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学生時代から長いことお世話になっているテレビが寿命になりつつあるようなので、新しくテレビを買おうと計画しています。
あまり画質にはこだわらないので、今回は消費電力に注目して選ぼうと思い、漠然と「消費電力なら液晶の方が有利なんだろうなぁ」と思ったのですが、カタログを見ていると、あんまり変わらないような気がします。同じ大きさの画面で比較しても最大でも30Wぐらいしか変わらないような気がします。
ちなみに大きさは20インチぐらいを想定しています。
液晶と言っても、それほど消費電力で有利なわけでないのでしょうか? それとも、消費電力に効いてくるのはもっと別の要素なのでしょうか? (スピーカー周りとか?)

A 回答 (4件)

液晶の消費電力は意外に大きいとはいえ、それでもせいぜいブラウン管の半分以下だと思ってましたが、


今、某社の液晶とブラウン管の情報を調べたら、たしかにおっしゃるとおりですね。
20型液晶が約70W、21型ブラウン管は約95W。

そして、何故、液晶がテレビ用途になって消費電力が大きくなったのかを考察しました。
(正面明るさ等の単純な理由を除く)
あくまでも予想ですが、半分以上当たっていると思います。

1.色度域
ブラウン管の色に対抗すべく色彩を深く表現するために、色度域の広いカラーフィルタを使っている。おそらくNTSC比70%超?
カラーフィルタの色度域の広さと明るさはトレードオフであって、色度域を広げると明るさが落ちる。
少なくとも、数年前までのデスクトップPC用途だと50~65%ぐらい、ノートPC用だとそれ以下の、色が薄いやつを使っているのもありました。色度域30%のノートPCを「省電力」と称して一流メーカが売っていたのを見たこともあります。
色度域を広くして落ちた明るさは、バックライトの光量を上げることで補うことになるので、結果として消費電力が上がる。

2.視野角
いわゆる視野角を広げている。
(液晶でいう「視野角」とは、普通、コントラスト値10以上を保つ角度の範囲のこと)
大画面になり、また、色んな角度から見ることになるので、液晶の広視野角化技術を使うことになる。
某社の「上下左右とも170°」という類の、上下左右で対称の視野角技術は、視野角の広さが大きい反面、TFTアレイの金属配線部分やカラーフィルタの各画素の黒ぶち部分(ブラックマトリクスという)の面積が大きかったり線幅が太かったりするので、バックライトからの光を透過する面積(開口率という)が小さくなる。すなわち暗くなる。すなわち、暗くなった分の光量を補填するためには・・・(以下、1と同じ)

3.「明るさの視野角」
液晶の輝度を上げるための技術として、正面方向の角度へ優先して光を集めるレンズシートが従来から使われている。
ところが、テレビ用途の場合、見る角度によって、色やコントラストだけではなく、明るさが変わると、かなり気になる。
某社の場合、従来製品に比べて「視聴する角度による明るさの変化を大幅に抑制」としている。
これはすなわち、弱いレンズシートをわざと使っているか、若しくは全く使っていないと思われる。
したがって、色んな角度に平等に明るさを分配しようとすることにより正面角度の輝度が落ちてしまう。
輝度が落ちた分を補うために・・・(やはり以下同様)

以上、考察でした。

あと、液晶の消費電力は、どの部分がメインかということについてですが、記憶が不確かなのですが、15型以下のクラスぐらいで、従来は、たしか・・・
・バックライト(蛍光灯) 40~50%
・TFTアレイ配線(主に縦の映像信号線)への充放電 40~50%
 (TFT素子自体のスイッチング動作の電力は、これより圧倒的に少ないので無視できます)
・液晶駆動回路 10%以下(←自信なし)

液晶パネルの構造が変わらず、画素の細かさも極端に変わらない限り、15型以下の液晶が20型以上の大画面になっても1つめの要素と2つめの要素との電力比は、大幅に変わらないような気がしますし、あと、テレビチューナーの回路の電力も大したことはないと思うので、おそらくは、上記考察に基づき、バックライトの電力が従来より大幅増(例えば、ざっくり5割増しとか2倍とか3倍とか)になっているのではないかという気がします。

スピーカは確かに電力を食うと思いますし、PC用モニターに対しては単純に足し算になりますが、それはブラウン管と同じ土俵で比較する上では、あんまり考えなくてよいと思います。
そもそも消費電力のスペックに、よく「待機時」って書いてますけど、音が鳴ったらもっと電力食うっていうことなんですかね。これについては知りません。

長くなりましたが、要は「テレビ用の液晶は、見やすさと美しさのために電力食っている」です。
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テレビの消費電力は 家庭内全ての電力で10%にも満たないのが普通です。

 よってほとんど気にする必要は無いでしょう。


電気代を気にするのなら コンセントをずっと差しっぱなしの冷蔵庫 またはエアコン、電気ストーブを使っているのなら石油ストーブか石油ファンヒータにした方が電気代の節約になります。
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この回答へのお礼

はい、その通りなんですが、今回はテレビのみを考えるということで。アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2004/06/21 13:36

液晶はバックライトが常時点灯していますが、ブラウン管の消費電力は画面の明るさ、画像などで時々刻々変化します。

店頭展示のため工場出荷されるテレビは輝度、明るさとも高く設定されているか、明るい店頭でのデモ用モードがあります。これが消費電力が大きくなる原因になります。購入後これらの設定を変更するのが望ましいです。

液晶の難点は色の再現性にあり、改善されているとはいえ、角度が変わると色が変わってしまいます。ブラウン管はどの角度から見ても同じ色に見えますので、デザイナーなど色に関わる仕事をしている人のモニターはほとんどブラウン管を使っています。

スピーカの出力方式によって変わりますが、テレビなどに使われているオーディオ回路の消費電力は、ほとんど影響がありません。
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まぁーそんなもんなんじゃないですか?


もう少し大きいと差が出ますが。
というのも液晶もバックライトが必要ですからね。

ちなみにスピーカー周りが。とかそんなことはありません。
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この回答へのお礼

なるほど、バックライトが結構食うわけですね。私、バックライトを甘く見てました。

お礼日時:2004/06/21 13:37

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