プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

初めて質問させて頂きます。

この6月2週目から、近所のお子さん1人にピアノを教えることになりました。
小学2年生の女の子(Rちゃんとします)で、娘のお友達です。

Rちゃんは
・まったくピアノを弾いたことがない
・Rちゃんの親御さんとしては、発表会もなく、子供が趣味程度に自分の弾きたい曲を
 自由に弾ける程度になる位になってほしい
と言われています。

また、私は
・音大のピアノ科卒ですが、かなりブランクがあり10年以上まともに弾いていません。
・ほとんど人に教えたことがないです

そこで、Rちゃんに教えるためのおすすめ導入教材や指導方法を教えていただけないでしょうか?
また、月4回30分~とみていますが、短すぎることはないでしょうか?
第1回目のレッスンが間近に迫る中、不安でたまりません。
よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

勉強や習い事、スポーツなどにも共通することかもしれません。


なかなかスタート時という時期は単調な、基本的な事の繰り返しであり、ピアノで言えば「曲」を弾けるようになることが究極の目的、楽しみ、喜びだと思うのですが、テキストにもよりますが、初めは載っている楽譜はほとんど知らない、聞いたこともない、曲というより、たとえ曲名がついていると言っても「指の訓練」だろうと推測します。
子供にとっては「つまらない」かもしれません。
30分のレッスンが、ひたすらテキストを見て、楽譜を見て指を動かす…だけよりは、特に習い始めの子供においては、おそらくヤマハの幼児科のように聴く耳、リズム感等々…総合的に伸ばしていく、鍛えていった方が、上達が早かったり望ましいと、私は思っています。

ド~ソ、片手で弾ける、誰もが知っている曲。
「メリーさんの羊」「ぶんぶんぶん」「ちょうちょう」…
ド~ラで弾ける曲。
「かえるの合唱」「チューリップ」「キラキラ星」…

楽譜があってもいいですが、なければ聞き覚えで(大きめの五線のノートに書いてあげてもいいですが、楽譜を見る、読むということ自体がピアノを初めての子供は大変なので、なくても良い)階名をソラで言える(暗記する)と弾けるようになります。
ソラで歌えることがミソ。
階名で弾きながら歌うということです(鍵盤と階名を一致させる)


まずは右手で弾けるようにする。
これを様々にアレンジしていきます。
次は左手で弾けるように。
右手で弾けていたら「おうちで左手で練習してみて」でもよい。
次は両手で弾けるようにする。
また、生徒がメロディーを弾いて、先生がその場で簡単に伴奏をつけてアンサンブルを楽しんでもよい。
右手でメロディーが弾けたら、左手に単音や和音をつけることも出来る。
以上のことは、出来るだけ家でもピアノに触る時間を増やすように、慣れ親しむようにです。
ピアノで遊んで欲しいのです。
テキストを開かないと、テキストをやらないとピアノの練習が出来ない…ということにならないためです。
レッスンされた曲だけでなく、自分の力で、家でチャレンジする事も出来、一人の力で弾けると自信にもなります。
親にも聞いてもらうと、それも励みになります。
兎にも角にも、ピアノは10本の指を独立させる、自由に動かす…ピアノに触れる時間を出来るだけ沢山作る以外にないと思っています。

学校の教科書の曲、授業で鍵盤ハーモニカやこれからリコーダーなどで吹いたしていくと思いますが、学校の授業で「他の人より自分が弾ける」ことは、自信になります。
「ピアノ習っていてよかった」だったりますます好きになっていくきっかけになりやすいと思いますので、時々様子を聞いて、レッスンの合間の気分転換でいいので、それらの曲も階名で歌いやすく、弾きやすいので弾けるようにしてあげることもよろしいかと思います。

それから、楽譜を読む、音符を見ながら弾く…ということは、私は年齢が低ければ低い程、かなり難しいことだと思っています。
小学校では教科書の楽譜を見て鍵盤ハーモニカ、リコーダーを弾いたり吹いているというより、階名つけて(楽器での演奏では記入させていました)耳で覚えての子供がほとんどだと思いますが、ピアノに関してはずっと階名をつけてもいられないので、五線譜に慣れ親しむために、親御さんが許可してくれるなら、音符を書き込んだりするワークノートのようなものも売っているので、子供自身が音符を五線に書いたりすることで理解度が深まるかもしれません。

テキスト(知っている童謡や学校で歌っている歌などでも良い)を使いながらも臨機応変、ちょっとしたリズム遊びのようなことをしながら、音を聴いてリズム感を養うようなことも出来るでしょう。
以上はテキストの合間や、レッスンで行き詰ったりしたときの気分転換です。

音楽が得意、ピアノを弾くのが好きな子供だとさほどこちらがあれこれしなくてもよかったりもしますが、なかなか進まないような子供さんの場合は、以上のようなあの手この手のアプローチが有効な事もありますので、一部書き込んでみました、余計なおせっかいとは思いつつ…。

個人差、能力差によりますが、少し弾けるようになると、けっこうすいすい行くことが多いと思いますので、ピアノ科だったのなら大丈夫ですよ。
基本的には質問者様が歩んできたと同じでやり方、方法で問題ないと思います。
すいません、思いつつまま書き連ね、文章まとまっていませんが、とりあえずこれくらいにしておきます。
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この回答へのお礼

わかりやすく、丁寧にご回答いただきありがとうございました。
またお気遣いもして頂き…とても励みになります。正直、最初の回答を受けた時に質問したことを後悔していました。

先週楽器店に足を運び、自分なりに教材を選んで購入してみました。
・バーナムピアノテクニック導入書
・はじめてのピアノ・オルガンの本
・ぴあのドリーム(ワークブック)

そして私からの「二人で頑張っていこうね」の意味を込めて、2段の五線ノートを何種類か用意し、
その中から好きなものを選んでもらってプレゼントする予定です。

あとは小さなレッスンノートも購入し、その週のレッスン内容や感想、宿題などを記入して
翌週またもってきてもらう…といった形です。

ソラでド~ソの音階の中で弾ける曲をとりあえず指番号とかは置いておいて、弾かせてみます!
幸い娘の友達なので、音楽の教科書が一緒なのでそれも見て歌ってみたり…
わかるようになったら音楽の教科書の曲をドレミで譜読みさせてみたり…
いろいろ想像はしていますが、うまくいかないかもしれませんね。

今日はいよいよ初めてのレッスンです。
ドキドキしますが精一杯がんばりたいと思います!
本当にありがとうございました!

お礼日時:2016/06/08 09:53

初心者導入たくさんしてきたピアノ教師です。

私のお薦めは、バスティンピアノベーシックス、7歳から11歳の子供向け導入本です。教師経験が浅くとも、初心者導入しやすいですよ! 最初のレッスンは30分で十分です。10分程度に大きく分けて、楽典、テクニック、曲(小さなメロディーを最初は聞き覚えでもよいので弾かせてあげるとか)とレッスンプラン立てると分かりやすいですよ。個人レッスン教授法は自身の演奏能力とは違う分野なので、きちんと覚えたことがないなら不安で当然です。どうして教授法が必須科目でない音大が普通にばんばんあるのでしょうかね・。全く教える知識のないまま子供を教える、とても残念なことと思います。もし教授法をしっかり習っていないなら、そういったことを学べるセミナーなどに行くなり、インターネットで調べるなどお薦めします。インターネットだけでもかなり知識は得られますよ。音大をきちんと卒業なさっている方が、「ピアノを習ったことがあるベビーシッター」でもできるようなレッスンを提供するのは、いかに娘さんのお友達といえど、疲れる可能性が大きいのでは?きつい言い方になりますが、生徒さん側からの要求はその程度ですし、教える側も、教える知識がほぼない場合、そのレベルのレッスンになってしまうように思います。いかに自身の演奏が優れていても、初心者レッスンに限っては。教授法、子供の為のピアノ個人レッスン法を習えば、音大で学んだ演奏経験も生かしたレッスンができるだろうに。せっかくピアノ科まででてらして、もったいないと思いますがどうなんでしょう。まずはこうやって経験を積んでいくものかもしれませんが・・。私としては、演奏能力と教授レベルに差があると、自身の演奏能力まで安売りすることになる、教え方が分からないのでレッスンが成り立たず余計な苦労をする、で、大変だよ~。と余計な心配をしてしまいました・・。娘さんの友達だから、楽しくできればよい、という気持ちも分かりますが・・。バスティンなら先生初心者でもなんとかなると思うのでお薦めです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
バスティン!それも悩んだのですが、私の先輩が使っている教材をお聞きして
・バーナムピアノテクニック導入書
・はじめてのピアノ・オルガンの本
・ぴあのドリーム(ワークブック)
を購入してみました。

今、自分の息子にもピアノを先週からやってみています。
その子にバスティンを使ってみようかな?とも思います!

セミナーなどについては私自身も考えており…
うちは田舎なので、なかなか日程が合わないのと県外まで行くので時間が取れないことでしょうか。
でも必ず自分のためにも受けに行くつもりです。
がんばります!

お礼日時:2016/06/08 09:56

音大のピアノ科を卒業して30数年経つ者です。



困っているからこそこういう所に質問しているのに、№1の方の回答があまりに…なので、書き込ませていただきます。
質問者様はキチンとお礼の言葉を返していて、感心しております。

1、テキスト。
「本格派かゆったり派か楽譜を見れば分る」
大学で音楽を学んだり、指導したことのある人の言葉とは思えません。
音大目指そうがそうでなかろうが、当面することは大差ないです。
私はテクニックと表現力は車の両輪だと思っています。
ですので私は3~4歳でも2冊。
1冊より飽きずに気分転換になります。
スタート時なので、小2でも3冊は多すぎます。
究極の目標、目的、楽しみ、喜びは曲を弾く事だと思うのですが、、それには左右の手、指の1本1本を独立させ、思うように動かせるようにするためには、どうしてもテクニックの教材が必要不可欠だと思っています。
大人で好きな曲だけ弾きたい人もいますが、曲の中でどうしても弾けない部分が出てきて行き詰まります。
スポーツで言えば、走り込み、基本練習、筋トレ、準備運動…という感じかと思いますが、楽しく取り組めたほうがいいので、小2なら私はバーナムピアノテクニックがお勧めです。
楽しく「遊んでる」感覚で、ピアノに慣れ親しむには良いテキストと思っています。

もう1冊。
これは昔ならバイエル一辺倒だったかもしれませんが、今は様々なテキストが楽器店にあるので、私は指導者の好みで選んでいいのではないかと思います。
こちら1冊でもいいのでは?と思うところですが、やはり気分転換で飽きさせないためと、テクニックの教材は外せないと私は思っているので…。
ご自身がピアノ科を出たなら、多分テキストを見ると何かしらひらめくものがあると思います。
医学なら日進月歩ですが、ピアノを弾くということに関しては、昔も今もそう変わりはなく、ご自身がここまで指導してもらった、諸先生方の指導方法をそのまま踏襲してもいいと思うし、少し慣れてきたら自身のやり方が自然に生まれてくると思います。


2、レッスン時間。
「講師側の考え方次第&能力次第」という意見も頂けません。
教える側ではなく「生徒の年齢、進度」でしょう。
ピアノが始めての小2なら30分で充分です。
この先、進度が進んで、テキストが3冊になったりすると自ずと30分では足りなくなってきます。
むしろ最初は30分を飽きさせず、集中させることは難しいかもしれません。
毎回テキストだけに向かうワンパターンレッスンになりがちですが、指導者側が沢山の引き出しを持ってあの手この手、様々な方法、角度からアプローチしてあげることが、ピアノを弾く、弾けるようになることの大きな土台になり、助けになると思います。
特に幼稚園、小学校低学年くらいだと、楽しく、音楽を好きになることがとても大事で、そこが大丈夫だと、その先は好きな事なので、自分でどんどん進んでいけます。
辛い、つまらない、親から言われての仕方なしのピアノの練習、レッスン通いにならないような持って生き方、工夫が必要かと思います。

私はレッスンはソナチネ、ソナタ以上の方がよほど楽です。
そこくらいだと年齢もそれなりなので、純粋に音楽的な事だけを指導できます。
ピアノは初めて…は年齢的にもだいたい幼稚園、小学校1~2年生くらいなので、一番手がかかり、苦労することが多いです。
教える側も、けっこう根気が必要です。

ここからは余談です。
小学校で音楽の専科として2年から6年まで教えていた時のことを含め、特に幼稚園、小学校低学年に飽きさせずに、音楽を好きになってもらうためにしていたこと、少し書き出して見たいと思うのですが、すいません、ここまで書き込むのに思った以上に時間がかかり、明日改めて書き込みたいと思いますので、このまま締め切らずにおいていただけると有難いです。
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辛口ごめんなさい。


そんな大切なことを、しかもこんなにギリギリに聞くようないい加減な人に答える人はいないと思いますよ。

楽譜はご自身で下調べをして楽器店に行って選んでください。
本格派かゆったり派かは、楽譜を見れば分かるでしょう。
指導法は失敗してもそれがあなたの勉強です。

レッスン時間も、講師側の考え方&能力次第なので
一概には言えません。

レッスン回数についてだけアドバイスするとすれば
まだ小さいお子さんがいるのに月4回と決めてしまうと
生徒さんが増えた場合、お子さんへの負担が相当大きいので
融通のきく年間回数だけお伝えした方がいいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ぎりぎりになって聞いているのは、頼まれたのが2日前で、もう6月の水曜日にしてほしいと言われたからです。
それでも翌週からにしていただいて、ブランクがあるのもお伝えしています。
もちろん楽器店に足を運び、自分の目で楽譜も確かめるつもりです。
もう一人生徒を受け持つことになりましたが、今後は別の仕事もしていることもあり、この2人のみにとどめる予定です。
なので年間45回で決めています。
ぎりぎりでも参考にさせて頂きたかったのでお聞きしたのですが…逆にこんな質問をして申し訳なかったですね、ありがとうございました。

お礼日時:2016/06/02 13:59

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