No.5
- 回答日時:
短編集で
山本文緒「ぜったいに泣かない」働く女性の悩み、と気づき、みたいな話
さだまさし「解夏」 特にサクラサク、が好きですが。心温まるお話です
湯本香樹実「夏の庭」 少年たちがある独居老人の観察を始め…
川上弘美「古道具 中野商店」古道具屋を舞台にまさにこじんまりした世界を描いた小説
江国香織「流しのしたの骨」まさに淡々と、人や生活がメインの小説
現代物・国内にこだわらないのであれば
赤毛のアンなども非常に生活密着型なシリーズ小説ですね。
スピンオフ短編集などは特にすがすがしいです
No.4
- 回答日時:
恩田陸のチョコレートコスモスなどいかがでしょうか?演劇を志す人達の物語です。
ネタバレになるのであらすじはあまり言いません。
女優や脚本家や舞台裏の人たちが話の最後に向かうにつれて一つの場所に集まるのでクライマックス感が非常にあり、読んだ後とても清々しいと思います。是非読んで頂きたいです。
舞台上の人と観客の人の感情がまるで自分もそこにいるかのように分かり、テンポも良く、目が離せません。。また、私達が日常ふと感じる事をそのまま代弁してくれているかのように書いている所もあり、感心させられます。
No.2
- 回答日時:
「しずかな日々」(椰月美智子・講談社文庫)母子家庭で友だちもいない生活を淡々と日常をこなしていた少年に、変化が訪れた小5の夏。
にぎやかなんだけど、心の中はとてもしずかな、よい物語でした。少年少女にもおすすめですが、大人もしみじみできると思います。「2.43 清陰高校男子バレー部」(壁井ユカコ・集英社文庫)バレーなんて全く興味のなかった黒羽は、転校生の灰島に影響されて部活動を開始。お互いに欠けたところのある登場人物たちが、その空白を埋めるのではなく、抱えたままもだえて、でもジャンプしていく様が快感でした。
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