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家電リサイクル法が施行されて、各家電製品の再商品化(再資源化)が盛んにおこなわれるようになったそうですが、再度資源となった素材などは、どういった使われ方をされているのでしょうか?例えばテレビに使われてたガラスやプラスチックは、またテレビの材料として利用されるのでしょうか?
また、リサイクル工場から各素材を買い取り、メーカーへ卸す業者などはあるのでしょうか?
詳しく知りたいと思っています。どなたか教えてくだされば幸いです。

A 回答 (3件)

再度、お邪魔致します。



取引先企業さんに聞いてみましたところ、所謂「再商品化」というのは再資源化し、「再度商品として使用できる状態」も含まれるそうです。
ややこしいですね。(^^;

例えばブラウン管であれば、ガラス部分が2層(らしいです)構造なので、それを混在させないよう分離し、高純度のガラスカレット(ガラスチップ)化し、ブラウン管の原料として再利用する「循環型リサイクル」と、ガラス商品として使用する「マテリアルリサイクル」も「再商品化」に含まれるんだそうです。

それを踏まえて調べてみましたら、面白いページが見つかりました。
参考URL内のQ34、Q35を参照下さい。
再商品化の定義と意味が記載されています。

私もいい勉強になりました。(笑)
では。

参考URL:http://www.env.go.jp/recycle/kaden/start/qa/inde …
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。
 新たに情報をいただき、ありがとうございます。
 プラスチックなら、燃料や熱回収のための材料となる場合は“再資源化”、それよりも純度が高く(?)、商品の材料となる場合は“再商品化”ということでしょうか。(?この辺は更に調べてみようと思います。)
 教えていただいたURLを参考に、勉強しようと思います。ありがとうございました。
 

お礼日時:2004/09/10 23:24

電器製品メーカの工場にて産廃を担当しているものです。

当方の製品はリサイクル法にはひっかからないですがISOの絡み等もありリサイクル率を高める業務をしています。
リサイクルと言うと普通の方は原料にもどして再度同じ物に戻すと言う事を想像されると思いますが実情は難しいです。素材の中で最もポピュラーなプラスッチクを例に取ると、プラスチックにシールが貼ってあるだけで原料へのリサイクルはできません。(原料に戻すリサイクルをマテリアルリサイクルと言います)ですので現状ではマテリアルリサイクルよりは燃やして燃料とてリサイクルをするサーマルリサイクルが一般的です。この分野での最大手はSANIXです。シロアリ駆除で有名なSANIXですが環境分野でも最大手です。北海道に発電所があり、廃棄プラスッチクを燃料として発電をしています。

いわばマテリアルまで持って行く手間(労務費)と環境負荷を天秤に掛けた時に国内で処理を行うと限定すればサーマルが一般的です。

しかしここに中国が入ってくるとマテリアルが一般的です。ですので日本から製品の状態で中国に運び人件費の安い中国で人海戦術で分解をします。それこそシール一枚をしっかり剥がします。それもシールだけを集めて原料する徹底さがあります。
Yav22さんが卸し業者を知りたいとのことですが中国の卸業者になりますので私はよくわかりません。
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなって申し訳ありません。
 貴重な情報をありがとうございます。
 シール一片で原料に戻せないなんてシビアな世界なんですね。確かにそんな作業、人を使わなきゃできないですし
時間や費用を考えると、難しそうですね。
 中国に運び、人海戦術でのマテリアルリサイクルはなるほどという感じですが、家電4品目に関しては、他国から見れば何故まだ使えるものを捨てるのかとなるらしいです。中国でマテリアルリサイクルではなく、修理してリユースという風にはいかないのでしょうか。
 その辺りも調べてみようと思います。
 ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/10 23:38

こんにちは。



再生資源の利用のされ方は様々なようです。
プラスチックなどは再生プラスチックになったり、油化されたり、チップ化されて燃料になる場合もあります。
再利用というよりは、再生利用ですかね?
回収された家電は、産廃業者を経て素材化され、廃棄と再資源に分類されて、再資源は原料として再流通する事になります。
私が出入りしていたプラントには、廃プラスチックを燃料として、素材供給していた会社さんがありましたから、そういった「卸し」を行う業者さんもあるのでしょうね?

URLは東京都環境局の産廃情報ページです。
参考までに覗いて見て下さい。
但し、ちょっと抽象的な箇所もあり、解りにくいですが。

参考URL:http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/haitai/index.htm
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この回答へのお礼

matahariさん
早速のご回答ありがとうございました。
URLの方参考にさせていただきます。

さらに家電リサイクルについて検索していたら、テレビについてはブラウン管のものに限定して再商品化を義務付けているんですね。公布された1998年には液晶やプラズマがここまで出まわるとは想像していなかったのでしょうかね。どうなることやらです。あつかましい事を言って恐縮ですが、この関連についても何かご存知でしたら、ご回答いただければと思います。

お礼日時:2004/09/07 23:28

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