから法事をきちんとお勤めしてほしい、それ以外にないんですけどね。

それからもし何か法事について分からないことがあれば遠慮なくお寺さんに聞いてください。人に聞くとみんな別々のことを言うと思うので(宗派や地域の違いとTVなどによる誤解)混乱しちゃうことが多いです。

初めにも申し上げましたが一周忌のご準備大変だと思います。お母様の偲ぶことができる法事を無理のない範囲で計画してください。

拙文お許しください。
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日本は「信教の自由」ですから不本意と思われる宗派からお金の掛からない納得行く宗派に変えられては如何ですか?このような大金を取るお寺が増えて来ているから「若者の仏教離れ」「檀家の減少」中には「収入の減少で破綻状態にあるお寺が沢山ある」とまで言われています。

「大金を持っていないと亡くなった人を、先祖を供養出来ないのだ」このような観念の植え付けは完全に間違っています。逆にこれらの宗派そのものの教えが間違っているから、人々を救う力が無いからお金を取らなければならないようになったとも言えましょう。又「仏教は今、生きている者のためにある」と私は常日頃から言っている事なのですが、一周忌だからと言って何もその日にやらなくても貴方の都合、経済的な事などを考えて次の機会にするとか、又CDでお経を流すとかは何の意味もありません。私は仏教の信徒の立場ですが、葬式のお坊さんに対する費用だって、「自分の収入の範囲内で結構」と特に決まりはありません。
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この回答へのお礼

「信教の自由」ですから・・・とお寺さんにも言われました。遠まわしに「嫌なら檀家やめてもいいよ?」ということです。
確かに自由ですね。お寺は、今生きている私には必要ないようです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/08 11:08

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