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車の夜間運転でハイビームが推奨される根拠が今一つ納得できません.私が聞いた理由は,夜間横断歩道死亡事故の96%がロービームだったから,というものですが,それだけの理由ならば,次のような冗談も成り立ちます.

”昨年1年間に発生した歩行者が夜間に道路を横断中に車にはねられた死亡事故のうち、99.9%の車のライトが点灯中だった.この結果を受けて警視庁は、交通安全運動の重点項目として夜間は消灯運転するよう呼びかけるという。”

多分,警察はもっときちんとした統計分析をおこなっていると思うのですが,それは何でしょう? 現実の問題というより,科学的推論の問題として質問させていただきました.ご存知の方,よろしくお願いします.

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    ハイビームの妥当性についてお尋ねしているわけではありません.不適切な統計の利用例だと思ったのですが,実は,元々はもう少し綿密な議論があって,そこでは適切な統計の使い方がされているのかもしれないと思い,質問させていただきました.

    たとえば,某サイトに次のような一節があります

    昨年1年間、歩行者が夜間に道路を横断中に車にはねられ、死亡した事故は全国で625件あり、このうち96%が車のライトがロービームだった。同庁が歩行者の横断中の事故に絞って初めて集計、分析した。同庁はハイビームを使っていれば防げた事故もあるとみており、ハイビーム使用を呼びかけている。

    上の質問中の冗談は,これをちょっと書き換えたものです.

      補足日時:2017/01/09 16:52

A 回答 (8件)

大昔からそうだったんですけど?対向車の運転手を幻惑させないようにロービームにしましょうねってことだけです。


普段はハイビームが標準なんですよ?その状態で様々見やすいように出来ています。

必要もないのにロービームにしておかないで、普段はハイビームにして遠方の歩行者などをはやく発見できるように
しておきましょうねって。
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この回答へのお礼

お答ありがとうございます.
そういう話ならよく分かるのですが,
事故発生率がどうのこうのという根拠・理由がよく分からないのです.

お礼日時:2017/01/09 15:51

今回の警察庁の指針とそれを報道する側とで、意図的かどうか不明だが認識がずれている



別に警察庁の指針で、どんな時にもハイビームとはしていません
事故状況を分析すると、周囲に交通が無い状況でも『ロー』のままで走行していて歩行者に気づかずにという事故ケースがあると言う話
適宜切り替えることが出来ない運転者が居るので、”必要な場合には”積極的にハイで使いましょうという事なのだが

何故か前提条件抜きで「ハイを推奨」という部分だけが見出しになったりタイトルになっている

他に交通がある状態では、歩行者だってわざわざ引かれるような歩き方をしません
そう言う状態はローであっても、他の車両の光で確認出来たりするから今まで通り

で、真っ暗な状況では、ローだけでは光の到達距離が短くて歩行者を発見しても間に合わないケースが多いと言うこと

要は、発表内容をどうやって伝えるかという伝える側の問題と
それを受け取る側の問題

報道が意図的にポイントをずらしても、受け手側がその内容を確認すればその正誤は確認出来る

問題なのは、各省庁のそう言った発表内容が省庁のサイトで分かり易くなっていないと言うこと、警察庁の指針内容を実際に確認しようとした際も
かなり奥深くの場所、簡単に探せないような場所に掲示されていて探し出すのが大変だったと覚えている
もう一度元の資料を出せと言われても・・・・面倒で嫌だな
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この回答へのお礼

>今回の警察庁の指針とそれを報道する側とで、意図的かどうか不明だが認識がずれている

たぶんそんなところではないかと思って質問させていただきました.明確なお答をありがとうございます.

ハイビームの方が横断歩道の夜間事故率が低いから云々は,報道する側が勝手につけたトンデモ統計学と理解していいでしょうか?

お礼日時:2017/01/09 15:50

確か、最近対向車や人が眩しくないように複数のライトをうまく調整するハイビームが出てきているのが背景としてはあったように記憶しています。

そういう技術革新と合わせて、少し見切り発車的に、推奨という形で出していたと記憶しています。
とはいつまても、ハイビームにする人の割合は、都市、地方に関わらず、かなり低いようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます.そういう話なら納得できます.

お礼日時:2017/01/09 15:47

No.1さんの回答のように、そもそも、ハイビームが標準であり、ロービームは限定的な条件の下で使用するということになっています。


(なので、「夜間横断歩道死亡事故の96%がロービームだったから」というのは間違いです)

詳しくは、以下を見てみて下さい。
https://car-rider.jp/hoken/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3 …
http://www.jaf.or.jp/qa/ecosafety/careful/31.htm
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この回答へのお礼

>(なので、「夜間横断歩道死亡事故の96%がロービームだったから」というのは間違いです)

そう断言してくださると納得できます.

ただ,ご紹介していただいたサイトの一方に

>2013年に北海道で発生した車と歩行者・自転車の夜間死亡事故は42件でした。そのうち41件はロービームで走行している車の事故であったと報告しています。また、同様に愛知県警は2015年の車と歩行者・自転車の夜間死亡事故で63人が死亡。そのうち1件の事故のみがハイビームで残りはすべてロービームで走行であったと報告しています。

とあり,これがハイビームの方が安全であることの統計的根拠のような書き方になっています.これも間違いと理解してよろしいでしょうか?

お礼日時:2017/01/09 15:47

「ハイビームの方が横断歩道の夜間事故率が低いから云々は,報道する側が勝手につけたトンデモ統計学と理解していいでしょうか?」


そうは言ってません

事故発生時の状況が、ハイにすべき状況だったのにしていないのか?ハイにすべきではない状況だからしていなかったのか?には触れていません

ハイビームにすべきなのにしなければ、事故率が高まるのは自明です
ハイビームにすべき時にすれば、当然早いタイミングで認識して危険回避出来ます

統計は、照明がハイかローかだけが基準であって、実際の交通量や周囲の照明の有無に関しては統計に加味されていない
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この回答へのお礼

重ねてご回答ありがとうございます.

私の質問の意図が伝わっていないのか,あるいは,ご回答を私が理解できていないのか,ちょっともどかしい思いです.

お礼日時:2017/01/09 16:20

何人かの人が書かれてるように、原則ロービームですが、対向車があったり、自分のすぐ前に車がいる場合は、眩しくないようにロービームにしましょうということです。



実際、街中で対向車がないことは皆無なので、ハイビームにすることはあまりありません。
郊外なので対向車や前に車がいなければハイビームにすればいいのです。
統計の中には、右左折してすぐの横断歩道に人がいても、安全確認せずに漫然と曲がって事故になったケースも多いはず。たとえハイビームでも、安全確認を怠ったら事故になる。ほとんどが街中での事故であれば、ロービームにしてるのも当たり前。だからといって、ロービームが事故の引きがねになったとは言えない。統計で出すならば、車の通行量が少ない明らかにハイビームにしないと見えにくい場所で統計を取ったものを発表すべきです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました.

>ほとんどが街中での事故であれば、ロービームにしてるのも当たり前。だからといって、ロービームが事故の引きがねになったとは言えない。統計で出すならば、[以下略]

私が疑問に思ったのはまさにこの点です.ハイビームの良し悪しではなく,統計の使い方の是非です(だから,「暮らし」ではなく「統計」ジャンルに投稿させていただきました).

私が期待する回答は,たとえば:

1) 統計に基づく推論としては不適切だというお前の疑問は・・・という点で間違っている.
2) 某新聞の96%記事(質問者からの補足コメント中に引用)は妥当だが,お前の挙げた「冗談」は妥当ではない.その理由は・・・.
3) お前の疑問は正しい.正しい推論には・・・の統計が必要だ(例:今回のご回答の末尾)
4) お前の疑問は正しい.警察は,実は,・・・という分析をしていたのだが,変な説明が流布した.その理由は・・・.

などです.引き続きよろしくお願いいたします.

お礼日時:2017/01/10 17:39

確かに大雑把過ぎますね。

ネットにも統計学的におかしいという
コメントで溢れてます。

昔統計で嘘をつく例を読んだことがあります。

「車の事故を調べたところ、事故時時速300Kmの車はー台も無かった。
従って、安全に走るには時速300Kmで走るのがよい」(^-^;

昔どこかで読んだ、保険会社の統計によると、ハイビームの方が
事故発生時死亡率が低いそうです。

歩行者が早めに車に気付くため、大事に至ることが少ないのだろう
というのが、保険会社の分析だったと記憶してます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました.統計的におかしいという指摘はたくさんされているのを教えて頂き,安心(?)しました.統計による推計は思い違いすることが多く,実は正しい推論なのに,誤解から異を称えているのではという恐れからお尋ねさせていただきました.

時速300kmの話,爆笑.でも,これを同じ構造の議論が大手を振ってまかり通っている現実がありますね,やれやれ.

なお,横着してロービーム固定で走らず,ハイビームをもっと積極的に適切に使おうということ自体にはことさら異を称えているわけではありません.

お礼日時:2017/01/17 11:10

曲解からくる、大きな誤解。



統計から推奨しているのではない。それが大きな間違い。もともと、車はハイビームで安全を確保するように設計されており、そうしろ!と決まっている。ロービームは、限定的な状況でのみ使われる・・・・。これは、免許をもっている人は、知らなければいけない事実です。ただ、対向車が多い、都会の混雑運転になれた人は、その限定的な状況が常態化していて、そもそも論を勘違いしてしまう。そのため、暗く視界が悪いのに、ロービームのまま運転する、馬鹿な輩が多いのです。

記事は、ハイビームであるべき状況(対向車があるような大きな道路ではないのでしょう。だって、そんなところはそもそも、信号なしの横断歩道なんてないですから)だったのに、事故がロービームにて頻発していることから、本来のハイビーム運転に立ち返れば、もっと多く事故が防げたはず・・・・ってだけのこと。安全性を高めるためのハイビーム設計なのだから、当たり前です。ロービームの危険を知らしめた、普通の統計であり、普通の記事です。
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この回答へのお礼

>統計から推奨しているのではない。それが大きな間違い。
ありがとうございます.そう言っていただけて,統計学的推論に関する私の理解という点では安心しました.反面,私の日本語力に不安を感じました.

puyo3155さんのご回答を読んで,ネット記事の問題点は,「ハイビームであるべき状況だった」という前提が明らかでないことかなと思いました (No.6 negibouzu さんがご指摘になっているのはこの点ですね?).この前提が明らかでない条件で,
>ロービームの危険を知らしめた、普通の統計であり
と言うのは,「事故を起こした車の100%は300km/h以下だった.これは,300km/h以下での走行の危険性を知らしめた統計」(No.7 tknakamuri さんの例を拝借 )と言うのと同じ推論になってしまいます(と言っていいですか?).

この質問では2つのネット記事を引用しましたが,どちらからも,「ハイビームであるべき状況だった」(あるいは,信号なしの横断歩道の事故だった)という前提が私には読み取れないのです.

「対向車があるような大きな道路ではないのでしょう。だって、そんなところはそもそも、信号なしの横断歩道なんてないですから」には,ああ,そうかと,ちょっと驚きをもって納得しました.多分,住宅地の,一方通行になっている場合も多い狭い通路などを思い浮かべていらっしゃるのですね.都会の方とお見受けしました.

私の感覚では,信号なしの横断歩道がある道路とは,町中の,人通りや対向車の多い、比較的狭い道路で,皆,ロービームにしている.これに対し,信号付き横断歩道がある道路とは,郊外の,人通りや対向車の少ない,広い道路で,時折,長距離トラックがハイビームで飛ばして行く(夜間の信号はたいてい黄色点滅になっている),という感じ.これは,田舎の感覚ですね.

「横断中の事故」(車対人・自転車の事故)と言われると,町中の,対向車も人通りも多い狭い道での(横断歩道上とは限らない)事故が頭に浮かびます.この辺の感覚の違いが,「ハイビームであるべき状況だった」と,無意識に前提するかしないかという違いを生じ,それがネット記事の受け取り方に影響しているのかもしれません.

お礼日時:2017/01/21 01:13

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