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坂本龍一さんの新作asyncを聴いて、音に対する強いこだわりを感じました。
坂本さん以外で、ここまで音にこだわりを持つミュージシャンを私は知りません。
とても繊細で、神経質なくらいです。
良し悪しは別として、多くのミュージシャンは、歌詞や高揚感が重要のように私には見えます。
なぜ、多くのミュージシャンは、音そのものに強い関心がないのでしょうか?

A 回答 (3件)

私も歌詞よりも曲重視なのでクラフトワークやイーノは聴いてました。



その上で、坂本龍一さんはアカデミックな権威やネームバリューがあるので、まず手にとって貰えるし『坂本龍一だから素晴らしい音楽に違いない』って感じに難解な音楽を作っても多くのファンから好意的に解釈されるからでは?と思ってます。
仮に無名の人が同じ音楽を作っても、まず手にとってもらえないので見向きもされないですよね。
最初から見向きもされなければ、評判も立ちません。
しかし坂本龍一さんの地位は不動のものなので、もう音を分かり易く加工する必要が無いのだと思います。
そして手にとって『やはり坂本龍一は難解だけど芸術的で奥深い』と評価されると。

実際は繊細で奥深い曲を作るアーティストは沢山いるけど、本業や商売としては成り立たたず趣味としての自己満足な活動になるので、市場だけ見れば存在していないように見えるのだと思います。
キャッチーでない故に無名なアーティストは、情報網と足で探さないといけないので、探すのは大変ですよ。
例えばこれらの日本人は無名でエレクトロニカ~ポストクラシカル周辺のマニアしか知られてないですが、もし同じ内容で坂本龍一さんが作ったとしたら大絶賛されたかもしれません。
http://www.inpartmaint.com/site/2817/



挙げてる音楽の共通点はピアノの要素が高いなと思ったので、世界のピアノの音響系だったらこの辺りでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=d5m9L2iosfk
https://www.youtube.com/watch?v=DwRnf1uK768
世界的にピアノとエレクトロニクスとか使ったこのテの音楽は当たり前のように流行ってるので、坂本龍一さんだけが特別こだわってるかというと、???って感じです。
有名どころの坂本龍一さんしか手に取らず、最新の音楽をあんまり探してないのでは?と思ってしまいます。そのジャンル周辺を聴く者としては。

今となっては、本格的な繊細で奥深い曲をバックに下ネタでおふざけするユニットまで登場するくらい成熟して飽和してますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=qHd13-XXP0Q

念のため坂本龍一が凄くないと言いたいのではなく、坂本龍一なみに素晴らしいアーティストは日本にも海外にも沢山いるよって感じです。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。

>私も歌詞よりも曲重視なのでクラフトワークやイーノは聴いてました。

かなり音楽が好きなのですね。
なかなか、ここまで聴く方は少ないと思います。
もしかしたら、私が知らないだけでサウンド&レコーディング・マガジンをよく読んでいるような方々には、多くいるのかもしれません。

>坂本龍一さんの地位は不動のものなので、もう音を分かり易く加工する必要が無いのだと思います。

それは、ありますね。
もう10年くらい、分かりにくい音楽を作っている感じです。

>実際は繊細で奥深い曲を作るアーティストは沢山いるけど、本業や商売としては成り立たたず趣味としての自己満足な活動になるので、市場だけ見れば存在していないように見えるのだと思います。

ポップじゃないと売れないから、このようなアーティストは大変だなと思います。
また、一般の人たちがこのようなアーティストを探すのも、ある程度以上の熱意がないと難しそうです。
今回は、曲を紹介いただきありがとうございます。
今、Fjordneを聴いていますが、繊細でそうとうな工夫を凝らして音作りをしているなと感じます。

>世界的にピアノとエレクトロニクスとか使ったこのテの音楽は当たり前のように流行ってるので、坂本龍一さんだけが特別こだわってるかというと、???って感じです。

今は、こういう音楽が流行っているのですね。
私が、音楽がとても好きだった頃はドラムンベースの頃までです(いつの時代の話だ笑)。
もう、20年も前です。
それ以降は、音楽の流行りに疎くなってしまいました。

>念のため坂本龍一が凄くないと言いたいのではなく、坂本龍一なみに素晴らしいアーティストは日本にも海外にも沢山いるよって感じです。

今も、熱意を持って探されている方は、いろんな優れたミュージシャンを発掘されているのですね。
Chappy4649さんのご意見を聞くと、私はずいぶんと音楽の熱が下がってしまったなと改めて思い知りました。
良い曲を紹介していただき、ありがとうございます。

お礼日時:2017/09/12 20:53

坂本龍一のasyncは音の情報量が多いっていう『こだわり』の一種ってだけじゃない?


ピコ太郎だってかなりのテクノマニアだから、音に強いこだわり持って作ってるよ。
サンレコとか読めば、割と普通に聞こえるロックバンドとかもアンプとかエフェクターとか機材にこだわってるって分かるよ。
斬新な音を入れるのがこだわりというのなら、それは坂本龍一のやってるエレクトロニカというジャンルでは普通ですよ、としか。
多彩で斬新な音を使うこだわりもあるし、逆に特定の音源チップ縛りでどれだけ豊かな音楽を作れるか挑戦するチップチューンとかもあるし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃることは、よく分かります。
言葉は難しいです。
私が選んだ、「こだわり」という表現は、違うかもしれません。
私は、もう25年くらい前から坂本龍一さんのファンです。
熱狂的というわけではないですけどね。
テクノでは、クラクトワークやブライアン・イーノも好きでした。
私は、歌詞よりも曲に興味があります。
それで、いろいろ曲を聴いてきたのですが、繊細で奥深い曲は、かなり少ないように感じます。
すぐにいい曲だと思う曲は、すぐに飽きる曲でもあります。
例えば、坂本さんの「戦場のメリークリスマス」がそれです。
私が、坂本さんの曲では最初に好きになりましたが、一番速く飽きた曲でもあります。
それで、今回のasyncは、すぐには良さが分かりにくいですが、後からくる良さがあります。
まるで、クラシック音楽のような繊細さと深さを感じます。
ブラームスのインテルメッツォという名曲がありますが、そのような地味で繊細で深い感じがどこか似ていると感じました。
このような良さがある曲を探してはいるのですが、なかなか見つかりません。

お礼日時:2017/09/11 19:35

少なくともプロと呼ばれる方は持ち合わされていますよ。

特にアコースティックの世界は凄いですね。他の方々の協力体制によって成り立つ、いわゆる「ユニットアーティスト」の方はしりませんけど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/09/09 08:49

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