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センター試験2014年本試
問題から何を言ってるのかさっぱりわかりません笑。 誰か答えも合わせて詳しく教えてもらえないでしょうか?

「センター試験2014年本試 問題から何を」の質問画像

A 回答 (2件)

三権分立の中で、司法権を持つ裁判所が、立法権を持つ国会に対し抑制というか監視するために、


違憲立法審査権を有しています。

問題は、A 違憲立法審査権はその権利を積極的に行使すべきという説・意見
    B 違憲立法審査権は、むやみに使わず、慎重に行使すべしという説・意見 の二つがあるが、

 Aに関しての説明・論拠となっているのは、①②③④の何れか、という設問です。

 ②は、国会は慎重に立法化しているので、違憲立法審査権を使うのは慎重にというB説。
 ③は、国会が作る立法は、民主主義的に作られているので、違憲立法審査権を使うのは慎重にというB説。
 ④は、安全保障に関しては、国会が責任を持って決めるべきだから、B説。

 ①が、国会が立法したということは、国会の多数派が決定したことであるが、多数派が必ず正しい
  とは、限らないので、少数派の意見も考慮して、積極的に違憲立法審査権を使うべきというA説。

参考までに。
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裁判所の違憲立法審査権は、積極的に行使すべきだ


という説と、
消極的に行使すべきだ、という説があります。
この対立に関する問題です。

消極的に行使すべきだ、とする説の根拠は次の
ようなものです。

1,国民主権なんだから、国会の意思が最も
 尊重されるべきで、選挙で選ばれた訳でも無い
 裁判所は消極的であるべきだ。

2,色々な利害を調整して法律を作るのであり
 それに適した機関は国会である。
 法の解釈しかできない裁判所は、そんな複雑な
 調整などできやしない。

3,国家の命運に関することは、国民の代表機関
 である国会が決めるのが民主的だ。
 選挙に選ばれた訳でもない、法の専門家に
 過ぎない少数の裁判官が
 決めてよい問題ではない。


積極的に行使すべきだ、とする説の根拠は
次のようなものです。

1,国民主権だ、民主制だ、というが結局は
 多数決であり多数派の利益ということだ。
 それで犠牲になるのは少数派だ。
 司法はその少数派の為に存在するのだ。
 そうでなければ、裁判官だって選挙で選べば
 よいではないか。
 選挙で選ばない、ということは、少数派の
 利益を司法が守ることを期待しているからだ。

2,政党性の発達により、立法と行政が一体化
 している。
 実質は、三権分立が二権分立になっている。
 司法が積極的に憲法判断をしなければ、独裁
 による人権侵害を阻止できない。


以上から①が積極説であり、正解ということになります。
他は総て消極説の根拠です。
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