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「相対論は間違っている」と言う主張をよく耳にするのですが、これについていくつか質問があります。

1)こういう現象は日本特有なのでしょうか?

2)論文として提出されてもいないこういった主張が公然となされることは、物理学会にとって非常に不利益なはずなのに、なぜ多くの物理学者はこれを黙認しているのですか?

3)光速度不変の原理を信じてくれない人は、どうやったら信じてもらえますか?

A 回答 (11件中1~10件)

2) 私も物理学会員ですが,No.2 さんと同様相手にしていないといった感じですね.



> いかに優秀な人でも初めて読んだ本が
>「相対論は間違っている」だった場合、
> そちらを信じてしまいかねません。
もし,人の書いたものを自分なりに考えずに信じてしまうなら
立派な研究をすることは難しいように思います.
数式の理解なしに啓蒙書を読んだだけで「相対論は正しい」と思う人は
「相対論は間違っている」派の人と同じようなものだと私は考えています.

したがって,最初に読んだ本が「相対論は正しい」にしても
「相対論は間違っている」にしても,
その主張が本当に正しいのかどうか疑うことの出来る人がいればよいので,
トンデモ話の主張の存在はあまり気になりません.
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この回答へのお礼

>もし,人の書いたものを自分なりに考えずに信じてしまうなら立派な研究をすることは難しいように思います.

常識をうち破れるような人間は100年に1人ぐらいなものです。そして彼らの理論もその他大勢の歴史に名前を残せなかった人々による積み重ねがあったからこそなしえたものです。

確かに革命的な大理論は無理かも知れませんが、物理学というのは理論を作るだけではなく、それらを実証する実験も非常に重要です。

また、啓蒙書を盲信するのは相対論を闇雲に否定するのと同じだと言うことは認めますが、物理をやっている人で、「初めて呼んだ相対論の本が大学の相対論の授業の教科書だ」なんて人はいるんでしょうか?
やはり啓蒙書の果たす役割は大きいように思います。

お礼日時:2004/06/19 12:00

1. 日本だけではないですね。

 間違いを主張している研究者たちは世界中にいます。
2  不利益ではありません。 むしろ、まったく注目を浴びないほうが、不利益なのではないでしょうか? すばらしい理論だからこそ、みなの非難を浴び、より完璧なものへと進むのだと、私は考えます。
3  ・・・わかりません。

相対論が正しいか間違いか、私にはわかりません。 そして、現在の物理学が正しいかも、わかりません。
もしかしたら、まったく新しい理論が生まれるかも知れません。
そこに不思議があるからこそ、物理学という学問は楽しいのですよね
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
2の意見には極めて同意です。

お礼日時:2004/06/29 17:38

>相対論を極限として含む理論を作ろうとしていると言うことですか?



その方向の分野の研究は日進月歩です。

>個人的には唯一の完全な法則は超大統一理論だけだと思っています。

 多分1980年代の情報を元に書かれた本を
読まれたのでしょう。今主流になっているのは
超弦理論とループ重力理論ですが、基本となる
考え方が全く違うこの2つの理論のどちらが
正しいということではなく、真の理論に対して
アプローチが違うだけのはずだから、
他の理論も複合的に考え、真実を探し出そうと
研究者の方々がかなりやっきになっています。

また
>外国にはもっといろいろな
議論があります。

 と書いたのは、例えば量子力学の説明1つとっても
本当はいろいろあるのに、学校の授業では勿論
いわゆる啓蒙書でもまず1つの説明しかしません。
光や電子は粒子であって波であるという、二重性
です。例えばデビットボーム解釈というのがあって、
量子力学の式をほんの少し書き換えるだけで、
二重性などというややこしい説明は必要なくなります。
 

 またNo.9の方のご回答に
>実験なしに理論が進むことはありえません.

 とありますが、これが17世紀から始まる
近代科学の大原則なのですが、実際には今の
理論物理学はこの原則を大きく逸脱しています。
つまり実験で証明できていない理論を基礎に、
さらに理論を発展させているんです。
 その最先端が、上にも書きました超弦理論
で、(たしかここの書き込みにもあったと思う
のですが)日本人の物理の専門家の中にも
こんなの科学ではない!と言い切ってしまう人も
いるくらいですが、実験で証明されていない
この理論に多くののめり込んでしまうのには
多く理由があります。

 現代の理論物理学が共通しているのは、
そもそも物質の根源は粒子ではない!と
いうもので、理科系の大学をめざす受験生
あたりにポスト現代物理学と呼ばれて
いるあたりの話をしたら、「それはトンデモ
科学ってやつですね。」と笑われてしまう
と思います。


>3)光速度不変の原理を信じてくれない人は、どうやったら信じてもらえますか?
 
 ですが、No.1で説明した太陽の光の話で、
感覚的に光速不変が理解できないのだとしたら、
理論と実験から証明されていることで、
疑問に思うのはそれを理解できないだけ
だと言い切るしかないでしょう。
 但し、光より早く伝わるものは何も
ないとか、テレパシーなど存在しないというのは、
人間の直感からは納得しがたい事も事実です。

 そのあたりは物理と心理学の融合理論と
呼ばれる、シンクロにシティーという
現象の研究などで、今でも学者は真面目に
考えているが、結論は出ていないとする
のが妥当でしょう。
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この回答へのお礼

>今主流になっているのは
超弦理論とループ重力理論ですが、基本となる
考え方が全く違うこの2つの理論のどちらが
正しいということではなく、真の理論に対して
アプローチが違うだけのはずだから、
他の理論も複合的に考え、真実を探し出そうと
研究者の方々がかなりやっきになっています。

超弦理論は少し聞いたことがありますが、ループ重力理論というのは知りません。何かお薦めの本があれば教えて欲しいです。(ちなみに現在特殊相対論で、物理法則を共変形式でまとめるところまでは理解できています。量子力学が終わったら一般相対論にも着手する予定)

それと、実験では証明できないとおっしゃっていますが、確かに現代物理の最先端では普通の世界での常識なんて跡形もなく吹っ飛んでいますね。

相対論の話からさらに発展した話まで聞けてよかったです。

お礼日時:2004/06/19 20:28

> 確かに革命的な大理論は無理かも知れませんが、


> 物理学というのは理論を作るだけではなく、
> それらを実証する実験も非常に重要です。
これはそのとおりですね.
実験なしに理論が進むことはありえません.
私自身実験にも関わりがあります.

> 物理をやっている人で、「初めて呼んだ相対論の本が
> 大学の相対論の授業の教科書だ」なんて人はいるんでしょうか?
> やはり啓蒙書の果たす役割は大きいように思います。
ほぼいないでしょうね.
私自身啓蒙書を読むことで物理学に興味を覚え,
研究の道を選んでいます.

ただし,研究者になる人は啓蒙書の範疇を超えなければいけないわけですから,
やはり「相対論は間違っている」という本があっても
あまり不利益にはならないと思います.

nabla さんも書かれているように
> そして彼らの理論もその他大勢の歴史に名前を
> 残せなかった人々による積み重ねがあったからこそなしえたものです。
このように学問は発展してきているので
結果として間違っていた理論と切磋琢磨することは重要なことだと思います.

こんなことを書くと「相対論は間違っている」と
いっている人を擁護しているみたいですが,
彼らの中の多くの人は科学者としての姿勢で
研究しているようには見えません.
だからこそ,学会では相手にされていないということでしょうね.


ちなみに,(特殊)相対論についてこういった話題が多いのは,
必要な数学難易度にあるのかもしれません.
特殊相対論は高校数学+αの知識で原論文が読めます.
一方で,量子力学や場の理論には線形代数や群論の知識が,
一般相対論には多様体の知識が必要なので
「○○は間違っている」と簡単に言いにくいのかもしれませんね.
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この回答へのお礼

>研究者になる人は啓蒙書の範疇を超えなければいけないわけですから,やはり「相対論は間違っている」という本があってもあまり不利益にはならないと思います.

非常に同意しました。確かにこう考えれば「その手の本」の存在もそれほど問題にはなりませんね。

>ちなみに,(特殊)相対論についてこういった話題が多いのは,必要な数学難易度にあるのかもしれません.特殊相対論は高校数学+αの知識で原論文が読めます.一方で,量子力学や場の理論には線形代数や群論の知識が,一般相対論には多様体の知識が必要なので
「○○は間違っている」と簡単に言いにくいのかもしれませんね.

確かに数学的には単純でしかも結論は常識とかけ離れているというのはあんまり考えない人にとって格好の標的になるのかも知れませんね。

お礼日時:2004/06/19 20:18

「相対理論は間違っていた」と云った論拠の元ネタは結構外国の人の(それこそ間違った)本だったり、原本は間違いではなくても訳者が間違った訳をつけて出版され、それを読んだ「トンデモさん」達が「これだ!」と飛びついて、生半可な知識(つ一か物理の基礎すら解っていない、殆ど無知)にも拘わらず、「私は相対性理論の不具合を発見した」等と鼻息を荒くしているのが現状です。



相対性理論は何度も追試されその正しさが証明されていますが、相対性理論以前はニュ-トンの理論も間違いでは有りませんでした。
ニュ-トンの理論も一般的な生活では正しいのですが、「光速」を越えると不備が出ます。
ですから、相対性理論もそう言う事になる可能性も無いとは云えません。

私は物理法則は間違った主張をしてもそんなに問題にはならないと思いますが、最近テレビで「血液型と性格は関係している」ことを前提として番組を作っている事に疑問を感じます。(かなり不利益を被っている血液型の人がいる筈です。)

血液型、霊魂、UFO、超能力など、信じている人はどんなに否定的な実験結果が出ても、信じますし、逆に否定的な人はどんなにデ-タが出ても信じません。

まぁそんな程度ですから、彼らが頑張ればもしかして永久機関やらワ-プ航法やらを可能に出来るかもと期待しちゃいましょう。
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この回答へのお礼

>原本は間違いではなくても訳者が間違った訳をつけて出版され、それを読んだ「トンデモさん」達が「これだ!」と飛びついて、生半可な知識(つ一か物理の基礎すら解っていない、殆ど無知)にも拘わらず、「私は相対性理論の不具合を発見した」等と鼻息を荒くしているのが現状です。

以前読んだ本では量子力学が相対論を否定しているとありましたが、そんな感じですか?

>私は物理法則は間違った主張をしてもそんなに問題にはならないと思いますが、

彼らは科学者を自称していますが自分の理論の実証のためにあらゆる物理的事実を歪曲するその姿は到底科学者の姿ではないと思います。

>血液型、霊魂、UFO、超能力など、信じている人はどんなに否定的な実験結果が出ても、信じますし、逆に否定的な人はどんなにデ-タが出ても信じません。

相対論は科学なのですから「一定の努力をすれば(たぶん相対論が誤っていると主張する労力の半分ほど)誰にでも理解できる」ものだと思います。

>彼らが頑張ればもしかして永久機関やらワ-プ航法やらを可能に出来るかもと期待しちゃいましょう。

そうなったら僕も彼らに対して若干評価を変えなければなりませんね。自分の信念に基づいてそれを貫き通すのも大事なことですから。

お礼日時:2004/06/19 10:03

>こういう現象は日本特有なのでしょうか?



日本では、特殊相対性理論が間違っていると言う主張が多いのに対し、他国では、一般相対性理論が間違っていると言う主張が多いようです。

>なぜ多くの物理学者はこれを黙認しているのですか?

間違っていると主張する人々の多くは、精神的な面で問題を抱えている人が、少なくありません。
議論をしようとしても、論点がかみ合わないのです。人の意見を客観的に評価できません。
マインドコントロールが、なされていて(必ずしも、他人がコントロールしていると言う意味ではありません)性格が偏っているため、心理療法等による矯正を必要としますが、客観的に実社会に迷惑をかけている証拠を示すのが困難なだけに、第三者が強制的に治療する事は、法律違反の可能性が大です。
今のところ「相手にしない」「無視する」と言った、Web上でよく行われている、消極的対応しかありません。

>光速度不変の原理を信じてくれない人は、どうやったら信じてもらえますか?

これらの人々は、時間論の不備をついてきますが、現時点明解な物理学的時間論がないだけに、事実を積み重ねて突きつけるしか、方法はないように思われます。
(効果は、殆んどありませんが)

なお、特殊相対性理論は、時間に関する考察の詰めの甘さの外には欠陥はありません。
一般相対性理論は、どこか不完全なところがあるように私には感じられますが、客観的な議論の余地を見つけるのは容易ではありません。
4つの相互作用が統一されるまでは、明確な不備は示されないのではと、私は感じています。
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この回答へのお礼

>日本では、特殊相対性理論が間違っていると言う主張が多いのに対し、他国では、一般相対性理論が間違っていると言う主張が多いようです。

その違いは何なんでしょうか?

>間違っていると主張する人々の多くは、精神的な面で問題を抱えている人が、少なくありません。

………

今のところ「相手にしない」「無視する」と言った、Web上でよく行われている、消極的対応しかありません。

心理学はよく分からないのですが僕が以前見たことのあるサイトで「相対論は正しいという固定観念を一度捨てましょう」と書かれていたのを見て「あなたも相対論は間違っている固定観念を一度捨てましょう」と思ってしまったのを思い出しました。
固定観念に縛られたものとの議論ではこちらが折れる以外に決着はつかないものなんでしょうか。

>これらの人々は、時間論の不備をついてきますが、現時点明解な物理学的時間論がないだけに、事実を積み重ねて突きつけるしか、方法はないように思われます。

確かに時間とは何かと聞かれても僕には答える能力はないですね。こう言うのは哲学的命題なんでしょうか?だとすれば相対論否定論者の言う「絶対時間」でも「理論的には」無矛盾な物理法則が作れると言うことでしょうか?(実験結果と一致するか否かは別として)

お礼日時:2004/06/19 09:49

2)についてだけ、前少し聞いた話で・・・。



相対論に限らず、一般的に正しいと思われている理論を(たいした論拠もなく)否定して脚光を浴びようとするトンデモさんはたくさんいるようです。
永久機関を発明したとか、熱力学第1法則を無視したような発表もあるそうな。
そして、当然ながら学会にも発表に来るそうです。
困った学会はそういう「トンデモさん」たちを集めたセッションを設けることにしたそうです。
そういう「トンデモセッション」にはまともな物理学者は誰も出席していないそうです。
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この回答へのお礼

>相対論に限らず、一般的に正しいと思われている理論を(たいした論拠もなく)否定して脚光を浴びようとするトンデモさんはたくさんいるようです。

既存の権威に対する反発ですかねぇ。
そう言うものは政治の世界でやってもらいたいです。(赤軍とかは困りますが)

お礼日時:2004/06/19 09:38

1)


いえ、違います。
たとえば、何年か前のテレビ(NHK特集)で、海外の物理学者も言っていました。
たしか、量子論と相対論との勝負みたいなストーリー展開でしゃべっていましたが、「最後に選ばれる(勝つ)のは量子論でしょう」みたいなことでした。
相対論は、非常に優れた「近似」として見るべきなのでしょう。

2)
調べてませんが、このような重要なことが、論文や学会議事録に書かれたことがないはずはないと思います。

3)
これは非常に難しいですね。
私が文系の人に説明するとしたら、こうしますか。
「止まっていても電車に乗っていても、真正面から向かってくる太陽の光の速さが同じ。
世界で一番精密な測定結果も、今のところ、そうらしい。
これは、私もなぜだかよくわからない。不思議。
しかし、そういうヒラメキの元に、光速一定を前提にして、連立方程式みたいなのを計算間違いなく、ちゃんと解いていったら、知らず知らずのうちに、なぜか原子力を説明する式が出来てしまったんだよ。
化学反応でも電気でもないのに、重さが減ってエネルギーになるんだよ。
言いかえれば、光速が不変だから、この世に原子力というものがあるんだよ。」

まったくもって不完全な説明ですが、おはなし的には、こんなところでしょうか。
ですけど、私自身も、これに近い理解のしかたなんです。
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この回答へのお礼

>相対論は、非常に優れた「近似」として見るべきなのでしょう。

僕もそう思います。実験結果や理論の帰結として相対論が否定されることはあると思います。ただ僕が問題だと思うのは、よくいる相対論を否定する人達は、はじめに「相対論は間違っている」という結論から入っていて、あらゆる情報を歪曲していることです。

確かに原子力は相対論の帰結として説明される理論の中で最も実生活に結びついていますね。

お礼日時:2004/06/19 09:33

>物理学会にとって非常に不利益なはずなのに、なぜ多くの物理学者はこれを黙認しているのですか?


>光速度不変の原理を信じてくれない人は、どうやったら信じてもらえますか?

 科学は、事実の検証の積み重ねですから、全ては事実が証明してくれます。どの様な切り口で確認しても矛盾が出て来ないなら、それは正しい理論です。
 別に、一部の人が信じなくても構いません。
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この回答へのお礼

>別に、一部の人が信じなくても構いません。

そう言った考えの方もいるのですね。と言うより、物理学者の多くがそう感じているのでしょうねぇ。

お礼日時:2004/06/19 09:26

1)


いえ、海外にもトンデモさんたちはいます。
参考文献をどうぞ。
「奇妙な理論 1 なぜニセ科学に惹かれるのら」マーティン・ガードナー著 ハヤカワ文庫
 
2)
「学会で発表」という事でしたら、学会での発表には事前審査がありません。だから、どんな奇妙な理論でも学会での発表の機会は設けてもらえるのです。学問の自由・・・ってやつですね。規制かける権力を誰にもたせるのか?っていう問題もありますけど。
以前に学会で、そのようなトンデモさんたちの発表がまじめにやってる物理学者の迷惑になるからと、トンデモさんたちを隔離した発表会ってのを設けられてしまった事がありました。
物理学者が彼らトンデモさんたち黙認しているってのは正確ではありません。バカらしくて相手にしてもしょうがない・・・てな感じです。
 
3)
光速度は最新のレーザー光線を使った測定技術をもって、14桁の精度で測定できるようになっています。いつ、どこで測定しても、この14桁に違いがありません。
また、光速度一定を利用しているものに「カーナビ」がありますね。光ではなく電波ですけど、同じ電磁波です。複数の人工衛星からの電波を受信し、その受信時間の極小の差から、現在の車の位置の緯度・経度を求めています。光速度(電波の速度)が一定でなければ、車の位置が正確にわかるわけがありません。
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この回答へのお礼

「トンデモない理論を恥ずかしげも無く発表するから」トンデモさんなんですか?

>いえ、海外にもトンデモさんたちはいます。

やっぱり海外の科学者も無視を決め込んでいるんでしょうか?

>「学会で発表」という事でしたら、学会での発表には事前審査がありません。だから、どんな奇妙な理論でも学会での発表の機会は設けてもらえるのです。学問の自由・・・ってやつですね。規制かける権力を誰にもたせるのか?っていう問題もありますけど。

表現の自由は誰にでも認められるべきですが、こういった理論が普通に本屋などで手にはいるのは物理学を目指す優秀な人にとって有害なることこの上ないと思います。

実際、僕自身が「その手の本」を信じていた時期もありました。また相対論の誤りを指摘したページの中で、高校生からの投稿として光速度不変の原理に対する反論がなされているのを見て、「このままでは優秀な人材が失われてしまう」と感じました。

>以前に学会で、そのようなトンデモさんたちの発表がまじめにやってる物理学者の迷惑になるからと、トンデモさんたちを隔離した発表会ってのを設けられてしまった事がありました。
物理学者が彼らトンデモさんたち黙認しているってのは正確ではありません。バカらしくて相手にしてもしょうがない・・・てな感じです。

物理学者の方々は優秀な人材が、彼らに取り込まれるのをみすみす見逃してもよいと感じているのでしょうか?いかに優秀な人でも初めて読んだ本が「相対論は間違っている」だった場合、そちらを信じてしまいかねません。

>光速度一定を利用しているものに「カーナビ」がありますね。

カーナビの例は有名ですね。ただやっぱり「相対論が間違っている」という結論ありきの人達は聞く耳を持たないんでしょうねぇ。

お礼日時:2004/06/19 09:22

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