アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

大河ドラマの主人公と言えば大名か武将、あとはせいぜい明治維新に功績のあった者ばかりに限られていますが、歴史上の人物で以下のような人間が主役として取り上げられないのはなぜでしょうか?
また、時代劇一般においてもこれらの人物は常に脇役であり、主役にならないのはなぜでしょうか?
こういった人達が主役になったら戦争や合戦のシーンが減り、また違った面白さが生まれると思いますが。

① 皇族、公家
② 商人(角倉了以、紀伊国屋文左衛門、三井高利、岩崎弥太郎など)
③ 宗教家(空海、最澄、一休、顕如など)
④ 芸術の大家(彫刻家、茶道、文筆家、能・歌舞伎関係者など)

質問者からの補足コメント

  • 公家の代表格である藤原氏(藤原道長など)を描いた大河もないですね。
    皇室に比べるとまだ主役として据えやすいと思いますが。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/04/16 22:44

A 回答 (3件)

私の記憶にあるあたりの大河が「山河燃ゆ」や「いのち」だったので


まあ必ずしも…というわけでもないとは思いますが
ファン層が「重厚な時代劇」を求めているのも大きいでしょう
それなりの規模、予算で作られるドラマですから
衣装や甲冑、合戦シーン…がないとと。

あとまあ戦国武将じゃなくても吉宗とかその辺もありましたね

武将でもあり公卿でもある平清盛も二回なっていますし。

あと、藤原氏とかあまり古すぎると細かい部分が難しいからかと思います
漫画のようにかなり創作想像でいいなら良いですが
時代考証や、詳しい情報などがないと作りにくいのでは。

公家メインにとか、近代以降となると
政治的な色とかについての解釈とかいろいろあるから作りにくいのでは。

「万人、そして往来のファンに喜ばれる」となると
「有名な人・時代・逸話」で
「わかりやすくドラマチックな話にできる」
「合戦シーンなど迫力あるシーンを含む」
「衣装や建物、風俗などの用意(いろんな意味で)が可能かどうか」
とかその辺じゃないですか?

個人的に炎立つは好きでしたがあまり評判は…?視聴率はかなり低い。
平安~室町あたりを描いてましたが。
また、3部構成にしてそれぞれの世代を描くなどガッツリ一つの大河として追いたい人には向かないのかも?
あんまり古い時代だとガッツリ一年追う話にしづらいのでは。

小学生のころ、歴史ブームが男子の間で起き
今子供の学校でも男子は歴史ブームだそうですが
その人気の歴史は「戦国時代」なんですよね。あとは幕末。
そういった、市場の人気がやっぱり関係あるのでは。

戦国武将ってそれぞれのキャラが立ってるし
経緯もいろいろ見せ場もたくさんあるし
誰に共感を持つかで自己投影とか、自分の意見を持てますからね

個人的には南方熊楠とか描いたらすごく面白いだろうなぁって思いますけどね。
でもやっぱりそんなに派手なシーンはないだろうし1時間ドラマを1年となると…
せいぜい朝ドラにしか無理かナ?とも思います。
    • good
    • 0

こんにちは。



No.1さんが詳細な分析をされていますが、その補足として、➁の商人として、
「岩崎弥太郎」←2010年「龍馬伝」で、準主役となって、物語を語る形として登場しました。
またNo.1さんと同様、私も「商人」として真っ先に1978年の「黄金の日々」の「ルソン助左衛門」の例を思い浮かべました。
(昨年の「真田丸」にも、同じ松本幸四郎さん[「黄金の日々」のときは「市川染五郎」名義]の演技で出演されていました)

ここからは回答から外れますが、私も一部、質問者さんに賛同します。空海とか、三井高利とかは面白いかもしれませんね。「空海」は、北大路欣也さん主演で映画化されました。

ただ、「宮本武蔵」がそうなのですが、一年間のドラマとなると、映画とは物語の長さが全然違って、2時間程度の映画ならちょうどよいのですが、一年間通してのドラマとしては長さが不十分な場合があります。
(1984年のNHKの新時代劇「宮本武蔵」[役所広司さん主演]、2003年のNHK大河ドラマ「MUSASHI」[市川新之助さん主演、現市川海老蔵さん])

2004年の「新選組!」、昨年2016年の「真田丸」の三谷幸喜さんのように、脚本家が独自に史料を調べて独自に書き上げたものをドラマ化する、という形ならば、原作にとらわれずに面白いものができるかもしれないと思っています。
(個人的には、また三谷さんに何か大河の脚本を書いてほしい、と思っています。)

平安貴族を主人公にする、というのも、着想としては非常に斬新だと思いますが、2001年の「北条時宗」(武将ですが)は、期待に反して中身が希薄で失望しました。それまで描かれなかった鎌倉時代だったので大いに期待したのですが、ふたを開けてみれば話のねたとしては終盤の元寇だけで、あとは腹違いの兄との権力闘争と、それをとりまく将軍家・北条家内部の反対派・家来同士の対立・水軍の人物・あとは架空の人物らの間の人間模様の描写ばかりで今一つ盛り上がりに掛けました。翌年の「トレンディ大河ドラマ」(唐沢寿明・松嶋菜々子・反町隆史などなど)の「利家とまつ」の戦国時代の信長・秀吉の合戦のオンパレードに安心感を覚えたほどです。

話がそれましたが、「北条時宗」は、物語の題材としての話題がなかったように思います。だから、平安時代にどれだけ物語の題材を見い出すか、が勝負だと思います。戦国時代とか幕末・明治維新は、その辺り話題に事欠きませんからね。

だからこそ、脚本に負うところが大きいと思います。当初の大河ドラマのように、有名な原作をドラマ化する、というのではもう話のねたがなくなってきたと思いますので、どんどん新しい話を史実と絡めて創作していくことが求められると思います。

いろいろ批判の多いNHKですが、大河ドラマは注目度が高いですので、頑張ってほしいと思っています。
    • good
    • 0

武将ばかりが大河ドラマの主人公、って決まっているわけではありませんよ。


例えば、1986年の「いのち」の主人公は戦後の架空の女医、岩田美希(演:三田佳子)だし、
その前年、1985年は日本初の女優、川上貞奴(演;松阪慶子)が主人公でした。
もっと前には戦国時代の堺の豪商、呂宋助左衛門や、第二次大戦中の在米日系人などを主人公にした作品もありました。

但し、それらの作品が面白かった ≒ 視聴率が高かった、かと言えば、むしろ逆の評価であったことが多かったようです。
「いのち」放送中などは、2年連続で大河で合戦シーンがないことで、それらの歴史マニアの非難をかわすために、日曜の大河枠とは別に別な曜日(確か水曜)に、中村吉右衛門主演で「武蔵坊弁慶」をわざわざ放送したほどです。
やっぱりねぇ、大多数の視聴者は大河ドラマに『合戦シーン』を求めたがるものなんだと思いますよ。
2013年「八重の桜」の新島八重も、武将でも侍でも何でもありませんが、物語冒頭の戊辰戦争辺りはまだしも、明治維新後の視聴率の凋落ぶりは話題になったものですし。

かくいう小生も、親鸞や後醍醐天皇などを主人公にすえた大河を見てみたいとも思いますが・・・
①皇室関係は批判的に描写することが大人の事情で非常に難しい、
③宗教人は日本国憲法の信教の自由との絡みで、これまた国営放送で描写するのが難しい、
(②は実例があるのは前述のとおり、)
④の芸術家は、当時の政治家=武将との関わりが色濃く(狩野派などがそのいい例)、結局武将の方を描いたほうが面白そう、
・・・以上のような事情があるような"噂”は聞き及んでいます。

まぁ、再来年、2019年の大河ドラマは1964年の東京オリンピックを題材に、当時のアスリートが主役に座ることが決定しています。
この作品がどう評価されるか、今後の大河の主役選びはその辺りにも深く関わってくるんじゃないでしょうか。
この回答への補足あり
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!