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飛行機のパイロットは離着陸時、どの速度計を見て、あるいはどの速度を確認してるんでしょう?
TASやIAS、GS、VSはわかるんですけど、離着陸時のように、2次元から3次元への、逆の3次元から2次元への移行時、どれか特定の速度だけ確認しながらオペレーションしてるんでしょうか。
地上走行時は車と同じでGSだと思うのですが…

A 回答 (2件)

実際に飛んでいる飛行機がその時に得られるスピードはIASしかありません。

ピトー管による対気速度ですね。
滑走路に接地しているときはGSを使います。

離着陸などの速度規定は較正対気速度(CAS)で決められており、デスパッチャーの時点で、CASとIASの誤差を考慮します。

ご存知だとは思いますが、離着陸の時は、IASだけでなく高度計や降下率なども計算しています。特に着陸時は失速が怖いので、速度計とエンジン出力、降下率などを考えながら適正な高度で適正なスピードになるようにしているわけです。

逆に離陸の時は、エンジン出力に見合った速度が出ていれば、高度計で高度を確認しながら速度を上げていきます。離陸で一番怖いのはエンジンパワー消失による推進力の低下と失速です。

したがって、2名常務の場合、エンジンパワーや高度・速度を確認する役割と周辺を見て操縦する役割を分担します。
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この回答へのお礼

解決しました

離陸時も滑走し始めた瞬間から大気速度なんですね!
飛行機についてはまだまだわからないことが多いですがひとつ疑問が解消しました。
とても丁寧な説明ありがとうございました!

お礼日時:2017/05/17 12:53

飛行機の機体に作用する力は空気の速度(圧力)ですので、当然 IAS です。



>2次元から3次元への、逆の3次元から2次元への移行時、

失礼ながらちょっと考えすぎでは?

なお余談ながら。ADF(NDB)、ロランなどの航法設備は過去の遺物でして、
現在は使われておりません。NDB 局はまだあるかもしれませんが、まず使いません。
現在は INS(IRS)+VOR/DME、GPS によって飛んでいます。
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