プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

歯科医様、歯科衛生士様、歯科助手様、に質問です。

東北に住む30代女性です。

歯医者恐怖症で困っています。
最近気になるのは、治療中に麻酔が使われるとき、
 
・目の前で注射針の袋の開封とカートリッジの交換をしてくださる場合と、

・あらかじめセッティングされた注射器を使ってくださる場合、

があることです。

処置内容によってはあらかじめセッティングされていることもあるでしょう。
ただ、追加、又は予定外の麻酔注射をお願いした際に、

・セッティングされている麻酔注射がどこからともなく出てくる場合、

があることにとても恐ろしくなります。

そうした時は「針またはカートリッジが交換されていないのではないだろうか?」と、生きた心地がしません。


Q1. 注射針や麻酔カートッリジを交換しないことはわりと一般的なのでしょうか?

Q2.たとえばHIV感染者の歯茎にさした麻酔注射セットを直後の患者の歯茎に用いた場合、感染する確率は何パーセントほどでしょうか? 


麻酔注射のたびに生きた心地がしなくなります。

宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

Q1.交換しないということはありえません。



歯科で麻酔注射をする場合、口の中の狭い空間で、歯の裏側などの注射針が届き難い場所へ注射しなければならない場合がしばしばあります。このような場合、針を手で曲げて注射をします。すると、一人の患者さんに使った注射針は、ぐにゃぐにゃに曲げてしまっているため、これを次の患者さんに使おうとするととてつもなく使いずらい状態になってしまっています。注射針の単価は10円程度ですから、たった10円を節約するためにとても使いづらく曲がった注射針を使うような面倒な真似はしません。

また、カートリッジはおおよそ1回使う分ずつが1つのカートリッジに入れてあります。使い残しを次の患者さんに使おうとすると、途中でカートリッジを交換しなければならなくなるため、とても面倒です。それよりは最初から新しいカートリッジを使ったほうが手間が省けるので、カートリッジの使いまわしなんていう、面倒なことはしません。


Q.2 HIVは感染力が弱いので、注射針の使い回しによるHIVの感染の可能性については、データはありませんがパーセントの数字はさほど高くはありません。



ところで、歯科医院では従業員の給与や家賃、機械装置のリース代などのような、何もしなくても支払わなければならない費用が沢山あります。患者さんの前に座って、器具の用意ができるのを待っている時間にも、家賃はかかっていますし、機械装置のリース代もかかっています。つまり、歯科医師が何もしないで待っている時間というのは赤字の時間なのです。ですから歯科医師は、その時間をできるだけ減らそうとします。

最初から麻酔をするとわかっている場合には、患者さんが治療いすに座ったときにはもう麻酔注射の用意ができています。患者さんがいすに座ってから麻酔の用意をすると、その時間が赤字の時間になるからです。
しかし、麻酔なしで治療を始めて、途中で麻酔が必要になる場合があります。このときに治療を中断して麻酔の用意をすると赤字の時間が生じてしまいます。そこで、歯科医師は麻酔がなくてもできるような処置を続けて行い、その間にアシスタントが麻酔注射の用意をします。すると、「セッティングされている麻酔注射がどこからともなく出てくる」ことになるわけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

書かずにおいたこちらの細かな不安まで察知いただいた上でのご回答、誠に恐れ入ります。
針やカートリッジの使い回しが面倒かつ不経済な点、合点がいきました。
「セッティングされている麻酔注射がどこからともなく出てくる」についてのご説明も、
わかりやすくて納得できました。
余計なことを考えず治療に専念しようと思えました。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/10/24 12:43

Q1 注射針や麻酔カートッリジを交換しないことは


   わりと一般的なのでしょうか

現在市販されている歯科用注射針は、ほぼディスポーザブル
(使い捨て)です。
これらは針以外が非金属なので、歯科では一般的な滅菌器である
高圧蒸気滅菌器は溶けて変形してしまうので使えません。
あえて高温にならないガス滅菌ではコストがかさみますし、
薬液消毒では残留薬剤で危険です。
注射針も、100本で1000円くらいなので、あえて滅菌・消毒して
曲がった刺さりにくい針を使って、患者様に痛い思いをさせて
評価を下げることをする医院はまずないと思います。

ちなみに、歯科でよく使用される針は、30G・31Gという
細いゲージを使用します。よく曲げて使いますから、
数回で折れてしまいますので、あまり再使用には向きません。

注射液については、カートリッジが主に使用されます。
無理をすれば、現在使用中の針を使って次のカートリッジに
注射することで補充できます。補充をしなくても少量づつ
再使用する場合もあるという疑いもあるかもしれません。
しかし、あえて再使用するよりもそのまま使い捨てた方が
楽だし、リスクも低くく、50本3000円くらいなので、
再使用はしません。

知り合いのお年寄りの先生は、以前は再使用の針と薬瓶から
麻酔薬を使用していましたが、使っていた再使用可能な針が
製造中止で入手困難になり、ディスポーザブルに変えました。
(現在は引退しました)



Q2.たとえばHIV感染者の歯茎にさした麻酔注射セットを
   直後の患者の歯茎に用いた場合、感染する確率は
   何パーセントほどでしょうか? 

統計が無いので明確には言えませんが、かなりの高確率です。
ただし、前述のおじいちゃん先生でも、直後に使い回すことは
絶対にありませんでしたので、臨床ではありません。



もしご不審ならば、先生に「注射による相互感染が心配」とでも
お話して、目の前で交換してもらってはいかがでしょうか。

おだいじになさってください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

某掲示板で「麻酔のカートリッジを使い回す」という記述を読み、そういう裏事情があるのかー、
ととても怖かったのですが、そういうのは極めて稀なこと実質ありえない、と考えることにしときます。

Q2についてもお答えいただきありがとうございます。そうですか。やはり高確率なのですか。針も細いし血管ではないから平気かな、と思ったのですが、毛細血管もあるし実際血も出ますもんねぇ。。直後の使い回しでなかったことと、直前の人が健康人であったことを祈ります。なんだか直後の使い回しが前提になってるあたり自分のメンタル面も気にした方がいいのかなと思えてきました。そのお年寄りの先生も直後の使い回しだけはしなかったそうです。人間不信、特に歯医者不信がひどいですね。

詳細な回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/10/24 10:10

使い捨てです。

監視しないで目をつぶっていましょ
    • good
    • 0
この回答へのお礼

目をつぶって気楽にいけたらほんといいと思います!

「監視しないで目をつぶっていましょ」

次回、使わせていただきます。

ありがとうございました。

お礼日時:2015/10/24 10:11

今時の注射器・針はoneuseonlyつまり一回こっきりのディスポーザブル即ち使い捨てです、


ある意味、常識の世界ですが、

ご心配には及びませんよ、感染症への心配も当然有りません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ズバリのご回答ありがとうございます!

よく考えたら当たり前のことですよね。

無駄に心配しすぎていたと考えることにします。

お礼日時:2015/10/24 10:12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!