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 年金の株への投資が24%から50%への増大が伝えられています。

 リーマンショックで株が世界的に大暴落し、私の投信も一時半値になりました。
こんな事がつい最近の事なのに、50年100年の安定した長期運用が
大事なのに、年金を首相の一言でこんな運用して大丈夫なのでしょうか。

今、株価を上げるためだけの様な気がするのですが・・・。

 

A 回答 (13件中1~10件)

 50年先、100年先まで今の運用比率のままであることはあり得ません。


 当然、ながら途中で変更されるでしょうし、年金システム自体が存続するかどうかも断言できません。

 従って、年金の株へのシフトは、今後5年程度の運用方針と見て良いでしょう。


 年金資金の運用は、年金機構が行っています。年金機構の主導権は、管轄が厚生省ですし資金運用ですから財務省も関係が深く、この二省が主導権を持っていると見て良いでしょう。
 ですから、
1、この二省の官僚が安倍政権に恩を売って、安倍政権に対する影響力を強くする。
 だけでなく、
2、株式による資金運営の失敗のリスクがほとんどない。
 と読んでおり、財務省・厚労省の官僚が、失敗の責任を取らされる可能性がないに等しいと判断して、安倍首相の望む方向に転換しました。

<株式による資金運営の失敗のリスクがほとんどない理由>
 日銀が円安政策を取る限り、円で表示された東京株式市場の平均株価は上昇を続けるから。


<<参考:東京証券取引所平均株価>>
 日本の一流企業は、ニューヨークやロンドンにも上場しています。ですから、1ドル=80円が、1ドル=120円(50%ダウン)になれば、東証平均株価11,000円は、円安分だけ16,500円(50%アップ)に株価が上がります。
 日銀が大幅な円安誘導を今後も続ける限り、ドル評価で見た場合、資金運用で大失敗しても、円で見れば、常に儲けたように見えます。

<<参考:年金資金の運用状況(他の方の質問への回答です。ご参考まで)>>
 <2012年当初、1.1兆$(88兆円)だった年金資産が、アベノミクスでおよそ170兆円に膨らみました。>

 余りに、荒唐無稽な数字です。 数字の出所は何処でしょうか?
年金資金は、国内債権主体に運用されており、株式などの利回り・値上がりを目指した投資よりも、安全性を重視した運用がなされています。

 年金積立金の管理や運用は、「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)という独立行政法人が行っていて、その資産状況・運用状況は、厚生省のホームページから見ることが出来ます。

 2011年期末(平成23年末)の年金資産運用額は、113.6兆円
 2012年期末(平成24年末)の年金資産運用額は、120.5兆円
 2013年期末(平成25年末)の年金資産運用額は、126.6兆円(126兆5771億円)


 現在の運用状況は、平成26年末第一四半期末(2014年3月末の数字)しか出ていませんが、127兆2627億円です。
http://www.gpif.go.jp/operation/highlight.html

 また、円ドル為替相場の過去のデーターは以下にあります。
http://ecodb.net/exchange/usd_jpy.html
 2011年12月の月間平均1ドル=78円を計算基準とすると(2012年1月の月間平均は1ドル=77円)
  

 従って、質問者さんの最初の1行を正しいデーターを使って、2014年3月末の数字を11月末の数字にするときに、去年1年間の収益10兆2207兆円を月割り計算して8ヶ月分を更に上積みしたという仮定の修正6兆8138億円を加えると・・・

<2012年当初、1.46兆ドル(113.6兆円)だった年金資産が、アベノミクスによる円安効果で133.4兆円に増えたように見えるが、ドルで見れば(現在の為替レート1ドル=118円で計算)、1.13兆ドルになっており、ドルで見ると20パーセント以上目減りしている。>

 円安によって、ドルで見た資産評価が下がっても、円で表示すればほぼ間違いなく増加することとなります。
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この回答へのお礼

 ご返事有難うございます。

 平易に説明戴いているのですが、農家のオッサンにはチョット判りにくいですが
年金の株への投資に、若干安心出来るところがあるのかと、思いなおしています。

 円表示で増加しても、価値が下がった円が増えたからと喜んではいられません。
 古い考えでしょうが、円安誘導はメートル原器をいじっているようで
定期預金は目減りしている事も有って、私から見れば邪道にしか思えません。


お礼日時:2014/11/28 15:59

結局、割合が問題になるのですが、50%への増大はあまりにもやりすぎだと思います。

債権への投資が緩衝材になるのですが。安定性を考えたら、株への投資は40%までかなあ? とくに国内株は危険と私は思います。こういった判断はある程度、専門家に任せることが必要です。たしかプラスマイナスである程度の許容範囲があります。

http://www.gpif.go.jp/operation/foundation/pdf/m …

これは古い資料ですが国内株プラスマイナス6%、外国株プラスマイナス5%の許容範囲があります。
GPIF内部にも50%への増大は反対意見があったと思います。
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この回答へのお礼

 ご返事有難うございます。
 
 経済が理解できる人にとっては、昨今の経済の変動が激しい時にも、
経済の原則に沿って動いている限り、株は財産価値の増加チャンスと減少リスクを
コントロール出来るので、高リターン低リスクも期待できそう。

 しかし、一般的には株は高リターンは高リスクとされているので、
安定運用を期待されている年金には、向いていないと思います。
 一方、長期的な財産価値の維持には良いとされているようなので捨てがたく
兼ね合いは、国民の理解度により異なる気もしています。

 日本は株への理解度がイマイチなのと、政治家主導の株への投資倍増は
行き過ぎで、おっしゃる通りの40%位が頃合いかも知れません。
 しかし、日本株の割合はこんなに増やして良いのかとの疑問が若干残ります。






 

お礼日時:2014/11/29 00:09

益々 泥沼にハマルだけです



失われた五千万件の年金が未だ未だ三千万以上消失したままで寄ってたかって年金官僚、他 役人共が食い散らし、肥え太らせただけです

コイツラは後がドウナロウガ知ったこっちゃー無いと言う考えです

ギャンブルに溺れさせる側と溺れさせられる側の人間の違いです

国のトップが世界から笑われる側に見事にドツボにハマっているのですから日本の未来像が見えています
これだから
若者も将来像が描けません!
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この回答へのお礼

 スッキリと分かりやすいご返事有難うございます。

お礼日時:2014/11/28 16:28

お礼ありがとうございます。



> 株がすっかり上がった、と思う今になって買う元気は私には有りません。
> それなのに、安定運用が基本の人の年金を株に投入する気持ちが理解できません。

少々、株に関して誤解がある様なので一点だけ。

本来、株式売買ってのは、たとえ株価下降局面でも運用益を出すモノなのですよ。
運用益は、株価の上昇によって発生するのみの利益では無く、あくまで買値と売値の差額なので。
実際も一流ディーラーなどは、「下げ局面の方が面白い」なんて言います。
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この回答へのお礼

 何度も有難うございます。

<下げ局面の方が面白い>
 上げは遅いですが下げは早いですから、下げに機敏に対応できる方には
面白いのかもしれませんネ。

お礼日時:2014/11/28 16:10

> 今、株価を上げるためだけの様な気がするのですが・・・。



であれば、短期で運用すれば、儲かりますね。(笑)

何にせよ、年金制度そのものが、早晩、大改革(事実上は現行制度の破綻)をせねばならないので、この際、トドメを刺しても良いのではないでしょうか?

リーマンショックを持ち出すまでも無く、年金,年金基金などが運用に成功した事例などごく稀で、殆どは失敗,大失敗に終えてますし、そもそも運用そのものもいい加減。
本気で運用する気なら、日本も経済大国の一角ですから、親方日の丸で株取引のオールジャパンを結成して運用すれば、ソコソコ利益を上げて当然なのですが。

しかし実態は、厚労省の天下りどもが、自分や省庁への見返りが多い投資信託などに、最後はカモにされるだけの機能かと思います。

年金資金を投入することで、株式市場に多少の影響力があるなら、最終的にはそんな機能は潰すべく、一時的に政治的,経済的に利用(悪用?)しても良いのではないですかね?
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この回答へのお礼

ご返事有難うございます。
いつぞやもご教示戴きまして有難うございます。

 年金は、自分で積み立てたものを自分に給付するのが基本の筈が、
自分のは先代が使うなんて、まるで自転車操業状態で、
安定的に続く訳が無いような制度ですネ。

 年金も公費もだれも責任を取る気構えが無く今さえ良ければ状態、使い方も運用も
上手くいく訳が無く、期待するのが無理かもしれません。

 <一時的に政治的,経済的に利用(悪用?)しても>
と云っても、株がすっかり上がった、と思う今になって買う元気は私には有りません。
それなのに、安定運用が基本の人の年金を株に投入する気持ちが理解できません。

 アメリカかインドなら多少はと云う気は有りますが、日本株は遠慮したいです。

お礼日時:2014/11/27 18:46

インフレ政策だから、理屈の上ではお金の価値が下がるので株価は上昇するはずですから株式で運用したほうが目減りはしないはず、と一応理屈だけは通るんじゃないかなとは思います。



ただ、それは別に首相が自ら考えたことじゃなくて、誰か官僚がそう決めて首相に原稿を読ませただけなんじゃないかと思いますよ。
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この回答へのお礼

  ご返事有難うございます。

 長期的な財産の維持するには、株式が良いと云うのは
今までの実績でも裏付けられているそうですが、リーマンショックもありましたので
大きく儲けなくても大きく損をしない運用を望んでいますが、古い考えでしょうか。 

 <首相が自ら考えたことじゃなくて、誰か官僚がそう決めて首相に原稿を読ませただけ
なんじゃないかと思いますよ。>
 虎の子の年金を云われても、納得したから読んだのでしょう。
急に繰上げ投入したりするのは、時期が時期だけに株価のした支えの様に見えてしまいます。

お礼日時:2014/11/27 16:12

> 株価を上げるためだけの様な気がするのですが・・・。



 おそらくそれが本音でしょうね。株価が半減した時には今のアホ総理は既に総理ではない。責任は誰も負わない。その時の担当大臣が「昨今の世界的経済情勢では・・・・・。長~い目で見て頂きたい。」とか言い訳して終わる。こっちは『長~い』寿命なんてない!
 そもそも、その中にこの悪巧みに協力している官僚たちの『共済年金』が入っていないのがそのリスクを示しています。

 まぁ、そういう奴等(自公)に政権を取らせた国民がおバカなんでしょうね。『百年安心』なんて言ったのは確か公明の大臣でしたよね。今どうしているのか? ノウノウと暮らしているんでしょうね。誰も責めない。『百年安心』は自分たちの懐のことだったんでしょう。
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この回答へのお礼

 ご返事有難うございます。

 長期安定運用の年金財産を政治家や官僚がごちゃごちゃ口を出し始めると
良い事は無いように思いますよネ。

お礼日時:2014/11/27 15:55

自分の給料かけて 勝負しているファンドが まともに 儲けなくて(どのファンドも、おおむね 日経平均で推移している・・・、つまり、ファンドマネジャーの才覚で 儲けられていないって事実)



サラリーマンが それも、失敗しても何のリスクもない連中が 儲けられるわけがない
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この回答へのお礼

 ご返事有難うございます。

 年金の運用は儲けなくても、大きく損をしないように願いたいですネ。

お礼日時:2014/11/27 15:49

「GPIF」は、国内債権の比率を引き下げて国内株式への投資割合を上げましたが、おかしいのは、国家公務員が対象の「国家公務員共済年金」は、相変わらず国内債券への投資が74%と安全運用に徹していることです。


公務員年金だけを堅実運用して、国民年金だけをリスクにさらすというのは、まず「危ない橋」を国民年金で渡らせて見極めようという、毎度毎度の政官癒着政策です。
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この回答へのお礼

 ご返事有難うございます。

<公務員年金だけを堅実運用して、国民年金だけをリスクにさらすというのは、
まず「危ない橋」を国民年金で渡らせて見極めようという、毎度毎度の政官癒着政策です。>

 ギョギョ!! 危ないのは先ず国民年金で試してみる。
そうなんですか。 そんな事国民が知ったら怒りますよネ。

 国家公務員共済年金は潤沢ですので、冒険する必要が無いかもしれませんネ。
先日の某TVニュースでは、そこまでの説明は無かったように思います。

お礼日時:2014/11/27 15:44

全部じゃあるまいし・・・



どこかの年金のようにはなりません。
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この回答へのお礼

  ご返事有難うございます。

 年金は長期の安定的な運用を基本とすべきでしょう。
戦後は70年位になりますが、いろんな事が有りました。
それでも、タツタ70年です。

 年金はその位長い年月を考えて運用してほしいと思います。
長い年月の間にリーマンショックの様な事が有っても
不安が無いようにして欲しいと思っています。

お礼日時:2014/11/27 15:28

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