No.1ベストアンサー
- 回答日時:
dokuさんこんにちは
回答がないようなので、私なりの考えを書いてみます。
電気磁気学的に考えると、固体間での静電気の発生は湿度や気圧には依存しないのではないでしょうか。むしろ、発生した静電気(正負電荷)が中和する過渡的な特性が湿度に影響されます。もちろん静電気を発生させる媒体が湿っている場合は、表面の状態が異なりますから、発生表面の状態が同一条件であるという前提は要りますがね。従って、真空にして湿度を下げても、乾燥空気を入れて湿度を下げても同じですから、dokuさんの考えられている「発生しやすくなる」は2次的な要素によるものでしょう。
一方、放電現象については、気圧との関係は密接にあります。たとえば、静電気発生装置をインパルス発生装置などで置き換えて、真空容器内に電極を設け、少しずつ気圧を下げながら、任意の電圧における放電有無を確かめてみます。パルスを加えて、放電有無の比率が50%であるような電圧(V50)を測定していくと、気圧変化に対してV50も変化していきます。基本的にはパッシェン特性を示すのではないでしょうか。「パッシェン特性」については放電の専門書で調べてみてください。
この回答へのお礼
お礼日時:2001/06/15 21:44
ご回答ありがとうございます。
”発生した静電気(正負電荷)が中和する過渡的な特性が湿度に影響されます”この部分をもう少しご説明おねがいできませんか?。
「パッシェン特性」については、蛍光灯内の電荷移動と同じ感じなのかなぁ
No.2
- 回答日時:
どもども、またまた登場です。
「静電気が発生する=帯電する→コンデンサが充電している」
と考えると、(火花を伴わない)放電は、気体中の荷電粒子や、物体表面の水分など、電気を流す所を通って行われるはずです。このとき、電気を流す因子が多いということは、(火花を伴わない)放電抵抗が小さいと考えることができませんか?コンデンサの放電を考えてみてください。同じ量の電荷を蓄えていても、抵抗が小さいほど早く放電してしまいます。つまり、乾燥している時は電気を流す因子が少なく放電抵抗が高いため、帯電が長い時間持続されます。一方湿った状態では電気を流す因子が多く、放電抵抗が低いため、帯電が持続されません。
パッシェン特性は気圧とギャップ間(極間)の積に対する放電電圧の変位を表します。一般に、ギャップ間一定の条件では、気圧が低いほど放電電圧は下がり放電しやすくなります。しかし、さらに気圧が下がり真空に近くなると、放電電圧は急激に上昇し、逆に放電しにくくなるような特性を示します。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 化学 温度変化に伴う圧力と体積の変化について 2 2022/07/25 17:21
- 車検・修理・メンテナンス 夏場のタイヤの空気圧について質問です。 今日職場から帰ってくる途中家の近くのGSで空気圧を測定。規定 8 2023/07/18 22:06
- スポーツサイクル 英式バルブの自転車の空気圧 3 2023/08/09 15:10
- 物理学 CO2二酸化炭素の次世代利用にまつわる etc. 0 2023/03/08 17:26
- その他(家事・生活情報) 日置 3244-60 デジタルマルチメーターの動作について 1 2023/03/17 21:06
- 化学 【静電気に関する科学的な2つの質問】 質問1 静電気の発生を抑える除電剤の中身はなんですか? 質問2 2 2022/05/22 16:52
- エアコン・クーラー・冷暖房機 エアコンの真空引きについて、作動時間が15分以上との事ですがやる意味が分かりません。 4 2022/08/16 19:33
- 物理学 インダクタンス Lの電圧測定において測定してるものの実態は何か? 1 2022/06/19 23:30
- 工学 冷凍機 凝縮器 凝縮温度について 2 2022/09/29 23:06
- 工学 ヒートぽんぷ の可能性についてです ? / 6 2023/03/03 13:23
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
おすすめ情報