プロが教えるわが家の防犯対策術!

医療関係者、もしくは医療機関経営に携わる方にお伺いしたく思います。
そういう方の目に止まるようにと、あえてこのカテゴリーを選択させていただきました。

私の夫はある医療法人の理事長を務めています。妻の私は理事で、受付事務などの業務を手伝っております。
この度、ご相談させていただきたいのは未収金患者の問題や、給与の前借りを申し出る勤務医に対する夫の対応についてです。

夫は、医療機関には「応召の義務」があるから仕方がないし、とりあえず7割徴収できれば良いと、未収金の発生している患者の治療を厭わずに行ってしまいます。
私は受付事務などをして夫の仕事を手伝っていますが、未収金を出す患者というのはそういう行為を繰り返しますので、1度は仕方がないにしても、2度目からは受診拒否をしたいと考えます。
飲食店でも商店でも、お金を払わずにものを買ったりサービスを受けたりすれば警察に突き出されます。医療機関だけが、なぜ、そういった対処をしてはいけないのか理解できませんし、そういった患者を叱るでも問いただすでもなく許してしまう夫に対して納得できません。
私は未収金患者を許せませんので、受付でその旨をお伝えするのですが、肝心の夫がそれを許して治療をしてしまうので「受付だけが一人で怒っている」という捉え方を患者側にされ、理不尽に思います。

7割徴収できれば良いと言う夫に、長い時間と労力とお金を掛けて身に付けた技術を3割引で安売りしているのと同じことではないか、あなたはそれで良いのかと問いただしましたが、夫は笑うだけで応じません。医院を立ち上げるために借金をしており、共に苦労した私にはお金の悩みを滔々と語るのに、なぜ患者にはこれほど甘いのでしょう。

私は、未収金患者を訴えるための簡易裁判所での手続きの方法などを調べ、行動に移そうとしましたが、夫に断固反対されます。理由はよく分かりませんでした。医院の評判を気にしているようでもありましたが、いただくべきものをいただけなかったから訴えるだけなのに、なぜその行動によって医院の評判に傷が付くのでしょうか?

それから、ある専門ライセンスをお持ちの先生に来ていただいていますが、経済的に逼迫しているらしく、給料の前借りを打診されました。先にまとまった金額をお支払いすれば一年間に何度でも手術の依頼に応じるという条件でした。
が、夫は、払うだけ払って実際はそう何度も来てもらえないのではないかと危惧したらしく、給与の前借りという形ではなく法人からの借用金という形でその先生に無利子でお金を貸してしまいました。半年以内に返済するという期限付きですが、私はお金をお貸しすることそのものに納得が行きませんでした。

このように、万事に甘い(ように思える)夫に対して度々疑問を感じます。
勤務医の先生への金銭の融通、患者への未収金の未回収などなど、医療機関を経営して行く上でこういったことはままある事なのでしょうか?
また、実際に未収金回収のために訴訟を起こした方にお伺いしたいのですが、そういった行動を取ることによって具体的にどのような弊害が出ますでしょうか?

私はそういった患者には来てほしくない、きちんとした患者様だけのお役に立ちたいと思いますし、未収金やら給与の前借りやら借金やら、そういったイレギュラーの全てが嫌でたまらないのです。こういった事と無縁でいるにはどうしたら良いのでしょうか。夫を説得するのは難しいでしょうか。

A 回答 (3件)

患者の未収問題については、下記を参照してください。


https://www.sogo-medical.co.jp/img/service/consu …

勤務医の借用については、医療法人からの貸付というのが、
正しい方法ですが、無利子というのは、問題。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2606.htm
税法で規定されるほどに普通のことです。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございます。
URLまで添付していただきまして、とても嬉しいです。重ねて御礼を申し上げます。私一人ではご紹介いただいたサイトに辿り着くことができませんでした。このサイトを元に然るべき行動を起こそうと思います。

借用については税法で規定されるほどに普通のことなのですね。
夫も顧問税理士さんに相談した上で返済期限を半年間と定め、その間は無利子とすることと決めたそうなのですが…
勤務医の先生は主人の大学時代からのお友達ですので、利子を付けるという形にしたくなかったのかもしれません。

とても参考になりました。お忙しい中、ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/09 21:21

私の勤務先は公立病院なのでかなり多く、特に入院費を踏み倒されると金額が大きいです。


事務が定期的に電話をかけたり、来院の度に声をかけて支払をお願いしています。
基本的には生活困窮者なので、生活保護などの公的援助を勧めて最終的には徴取して
いるようです。
やはり診察を要請されたら断れませんし、診察において貴方をお金を払っていないから
高額の治療はできない..とは医師は言えないです。後で必ず問題になります。
事務と医療をきちんと分けて担当すべきで、事務方は医師のそういう面は理解して
いただく必要があります。

私の勤務先の病院では、医師へお金を貸す事はないですが、私の兄や義兄は病院経営を
しており、時にはお金の相談は受けているようです。特に、民間医局などの紹介の
医師とはそういう事がありえます。ご主人の対策はしょうがないかと思います。
ただし、きちんと書面に残しておく事が大事です。まだまだ医師は売り手市場です。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございます。

「やはり診察を要請されたら断れませんし、診察において貴方をお金を払っていないから
高額の治療はできない..とは医師は言えないです。後で必ず問題になります。」

とのことですが、「問題」とは、例えば患者側から訴えられる(しかもこちらが敗訴する)などのトラブルが発生するということでしょうか。お金が払えないのに受診するご本人に問題がありますのに、酷い話しだと思います。
私には、それは「泥棒から、なぜ盗ませてくれなかったのかと訴えられる」のと同じようなことに思えます。

お金をいただいていないのに、どうして治療をして差し上げなければいけないのか、医師の方々がなぜそういった患者さんを分け隔てなく治療しようとなさるのか、私にはどうしても分かりません。
事務と医療を分けて担当すべきとのことですが、未収金が発生するということは私達夫婦がその分損をするということですので、これもなかなか納得し兼ねるところです。


そうですね。医師の借金の件は、顧問税理士さんの助言をもとにきちんと借用書を作成致しました。
私はこれを機に雇用関係を解消したいと考えましたが(一度許してしまうと、これから先もこういった厄介ごとを持ち掛けられるのではないかと思いましたので)主人はその先生を少なくとも技術面では信頼しているらしいので、仕方ありません。

公立病院にお勤めとのこと、お疲れ様です。
お時間を割いてくださって本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/01/10 03:05

>医療機関だけが、なぜ、そういった対処をしてはいけないのか理解できませんし、


先に書いてある通り,応召義務に反してしまうからです。

医師法第十九条  診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。

そして現状では,窓口未収金があることは診療拒否の正当な事由に認めらないとされています。この国の法律と判例などをもとにした法令解釈なので,理解してください。

>そういった患者を叱るでも問いただすでもなく許してしまう夫に対して納得できません。
これはご夫婦の問題であり,医療法人の理事長の方針なので当人と話し合うほかないと思います。

>医院の評判を気にしているようでもありましたが、いただくべきものをいただけなかったから訴えるだけなのに、なぜその行動によって医院の評判に傷が付くのでしょうか?
ノブレスオブリージュの思想や「医は仁術」の思想がまだ残っているからかもしれませんね。口コミで悪評が一気に広がると思います。

>このように、万事に甘い(ように思える)夫に対して度々疑問を感じます。
医療法人の理事長と理事として,しっかりと話し合いを持ってください。可能ならば顧問弁護士も立会いの下で行うべきかと思います。

>こういった事と無縁でいるにはどうしたら良いのでしょうか。夫を説得するのは難しいでしょうか。
御主人の説得は難しいでしょうね。質問者さんが理事職から離れてそういうところからきっぱりと手を引くほか,難しい問題だと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございます。
とても丁寧にお答え下さって嬉しく思います。

口コミでの悪評と仰いますと、例えば「患者を訴えてまで未収金を回収しようとする、がめつい医院だ」というような誹謗中傷の類でしょうか。
正直な話、もうそれならそれで構わないと思ってしまうのです。いただくべきものをいただけなかったから訴えた、それだけの話ですし、そういった中傷を真に受けて足の遠のく患者様というのも、失礼ですが同類の方々であるように思えますので。

ご指摘の「必要なら顧問弁護士立会いのもとで」というのも一時は考えておりました。
医院にとって大切なことを、夫婦喧嘩の範疇でまとめられてしまうことに憤りを感じておりまして。

そうですね。主人の説得は難しいように思います。
「応召の義務」などというこの理不尽極まりない法律が改定されることを願って止みません。

長々と失礼致しました。
お忙しい中、ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/09 21:32

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