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弊社が仕入れていいる業者の財務分析をしたところ、B/Sの利益剰余金が赤字で、また自己資本比率が著しく低い会社でした。
弊社の得意先ではなく仕入先なので、代金の回収が滞る等の危険性はないのですが、このように財務状況があまりよくない会社を仕入先に持つことの危険性はなにかありますでしょうか?
仕入先なので、特に問題はないと思っているのですが。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

弊社というのは、あなたが経営する会社ということですか?


それとも、あなたが勤務する会社のことでしょうか?

あなたが経営する側でリスクを感じるのであれば、他の取引先選定を検討すべきかもしれません。
あなたが勤務する会社であれば、上席者や経営者に判断を仰ぐことです。

決算書なんてものは、目安や指標でしかありません。
このように書くのは、大企業など会計監査の対象となったりするような会社であれば、参考に値する数値でしょう。しかし、小さい会社などの場合には、経営上の指標よりも税金対策を考えての決算ということもあるのです。

赤字となる大きな要因をB/Sだけでなく、P/Lなどもしっかりとみることです。
過去の減価償却資産の購入が後に響き減価償却費だけで大赤字になることも考えられます。であれば、資金繰り的には、危険性はないでしょう。
役員報酬や賃借料等で経営者に十分に支払いがされすぎていることで赤字になっているような場合には、経営者の個人資産が十分にあることがわかればさほど危険性もないことでしょう。

ただ数字や割合だけで怖がっていると、本当に信頼できる会社を信頼できず、数字をごまかして取引先の信頼を取り付けたりするような会社に騙されますよ。

私自身、税理士事務所勤務経験から税理士ほどではないにしろ、節税や税務の考えから都合の良い決算を自分が経営する会社で行ったことがあります。
その結果、順調な資金繰りであっても、決算の数字が悪すぎることで、大手取引先から取引させてもらえなくなったこともあります。現在は、税金対策はそこそこに取引の与信審査上見た目を良くする対策をしています。
すべての会社でどこまで考えた決算を組むのか、その方針によっても大きく変わるものなのです。

役員報酬も極端に少なく、減価償却の計上もほとんどせず、現金の流出につながる経費などで大きな赤字になっているような場合には、危険でしょうね。

危険性というのは、あなたの会社では仕入れたものを売るのでしょう。商品が届くものと考えて待っていたら、届かなかった。などとなれば、売る取引先からのあなたの会社の信用は落ちることでしょう。急なことで商品を確保しようとすれば当然仕入は高くつくし、間に合わないかもしれません。取引先が製造したものを仕入れるような場合には、見た目同じ商品でも劣悪な商品を仕入れてしまえば信頼を落とすことでしょう。同じ条件の仕入れ先を確保することが難しいものであればあるほど怖いものですよ。

私の会社は基本サービス業です。下請けの選定にも慎重になります。複数の下請け会社を用意することで、困った時に穴埋めできるようにしています。
たまに行う物品は、受注販売の受注仕入です。注文が入ってから仕入れを行うわけですが、仕入先に見積もりや在庫の確認をしてからでないと販売先にうちの見積もりは出しません。その際には、他の取引先から仕入れた場合の靉光のような参考数字も出してもらったりしたうえで、販売金額を設定します。そうでないと、仕入予定先がもしも夜逃げなどをした際に赤字を被ってしまいます。他の取引先も持つことで、最悪利益を削るだけで、信頼まで落とすことのないような配慮をしています。

販売先も一つ、仕入先も一つですと商売は楽です。
しかし、一か所破たんしただけで連鎖倒産になります。
販売先の柱も仕入先の柱も複数持つことです。そのうえでその柱を太くしていくべきでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私は従業員です。
帝国データ等の信用調査会社に信用調査を依頼したところ、今回の仕入先企業がデータの提出を
拒否し、その代わりに弊社に決算書を送ってきたようです。
損益計算書を見た限りでは、法人税は地方税の均等割りしか支払っていないようです。
おっしゃるように節税のための決算書を作成しているという疑念が生じるのでしょうか?
信用調査会社でもデータが入手できない会社の信用度はどのように判断すべきなのでしょうか?

お礼日時:2017/06/10 11:13

各会社ごとに方針があろうかと思います。


私の経営する会社も、起業当初はTDBなどに疑念を感じ、決算書等の情報提示をしていませんでした。その後、必要性を感じ提出するようにしておりますがね。

TDBやTSRなどの情報も有用ではありますが、あまりにも信じすぎると怖いですよ。
電話取材や取材先にアンケート式に回答をもらうだけですので、取材される側が虚偽の情報の提示をする可能性は否定できませんからね。
また、TDBなどの指標について理解のない人が決算を組んだり、提示する情報が少ないだけで、意味もなく過小評価されますしね。

信用調査会社で情報がなければ、取材依頼するか、取引先や予定会社にたいし取引条件や与信審査で決算書の提示を求めるという方法もあろうかと思います。
決算書を見せてと言って嫌がるということは、何か後ろめたいのか、偏った知識で拒否していると思うしかありません。

うちの会社では、信用調査会社に取材依頼することはまずありません。
取り引き内容で自社判断なのですが、情報が偏っている場合もあり、それなりの費用を払うのがばからしいからです。ただ、低額ですでにある情報を見て参考にはします。

信用調査会社などを否定するつもりも、決算書のすべてを否定するつもりもないのですが、以前税理士事務所内で笑わせてもらったことがありました。
顧問先が取引先としてふさわしいかどうかの確認のため、決算書の提示を受けたが、一緒に見てほしいとのことでした。
決算書だけでは、正しい数値である監査もできませんし、責任も取れませんからね。
ただ、決算が明らかにおかしいとか、明らかに節税のための数字というのを見つけることはできますがね。

大きな会社であれば、公認会計士の監査も受けていますので参考にはなるかと思いますが、リスクを完全に見抜けるわけではありません。

現実的ではないかもしれませんが、保証金を出させるとか、支払スパンを長めにとるとかしかないのではありませんかね。
仕入先ですので、お金を先に出さない、不良品をつかまされて損害賠償請求ができない、などのようなことのないように考えるしかないでしょう。
あとは、取引額に限度を設け、複数の取引先からの仕入れに分けたりすることで、損害が出ても軽く、対応がしやすい状況にするしかないのではありませんかね。
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この回答へのお礼

ありがとうございましした。大変参考になり勉強になりました。

お礼日時:2017/06/14 12:58

1 その仕入商品がないと貴社業務ができなくなる可能性があるならば、他の仕入先も探しておく(※)。


2 危険性ではないが、税金滞納で滞納処分を受けるような仕入先だと、貴社に税務署徴収職員が来て、売掛金の差押え処分をする可能性がある。
 仕入れ先に支払うのを税務署口座に振り込むことになるだけだが、事務量が嵩む。
3 破産したら、破産管財人等から取り立てがされるなどの法的手続きの相手とされる。事務量が嵩む。
4 2も3も経理処理のルーティンワーク以外の処理を要する。
 少なくとも、仕入れ先の債権者(税務署、破産管財人、裁判所など)との応対時間が強制的にとられる。

5 仕入代金が未払いのまま「トンずら」されたら、未払いのままにず~~としておくわけには行かないので、法務局に供託するなどの法的手続きが必要となる。めんどくせ~ですよ。

6 稀に、商品仕入をするまえに「代金の支払いをお願い」されるケースもある。
 要は借金の申し立てですが、これで商品が届かない(仕入れできない)と貴社のキャッシュフローは狂います。
 他者に金を貸して、それが返済されなくても良い体力があるなら良いですが、口巧みに「仕入代金を下げて納入するので、先に代金を払って欲しい」などと言われると、やられる危険性があります。


7 キャッシュフローが悪いだけなのか、明白に「いつか潰れる企業」なのかの判断をして、たとえ仕入先でも、巻き込まれないように危機管理すべきだと思います。

8 おまけの余分ですが。
 バランスシートだけでなく、損益計算書でも見るべきです。
例えば、経常利益よりも支払利息、支払手数料の額が大きい企業は、利益以上の手数料を支払っているので、元本返済ができてない状態です。危険危険危険です。

週刊誌などの印刷をする業者では「紙」そのものが何らかの事故で仕入れできないと業務停止してしまうので、危険回避のために「同じ紙」をいくつかの業者に分けて仕入れてます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。仕入先がつぶれた場合に弊社に面倒な事務手続きが発生するということですね。

お礼日時:2017/06/10 11:15

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