準・究極の選択

今まで何気なく見ていたのですが、最近になって自動車の雑誌広告(Audi A4とかNISSAN MURANOなど)を見てかっこいいなぁと思うようになりました。車自体も素敵なのですがそれをより引き立てているというか。まあ広告の目的はそこにあると思いますが。
そこで教えてください。
どの様な職業の人がどういった方法で製作しているのでしょうか。(広告のデザイナーみたいな人がいて、CGを駆使して作る とか。。。この様なクリエイティブ系の分野には全くうといので。。)
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

私は何故か車って一度もやったことがないですが…まぁ、普通の商品広告と作り方(というか手順)は一緒ですよ。


広告代理店にクリエイティブの部署があり、そこにはCD(クリエイティブディレクター)、AD(アートディレクター)、コピーライター、デザイナーという人がいて、制作の一切合切を取り仕切ります。

ただ車の場合、広告は新聞・雑誌だけではなく、テレビCMやカタログ、POPなどのSPツールも必ずついて回りますので、そういった他媒体とも上手く連動して作業を進めなければなりません。
車の写真は、フルCGというのはほとんどないと思います。一部、実際に販売されるタイプとクライアントが用意したものとで仕様が異なる場合、その部分だけ修正しますね。

発売前に情報が外に漏れるのを防ぐため、バックの風景と車を一発で撮影する場合は必ず海外ロケとなります。
予算+時間がない場合、車と風景は別撮りし、合成します。
車はでかい(当たり前ですが)ので、撮影にもすごく時間がかかります。ライティングや映り込み(車のフロントガラスなどに風景の一部が映ること)の調整も大変で、そんな大変な作業を文句言わずやってくれるカメラマンさんには脱帽です。

この回答への補足

カメラマンさんは広告代理店の部署の方になるのでしょうか?この筋(?)で有名なカメラマンさんはいらしたりするのでしょうか。もしご存知でしたら。。。

補足日時:2004/08/29 00:26
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#3です。


代理店の社員カメラマンというのは、今ではほとんどいません。昔は、大手代理店なら必ず社内にカメラマンを抱えていたものですが、リストラなどの影響で、現在はほぼ全て外注となっているようです。
ただ、写真・映像制作を専門とする子会社を持つ代理店はあります。

車を専門にやるカメラマンさんは…それこそ無数にいますので、誰それ!と特定の方を挙げるのはちょっと難しいですね…
車の撮影には特別なスキルやテクニックが必要なので、できる人とできない人(苦手な人)に別れます。
カメラマンさんによって仕上がりも違ってきますし、クリエイティブの方向性によってカメラマンさんを使い分ける…という感じですね。
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この回答へのお礼

大変、ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/29 00:57

社内デザインか外注かで話が変わってきますので、社内デザインという所で進めます。



まず最低必要な人がアートディレクター、グラフィックデザイナー、
コピーライター、カメラマン、DTPオペレータです。

アートディレクターが広告の全体の方向(どんな人に、どんなふうに見せるか)を決めて
それに基づいてグラフィックデザイナーが紙面の構成を作り
コピーライターがキャッチコピーを作ります。
それを叩き台にして上記の3者(部外者は抜いておきます。話がややこしくなりますので)が
「あーでもない、こーでもない」と意見を出し合って修正が進められます。

全体の構成があらかたまとまった段階で
カメラマンを選んで(得手不得手がありますので)撮影に入ります。
撮り上がった本番画像を使ってデザイナーが最終デザインを作り、
上司(外注の場合はクライアント)に提出して了承をもらい
DTPオペレータが印刷に合わせたデータに整えて媒体社に渡します。



以上がざっとした流れです。

このうち、アートディレクション、デザイン、コピーライティングに関しては
殆どが個人作業で机上で行えます(“打ち合わせ”と称する飲み会は別として)ので
あまり人出も必要としませんが
撮影に関しては(特に車の場合などは)大掛かりなスタッフが必要になります。

スタジオ内でのブツ撮影の場合はカメラマンの他にライトスタッフと雑用係で足りますが
人物をからめたロケとなると、モデル、メイクアップ・ヘア・衣裳担当、
撮影場所のコーディネイター、場合によっては交通整理係、ドライバー、
苦情係、照明係、被写体となる車の搬送係、清掃係、
モデルが外人の場合は通訳、雑用係などです。

ま、このあたりは“クリエイティブ”に関わるのはカメラマンとモデルだけですから
スタッフは誰でもいいのですが、とにかく人出だけは必要です。



また最近は撮影後の画像合成も必須ですからDTPオペレータが重要になっています。

殆どの場合、車の広告やカタログの写真は車と風景の合成です。
発表前の新型車を外に持ち出すことができない事と、
屋外ではライティングが自由にならない事もあって
合成で済ますほうが簡単だからです。
時には実車が完成していない段階で作業をすすめる場合もあり、
車の部品の一部だけを3Dソフトで作成して合成する場合もあります。

もちろん作業全体で見れば「簡単」でも、オペレータにとっては大変な作業になりますが
これがオペレータの腕の見せ所といえるかもしれません。

その場合、風景撮影にあたっては車に写り込む(反射する)風景なども想定して
アングルを変えた合成用の風景画像も撮影します。

なんてまあ、現場にまで入りこんだ話をすればキリがありませんが、
こんなふうに大人数でガヤガヤと作ります。

でも、大人数になればなるほど作り手の個性みたいなものがなくなってしまい、
よくできた広告だけれど情熱が感じられないものもあって
なかなか満足のいくものが出来ない事も多いのですが。
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この回答へのお礼

細かい内容まで教えて頂いてありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2004/08/29 00:21

なるほど。


NISSANやAudiの広告はかなりかっちぃい系ですね。
わかりますよ。得にNISSANのCMはいつもかっこいい!!
共感です。

質問の件ですが。。。

NISSANなどは、かなりの大手なので、
大手広告代理店のしきりと思われます。

<<CGを駆使して作る

と、いうより、平面合成が多いのではないでしょうか。

車を撮影して、それを切り抜く。
(もしくは、撮影してあるデータを渡さられる)

いい感じの背景を用意しておく。(場合によっては撮影)

動きを入れたいときは、フォトショップのボカシで移動など

レイヤーを合成して完成!

っという流れなのかなぁ~っと。

実際やったことはないので、
断言とかできませんが、みているかぎり合成が多いと思いますよ。
もちろん実際シーンとして撮影しているのもあります。



それで、実際の作業しているひとはというと。。。

大手広告代理店に頼まれたデザイン事務所か、
広告制作会社でしょうね~。

車の広告を専門でやっている事務所もあるはずです。

実際関わってみたければ、
その手のデザイン事務所を探してみるのも
いいと思います。
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この回答へのお礼

回答を頂きありがとうございます。
かっちいところ、共感出来る方がいてうれしいです。
”専門のデザイン事務所”探してみようと思います。

お礼日時:2004/08/29 00:12

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