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第二次大戦前くらいの古典で、読み出したら、とまらない位おもしろい本をご存知でしたら、ご紹介下さい。'おもしろい'というのは主観なので、もちろん、主観的で結構です。

A 回答 (7件)

そういうくくりだと、谷崎とかまで古典なんだろうなぁ^_^;


田辺聖子先生の手ほどき本は、すごくいいガイドですのでお勧めします。
「文車日記」新潮社
あと「田辺聖子の古事記」(集英社)とか…

やはり漱石「猫」はおもしろいと思います。
特にバイオリンを買えなくて柿を食べるあたりかな。
よほど寄席に通ったらしい落語のダシが効いている。

樋口一葉の作品はとにかく文章がうまくて酔ってしまいます。
たけくらべより、にごりえの方がおもしろいな。

あとは私の好みで、人によっては全然おもしろくないかも(笑)
林芙美子「放浪記」西原理恵子のマンガがおもしろかったら、かなりいける。
織田作之助「夫婦善哉」同上
柳田國男「遠野物語」文学じゃないんですけど。
滝沢馬琴「南総里見八犬伝」少年ジャンプの魂、努力友情勝利の先祖(かも)。
といっても、子供向けダイジェストと、山田風太郎のバージョンしか読んでませんが。
でもすごいスペクタクル。リドリー・スコットあたりが映画にしないかな。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。谷崎いいですね。樋口一葉も読んでみます。
古典がいいのは、図書館で容易に借りられるところですね。最近は、BOOKOFFの100円コーナーにもたくさんありますし。(不純な動機かな?)

お礼日時:2001/06/25 18:16

その後思い出したんですけど、


斎藤茂吉(北杜夫のお父さん)の随筆(岩波文庫でまとめたのが一冊あります)
はおもしろいです!
ドイツに留学していたときのことなどを書いているのですが、
大変真面目に書いてるのに、その真面目さがおかしさを誘う…
蕨を見つけて取って来て、ドイツ人にそんなものは馬しか食わないといわれて、それでも俺は食うと言って食べたり、
カップルをずっと木陰から見ていて「長いなあ、実に長いなあ」などと思いつつ観察をやめない(何をかは読んでのお楽しみ)とか…

今手に入るか分かりませんが、梅崎春夫の「ボロ家の春秋」も愉快です。
馬に乗って馬の行くまま連れていかれてしまう人(遠藤周作がモデル)
とか、魚屋に住みつかれてしまう絵の先生の話とか…
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書かれたのは大戦後なんですが、


金子光晴の「どくろ杯」「西ひがし」「ねむれ巴里」
なんていかがでしょう。

大戦前のごたごたの時期に、奥さんと二人で、東南アジア~ヨーロッパを
最低の貧困生活を送りながら旅した紀行文です。
現代人から見てもはちゃめちゃな旅です。
ほんと、止まりません。

えっと、あと、漱石だったら、「夢十夜」
「ええ?漱石ってこんな幻想的なの書けるの??」
と驚くことうけあい。

また、思い出しましたら。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。元祖バックパッカーという感じですね。読んでみます。皆さん結構、漱石にふれられてますね。やっぱり、偉大だったんですね。一度読み通してみる価値がありそうです。

お礼日時:2001/06/26 15:35

 「青空文庫」にたくさんありますので、おもしろそうなのを捜すのも一方法です。



参考URL:http://www.aozora.gr.jp/
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薄田泣菫(すすきだきゅうきん)の『茶話(ちゃばなし)』をお勧めします。



岩波文庫や冨山房百科文庫から出ています。大正四年から昭和五年頃までの大阪毎日新聞に連載されたコラムですが、当時の時代背景や人間関係を知っていると、数等倍も楽しめたのではないかと、遅く生まれたことを悔いたくなるような名随筆集で、小生以外の相当数の人も、主観的に面白いと感想した作品です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。おもしろそうですね。読んでみたいと思います。

お礼日時:2001/06/26 09:03

俗に「文学」と言われるジャンルで


「面白い」と僕が思うのは漱石ですね。
「吾輩は猫である」とか「坊ちゃん」はあまり好きじゃないですが「こころ」や「それから」は入り込んでしまうくらい面白いです。

太宰も嫌いじゃないけれどもう読み返す気にはならないかな。
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まず最初に、今から60年前の文学ことを古典とは言いません。

十分現代小説です。その前は近代、古典といっていいのは江戸文学からでしょうね。

それはさておいて、江戸川乱歩や坂口安吾などはいかがですか?
今でもよくドラマ化されているので、ご存知かと思いますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私の言うところの古典というのは、流行の波に左右されること無く、きらりと光る普遍的なものを持つものということで、厳密な定義を持つものではありません。ただ、あまり新しいものを含めるときりがないと思ったまでです。ですので、その目安でアドバイスいただければと思います。
江戸川乱歩は子供のころよく読みました。でも、今思えば、子供用にアレンジしたものだったんでしょうね。もう一度読んでみようと思います。また、坂口安吾という人は初耳ですので読んでみたいと思います。

お礼日時:2001/06/25 18:08

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