アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ヒッグス粒子はLHCが実現する超高エネルギーのおかげで発見できた!!
と思っていたのですが
1995年に発見されたトップ・クォークの質量は 172 GeV くらいで
数年前に発見されてノーベル賞につながったヒッグス粒子の質量は 126 GeV くらいですよね

ということは単純に考えたら
ヒッグス粒子が発見されないネックになっていたのはエネルギーではないのだろうなとなります

LHC 以前にトップ・クォークが発見されていたにも関わらずヒッグス粒子が発見できていなかった理由
そして数年前にようやくヒッグス粒子が発見された理由
というのは一体何なのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • おお,ずばりな質問と回答があったのですね.
    そうすると,詳しいことは忘れましたが,LHC以前の加速器で
    それっぽい信号が見えていると言われていたのは
    確かにヒッグス粒子を示したものであったということになるんでしょうか.
    つまり,ヒッグス粒子の質量を確定するということだけに特化したら
    LHCは必要なかったのですかね.
    もちろん,エネルギー以外にもLHCが優れている点はあるのだろうし,
    より優れたもののほうがさらに詳細な結果も得られるのでしょうが.

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/02/23 10:32
  • > それらしいイベントが3個ほど見つかったが、調べてゆくうちにヒッグスであるという
    > 可能性は小さくなっていったということらしいですね。
    うーむ。たったの3つのイベントでも、判定できるものなんですね。
    「もっとイベントが集まらないと確かなことは言えない」ではなく、「可能性は小さく」なるとは。

    > この兆候により ヒッグスは 114Gev以上だろうという成果が残りました。
    ここまで来てたなら、あと一歩だったじゃん! とは、今だからこそ言えることですが。

    こんなことは誰にも答えられるものではないと分かりながら訊きますが、
    もしもそのままLEPで実験が続けられていたとしたら、
    126GeVのヒッグス粒子は発見できていたと思いますか?
    それとも、やはりLHCがなければ発見はならなかったと思いますか?

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/02/25 21:10

A 回答 (3件)

ナショジオのインタビューを引用



何故エネルギーがトップクォークより小さいのに
発見が後になったのかという質問に対する
東大の小林教授の回答です。

「確かに、一般的には質量が大きい素粒子ほど
加速器内ではできにくくなります。
ヒッグス粒子のほうが質量は小さい。
しかし、トップクォークとヒッグス粒子は
相互作用の大きさが異なります。
繰り返しになりますが、加速器内での陽子衝突で
素粒子を発生させる場合、トップクォークより
ヒッグス粒子のほうが
できにくいということがその理由です。」
この回答への補足あり
    • good
    • 0

>LHC以前の加速器で


>それっぽい信号が見えていると言われていたのは
>確かにヒッグス粒子を示したものであったということになるんでしょうか.

それらしいイベントが3個ほど見つかったが、調べてゆくうちにヒッグスであるという
可能性は小さくなっていったということらしいですね。2000年9月 LEP のALPHAチーム
での出来事。

チームはLEPでの実験の継続は懇願しますがCERNはLEPでは無理だろうと判断。
LHCの建設を優先して LEPを取り壊わしてしまいました。

この兆候により ヒッグスは 114Gev以上だろうという
成果が残りました。他の研究からヒッグスは 114~157Gev だろうということに
なったそうです。
この回答への補足あり
    • good
    • 0

回答無いようなので適当に答えますが、単に生成確率(効率)が低いとか、


ヒッグス粒子を生成するために必要な粒子を用意するのが難しい(確率が低い)とか、
あるいは確認するのが難しい(数が必要)とか、そういう理由ではないでしょうか?
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!