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〜したり、〜したりに続く言葉として「と」となる場合、以下の記述の仕方は正しいのでしょうか?

〜したり、〜したり、とXXXX (XXXの部分は、〜したりの部分の2つの言葉に対する大集合またはカテゴリを表す言葉)

見やすさを考えて句読点の位置を変えているのかと思うのですが、読みづらかったため用法を知りたく、ご教示願います。

A 回答 (5件)

2つ(以上)の問題が絡むので、長い説明になります。


 リンクを張るのでたどっていただけませんか。

 読点の打ち方には絶対的なルールはありません。
 ただ、ある程度の目安はあります。
 結論だけを書くなら、「〜したり(、)〜したり(、)と」の形の文に読点を打つかか打たないかは、文脈(主として「〜したり」の部分の長短によります)。

 No.2のかたが「見たり聞いたり」という例文なら読点は不要と書いています。そのとおりだと思います。
「見たり聞いたり(、)といろいろなことをしました」だと「と」の前に打ってもいいでしょう。でも打たなくてもいいでしょう。
 これが次のようになると、読点が必要だと思いませんか。最後の読点は「……」のほうがいい気がいます。
「あちこちの店でたくさんものを見たり見たり、CDショップで多くの曲を聞いたり、といろいろなことをしてすっかり疲れました」

「〜たり」の使い方に関して詳しくは下記をご参照ください。
【45定番の質問 「~たり」の使い方 】
http://1311racco.blog75.fc2.com/category32-1.html

「(、)と」の読点の打ち方に関して、当方は、打つなら「、と」だと考えています。
 ただ、これは「と、」にするべきと考える人もいるようです。
 簡単に言うと、〈「引用のト」なら「、と」になり、「仮定のト」なら「と、」になることが多いようです〉。
 詳しくは下記をご参照ください。ほかの読点の使い方に関してもリンクがあります。
【7)句読点の打ち方/句読点の付け方──「、と」と「と、」の使い分け】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-11870054711.html

 説明が不十分な点があるので、不明点があったら、「補足」で追加質問してください。
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この回答へのお礼

とても興味深いです。ご教示いただきましてありがとうございます。

>「引用のト」なら「、と」になり、「仮定のト」なら「と、」になることが多い

早速URLを拝見いたします。

余談ですが、私はIT系の人間でして価値のある良書を読む中で、今回気になり質問をさせていただきました。いただいた回答はとても興味深く感じています。
さらに、Google translateを代表して、翻訳サービスがこれらのパターンに対応できるのかどうか、英語と違う考え方があることを果たして開発者に関与しているメンバーが知っているのかどうかと思いました。まだ翻訳機能を試していませんが、とても興味深い内容でした。

P.S.
せっかく素早く回答をいただけていたのにも拘らず、PCを水没させてしまい返答が遅れてしまい申し訳ありません。

お礼日時:2018/04/07 13:38

例文


テニスをしたり、サッカーをしたりなどの運動をすることは、体に良い影響を与えます。
なんて。どうよ?
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この回答へのお礼

ちょっと違うようですが、ありがとうございます。

P.S.
せっかく素早く回答をいただけていたのにも拘らず、PCを水没させてしまい返答が遅れてしまい申し訳ありません。

お礼日時:2018/04/07 13:14

並立助詞としての「たり」は2回使わなくてはならない。


企業は宣伝したり、値引きをしたりと営業努力を行っている。

上記の場合、2回目のたりの後に読点を打たなくても意味は変わらないと思います。
例示されている本分の場合どうだったのでしょうか?

主観的に打ったとしても誤りであるとは言いにくい。


読点のルールは10通りあると思います。

①接続助詞(ば・から・ので・て・が・のに・けれど・ても・し…など)のあと
 私は借金しても、破産しない。

②独立語(ああ、はい、もしもし、ねえ…など)のあと
 はい、○○法律事務所です。

③接続詞(そして、しかし、なお、また、ゆえに、ちなみに、さて…など)のあと
 そして、最後の一葉が落ちた。

④同じ役割の動詞、形容詞、副詞などが並ぶ場合
 明るく、元気ののよい赤ちゃんですよ。
 赤ちゃんはこぶしを上げ、泣いた。

⑤時、場合などを表す前置き文のあと(文全体を限定する場合)
 私たちが帰社した時、彼女はもういなかった。

⑥主語、述語、修飾語の位置関係が変わった場合
 そのタオルを、老人は両手に握り締めた。
 参ったよ、彼の頑固さには。

⑦長い主語や、述語との距離がある主語のあと
 長年婚活をしてきて婚活パーティーに慣れている彼は、ホテルのロビーに物怖じしない。
 彼は、駅前のスーパーの2代目経営者である。

⑧意味の取り違えを防ぎ、理解を助けるため
 あわてて、逃げようとする犯罪者を追いかけた。

⑨朗読するときの間を意識
 結婚式のクライマックスに、教会の鐘がゴーン、ゴーンと、鳴り響いた。

⑩会話文のかぎカッコの前
 彼女は、「私が失敗したの?」と不機嫌そうに言った。

このうちのどれに当てはまるのか、それぞれの文脈と語の意味によると思うので全文で検討ください。
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この回答へのお礼

様々なパターンによってご教示いただきまして、ありがとうございます。

とても勉強になりました。

P.S.
せっかく素早く回答をいただけていたのにも拘らず、PCを水没させてしまい返答が遅れてしまい申し訳ありません。

お礼日時:2018/04/07 13:26

「したり」の最初の「し」は動詞一般を表しています。

サ変動詞を想定したものではありません。「泣いたり笑ったり」「見たり聞いたり」と一般動詞で使えます。
これに「と」が続くわけですが、「我が家の子供達は、泣いたり笑ったり、と+日々賑やかなことです。」のように句読点はなくても使えそうですが、心持ち必要な感じです。
また、泣く笑う、は「賑やかなこと」の例として並列されており、複数連ねることができそうです。多数並べても良いわけですが、「大集合またはカテゴリ」の範疇内の動詞である必要はあります。
「と」は格助詞で、例を引き合いに出すという意味で「引用」の用法だと思います。
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この回答へのお礼

日本語の奥深さまで教えていただき、ありがとうございます。とても勉強になりました。

P.S.
せっかく素早く回答をいただけていたのにも拘らず、PCを水没させてしまい返答が遅れてしまい申し訳ありません。

お礼日時:2018/04/07 13:18

「ジョギングしたり、ウォーキングしたり、と運動する」


といった使い方でしょうか?「と」の前が用言にかかる形なので、「して」の方が自然な感じはします。その場合は句点はない方がしっくりしますね。あるいは「と」を削って「運動する」と続けるか。
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この回答へのお礼

教えていただき、ありがとうございます。

P.S.
せっかく素早く回答をいただけていたのにも拘らず、PCを水没させてしまい返答が遅れてしまい申し訳ありません。

お礼日時:2018/04/07 13:15

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