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こんにちは。
かぎカッコの末尾の読点についてなのですが、
最近の本は圧倒的に無いものが多いように思います。
例えば
「私、昨日その映画観たんだ」
というふうに。でも綿矢りささんの「インストール」などを
見ると、ちゃんと「」の最後に読点がついています。
「私、昨日その映画観たんだ。」というふうににです。
私はずっと「」の最後には読点を
つけるものだとばかり思っていたのですが、最近は
無くても良いのでしょうか?

A 回答 (5件)

読点 (テン) ではなく句点 (マル) のことですね。


国が示す国語表記の規準では、カギ括弧の中でも、文の終止には打ちようになっていますが、

(1) 引用語には打たない。
(2) 引用語が文の形式をなしていても簡単なものには打たない。

の 2つの例外が定められています。
ご質問の
「私、昨日その映画観たんだ」
は、途中に読点 (テン) がある以上「簡単なもの」には該当せず、句点 (マル) を付けるのが本来の姿かと思います。
省略できるのは、今ここに引用した
「簡単なもの」
のような例と考えます。

確かに最近は、付けない例も多く見られますが、乱れた日本語の一つといって差し支えないでしょう。

詳しくは、文化庁の『国語施策情報システム』をどうぞ。参考URLです。

参考URL:http://www.bunka.go.jp/kokugo/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なるほど、こんな決まりがあるんですね~。最近は会話の末尾どころか、文章全体で句読点の打ち方が変わってきてますよね。全然読点が無かったり。あれも一種の流行なのかな……

お礼日時:2004/08/16 09:54

#1です。


補足ですが、国際子ども図書館のページで、昭和25年以前刊行の児童書の画像を見ることができますが、ざっと見た範囲では概ね句点はついているようです。
児童書デジタル・ライブラリー
http://kodomo4.kodomo.go.jp/web/ippangz/html/TOP …

ただ、青空文庫でテキスト化された著名な作家の小説などを見てみると、中には句点が入っていないものも見受けられました。(印刷物での確認ではないので確実なことはいえませんが、できるだけ底本どおり忠実に表現することに気を使われているサイトですので、おそらく元の作品でもそのようになっていると思われます)
例えば
句点あり:芥川龍之介、
句点なし:有島武郎、梶井基次郎
両方:国木田独歩、太宰治
(全部調べたわけではありませんので「句点あり/なし」も「両方」である可能性もあります)
http://www.aozora.gr.jp/

近年に限らず、特に文学作品などにおいては、ページを開いた時の字面も含めて一つの作品だと思われますので、原則に捉われることなく作家の好みで付けたり付けなかったりされたのではないでしょうか。

参考URL:http://kodomo4.kodomo.go.jp/web/ippangz/html/TOP.html,http://www.aozora.gr.jp/
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。文豪(?)と呼ばれそうな人達の作品は句点がついてるものだ、と勝手に思っていたので参考になりました。青空文庫は、良いサイトさんですよね。私も何作かここで読ませて頂きました。

お礼日時:2004/08/16 10:46

句読点の使い方は文章を書く人の自由だと思いますが、新聞などでは、句点の使い方について、ある「決まり」を設けているようです。



例えば、共同通信社が出している「記者ハンドブック」では、句読点の使い方を説明しています。
それによると(抜粋引用)、

一、句点は文の終わりにつける。
二、次の場合は句点をつけない。
   1 パラグラフ(段落)全体が『 「 』で始り、
    『 」 』で終わる場合は句点をつけない。
      「---------------------------」
   2 段落の途中に句点があり、それに続く最後の
    文が『 「 』などで始り、『 」 』などでで
    終わる場合。
      ---------。「         」
   3 例外=(略)

(以下略)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なるほど、新聞の決まりもあるんですね。どっちかというと、レポートとか論文のような感じですね。学校のレポートでも細かい決まりがあって苦労しました。

お礼日時:2004/08/16 10:43

読点(、)ではなくて、句点(。

)のことですね。

確かに、学校ではそう教わるはずです。ところが、出版界ではつけない方がもともと主流です。
誰のエッセーだったか忘れましたが、吉本ばなながデビュー当時、句点付きで書いていたのを幼稚?だと言っていたのがありました。(その後、句点が消えたので編集者がアドバイスしたに違いないといった締めで終わります)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですね、句点でした。ちょっとぼんやりしてたようです。出版界ではつけない方が主流なんですね~。知りませんでした。

お礼日時:2004/08/16 09:46

原稿用紙に書くときには、通常、会話文の場合は句点を付けます。

(実際、小学校の時にそう習いました。
http://www.ronbunonline.com/webseminor/401.htm

でも印刷物の場合は付けない場合が多いですね。多分見た目の問題だと思います。
原稿用紙に手書きの場合は、1マスに句点と括弧を入れますが、活字やフォントでは句点や括弧はそれぞれ1文字となり、一緒に書いた場合にどうしても間が空いてしまい、バランスが悪くなります。
(例:「こんにちは。」「こんにちは」)

ですからそれを解消するために句点は入れないようにしているのだと思います。

参考URL:http://www.ronbunonline.com/webseminor/401.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。URL、参考になりました。

お礼日時:2004/08/16 09:44

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