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(1)6KVの高圧き電盤に3相Tr750KVA1台がRST相、単相Tr100KVA1台がRS相、単相Tr150KVA1台がRT相に接続されているのですが変圧器定格100%時の各相(RST)のき電線電流の計算方法を教えてください。

(2)上記の場合で、き電盤に2台過電流継電器がついているのですが整定は(1)で求めた電流値となるのでしょうか?

(3)ある文献によると高圧き電盤の過電流継電器の電流要素を取り出すCTは、定格電流の1.5倍以上にすると書かれていたのですが(1)で求めた電流の1.5倍以上のCTを設置しなければいけないと言う事でしょうか?

以上3点、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

R相に流れる電流は正確に計算するのであれば、ベクトル合成をする必要があります。

まず各Trの電流を出します。750/6.6/1.73=65.7 150/6.6=22.7 100/6.6=15.1
3相Trと単相Trの位相差は30°ありますので、単相Tr側を分解し3相Trに加算します。単相Tr分は√(22.7+15.1cos60)^2+(100sin60)^2)以上の解に65.7を加算してください。(これも簡略式です正確には微妙に角度が違います)角度計算は非常に面倒なので割愛します。質問の内容から判断すると、CTとOCRの設定みたいなので
私なら3相750kVAと単相150kVAを3本の単純計算でします。(750+450)/6.6/1.73=105Aですね。
CT比は将来増設を見込んで200/5を選定します、OCR51)は3(120)又は3.5(140)とします。#3~5
OCR(50)INSTは突入電流が10(1050A)~15(1575A)倍なの40Aにします。両方のOCRとも同じとします。CTについては105A以上であれば問題ありません。普通のCTは過電流耐量が40倍(N値40)ありますので1.5倍にこだわらなくていいと思います。大きいほうがいいです。最大は現状の変圧器容量の130%程度の電流が流れて
OCR(51)が3Aにできればいいと思います。ちなみに変圧器のヒューズとは保護協調はほぼ不可能です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/03 22:48

(1)


き電盤1次側の電流
各線電流を求め合成します。
750kVAの変圧器のR相の電流と100kVAのR相電流と150kVAのR相の電流の和が合成のR相電流です。
同様にS,T相を計算します。

(2)
負荷が平衡でないため、2要素(たぶんR,T相についている)のみについているOCによる保護は十分検討が必要です。
(その整定値でS相も保護できるのかどうか)


いずれにせよ、各変圧器はそれぞれ保護が必要です(「個別にリレー+遮断器かヒューズが要る)

このOCはき電盤の母線の保護しかできないはずです。
整定するとすれば母線電流限界を見てこれにあわせるか、送電側の制約のいずれか低いほうにあわせることになろうかと思います。

(3) CTは過電流時も飽和しないことが求められます。短絡事故電流を考慮して(25kA5秒とか遮断器もしくはヒューズの短絡電流の遮断性能で決まる)電流耐量を決め、回路電流の特性(モーター直入れなら定格電流の5-8倍の突入電流がある)が測定できる必要があります。(そうしないのであれば起動の際に数秒間CTを短絡する仕掛けが要ります)
大きなモーターがなく(たとえばこの設備であれば7.5kWくらいが最大の負荷であれば)変圧器の突入電流を考慮すればよいでしょう。
1.5倍というのは少ない気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/03 22:48

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