D種接地工事に関しての質問です。

お世話になっております。
ちょっと不安になった案件がありましたので、皆様のご意見を頂けたらと思いまして
質問をしたいと思います。

この度200ｖを使用した簡単な機械を製作するということで着手しているのですが
今までとは違った環境条件の為、接地工事に関して自信がない状況です。
条件ですが…

1.三相200ｖで20Aコンセントから電力供給
2.使用するのはポンプ及び小型モーター(共に200V）
3.水気のある雰囲気の場所で使用する
4.盤は樹脂性のものを使用する
5.移動式にするためモーター等を載せた台車にゴム製のキャスターを使用する

以上の条件です。
それで不安になっているというか、疑問に思っている点なのですが

4の樹脂製のボックスを使用するのは解釈２９条の「二重絶縁構造～」に該当するのか？
5のゴムキャスターは解釈２９条の「乾燥した木製床またはそれに類する絶縁物～」に該当するのか？

という点です。
樹脂製のボックスの謳い文句に「接地工事不要」と書いてありましたが不安なので・・・
宜しくお願い致します。

No.1 ベストアンサー 回答者： isoworld 回答日時： 2016/02/04 19:52

解釈２９条のただし書き（絶縁台を設けて施設する場合は、この限りでない）を満たしていると、規定の接地工事はしなくても済みます。

二のその他これに類する絶縁性のものの上で取り扱うように施設する場合と、 四の鉄台又は外箱の周囲に適当な絶縁台を設ける場合に当てはまります。

ただし、水気のある雰囲気の場所で使用するようですので、台車にゴム製のキャスターを使用してもゴム製キャスターに水がついて絶縁性（台車と床の間の絶縁性）が悪くならないように、くれぐれも注意がいります。扱う人は絶縁手袋を着用するのでしょうかね。

この回答へのお礼

返信遅れて大変申し訳ありませんでした。

解釈29条が「私個人の解釈」になっていないか心配だったのですが
isoworldさまのお話を聴いて、それほどずれていないことが分かりまして安心しました。
結局不安だったので感度電流15mA以下のELB取り付ける+水気がかかる恐れのないよう
防水処理をするという着地点でいくことにしました。

ありがとうございました！

お礼日時：2016/02/11 22:47

No.2 回答者： mandegansu 回答日時： 2016/02/05 16:18

この場合Ｄ種接地はポンプ、小型モーターに必要ですが金属でつながっていれば一か所でＯＫです。

（盤は樹脂製なので不要です。）Ｄ種接地は感電防止のためであり、ゴムキャスターの上であっても人間は地面上なので意味が有りません。従って本来は必要ですが、移動式なので実質的に不可能ですね。（電技解釈に免責条項はありません。）

この回答へのお礼

返信遅れて大変申し訳ありませんでした。

mandegansuさまのお話は電技10,11条の接地工事の金属外箱の場合のお話ということで
私の勉強不足ということでとても勉強になりました、ありがとうございます。

やはり実質的に不可能ということで、今からでも施工可能な感度電流15mAのELBを
取り付けるということで進めることにしました。

ありがとうございました！

お礼日時：2016/02/11 22:55