長期優良住宅について

長期優良住宅は建主に大きなメリットありますか？

控除などあると思うんですけど、省令準耐火みたいに火災保険が安くなるみたいに単純じゃないので、どれだけお得になるのかわかりません。実際住んでも外壁はサイディングだし、断熱性も変わらないし、体感しにくいと思います。
ハウスメーカーは長期優良仕様でお金高くもらって、さらに補助金100万円ぐらいもらって、得してるのはハウスメーカーのような気がします。

わかりやすくおしえてもらえたら嬉しいです。

ちなみにまだ家を建てたわけではありません。

No.2 ベストアンサー 回答者： 一級建築士しかまのりこ 回答日時： 2016/02/09 15:37

はじめまして、こんにちは。

長期優良住宅は、言われる通り、工務店さんに条件付きですが補助金がおります。
また、建築費も長期優良仕様にすると、約1割近くコストアップします。
しかし、クライアントにも多くのメリットが本来はありました。
いちばん大きいのは住宅ローンなどの金利優遇です。長期優良住宅が施行させたのは平成21年6月、その時の住宅ローンは約3％～3.5%でした。
長期優良の金利優遇制度によりフラット35の金利が当初5年間0.7%ほど引き下げられました。借入額が大きいほど、金利優遇は恩恵を受けたと思います。
しかし、現在は史上最低の金利水準です。ローンの為に長期優良をつけるメリットは、もはやありません。
他には、地震保険が3割ほど安くなる、前出の通り各種税金の軽減措置がある、エコポイントがつく(H25年11月で終了）等がありますが、厳密に計算すると
工法や構造・仕様などにもよりますがお得になるということはあまりないようです。
また、おかしな話ですが、長期優良住宅は設計審査のみで現場検査はありません。つまり審査通り作られているか確認しません。
ほかのフラット35や住宅性能評価は、現場検査があります。

専門機関の試算では、30年ごとに建て替えを30年・60年と2回するよりは、
長期優良住宅を10年ごとに修理修繕していく方が、生涯にわたる住居費が3割近く安いそうです。
そういった長い目で見る長期優良住宅は、メリットがいっぱいなのかもしれません。

この回答へのお礼

大変勉強になりました。サイディングとか嫌いなんで長期優良にお金かけるより他の部分にかけたいと思いました。
ありがとうございます。

お礼日時：2016/02/12 16:05

No.1 回答者： zircon3 回答日時： 2016/02/08 10:54

メリットは所得税の住宅ローン控除、登録免許税の軽減、不動産所得税の控除額増、固定資産税の減免などです。

ローンを組まない場合、住まい給付金の申請にもこの書類が必要だったと思います。
デメリットも含めた詳しいことは「長期優良住宅　メリット」というったキーワードで検索されると解説ページがたくさんヒットすると思います。

参考まで。