重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

よくレンタルビデオを利用します。
多分、年に200本くらいは借りていると思います。

例えば「ちょっとビデオでも借りてくるか」という感じでビデオ店に行き、色々棚を眺めて一応「A」というビデオがいいかなぁ~と思いつつもイマイチ「これだ!」という感じがなく結局その日は借りるのをやめにして返ります。

数日後、また「ちょっとビデオでも借りてくるか」という感じでビデオ店に行き、同じように色々棚を眺めていると、先日借りるかどうか迷った「A」がレンタル中。

すると無性に「ああ~!Aが観たいぃ!!」「今オレが観たいのはAだぁぁああ!」と思ってしまいます。

これって心理学的になにか裏付けかあることなのでしょうか?

くだらない質問でスミマセン。

A 回答 (5件)

#3です。


遅くなりましたが補足しておきます。

心理学のさまざまな領域の研究を俯瞰すると,
自分は「自由な意志に基いて行動を選択できる自由な存在」である
と思い込みたがる根強い傾向が人間にはあるようです。
(人間が本当の意味で自由でありうるかという問題はここでは問いません)

具体的な研究場面では「行動の選択肢」が自由の指標とされます。
やれと言われるとやりたくなくなる,
やるなと言われると俄然やりたくなるというへそ曲がりな心情が生じるのは
「行動の選択肢」が外的な原因で減少する場面です。

「心理的リアクタンス(psychological reactance)」の理論では
外的な原因によって行動の選択肢が減少すると自己の自由が脅かされたと認知され,
失われた自由を回復しようとするモティベーション=リアクタンスが生じると考えます。

失われたものがもともと魅力ある選択肢であれば
抗議をしたり交渉をしたりして現実に取り戻そうとするでしょう。
そこまで魅力的な選択肢ではなかった場合には,
その魅力をより大きなものであるとみなすことで
認知のレベルで自由を回復しようとするというのです。

ひらたく言うと,
本来自分はより多くの魅力的な選択肢から選択する自由を
持っていたはずだと思い込むということです。
中程度の魅力の選択肢において事後の魅力の変化が大きいことは
実験的研究でも実際に確認されています。

逆に自分の自由意志によって選択肢を減らしてしまったと感じた場合,
「認知的不協和(cognitive dissonance)」という不快なモティベーション状態が生じ,
それを解消するために自分の選択を正当化するような方向への認知・態度の変化
(たとえば,選んだ選択肢は価値が高く,捨てた選択肢は価値が低いと思い込む)
が生じるとされます。

このようなモティベーション状態を仮定する理論は
1950年代から70年代ごろまでは大いにもてはやされ
多くの関連研究を生み出しましたが,
唯一で最良の説明というわけではなさそうです。

なお#4さんの説明は
リアクタンスのようなモティベーションを人類が獲得した経緯についての
進化心理学的なひとつの仮説ということになるかと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ワガママをお聞き下さって本当にありがとうございました。
大変よくわかりました。
本当にありがとうございます!

お礼日時:2004/09/21 16:20

 昔、私たちに先祖が狩猟採集生活をしていた頃、放っておいても手に入る食料と逃げていって追いかけないと捕まえられない食料があったとします。



 放っておいても手に入る食料に対して「欲しい!」という欲求がわくよりも、手に入りにくい逃げていくレアな食料に「欲しい!」という欲求がわく方が、多くの食料、バラエティーに富んだ食糧を確保するのに有効ですよね。意欲がわき、行動的になるわけですから。

 無性に「今ここにないものが欲しいー」と思う方が行動的になり、結果として生き残るわけですね。

 で、その心理的傾向が今でも残っていて、無性に「今ここにないビデオが見たいー」ということになるのではないでしょうか?

この回答への補足

補足が遅れまして申し訳ありません。

ご説明いただいたことが、♯3の回答者の方が書かれた「心理的リアクタンス理論」ということなのでしょうか?

補足日時:2004/09/20 11:31
    • good
    • 0

外的理由によって失われた選択肢の魅力が高まる現象は


社会心理学の分野では「心理的リアクタンス理論」で説明されています。

過去のQ&Aを参考にしてください。

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=857825

この回答への補足

リンク先を含め拝見させていただきましたが(ちなみに私は『教えて!goo』からアクセスしているので『OK WEB』は存じ上げませんでした)
何やら専門用語が多くてよくわかりませんでした。

できましたら私のような「一般人」に理解できるように噛み砕いてご説明していただきたいのですがワガママでしょうか?

補足日時:2004/09/13 16:48
    • good
    • 0

この事例がどうのこうのというよりは


「ないものねだり」というのは心理学的にどういった
作用により引き起こされるのかということでしょうか?

この回答への補足

これは「ないものねだり」なのでしょうか?
そのそも「ないものねだり」の定義とは?

補足日時:2004/09/13 11:53
    • good
    • 0

こんにちは^^


心理学の専門家では無いので、一般人のアドバイス的
な感じでとらえて下さいね^^

Aがレンタル中でない⇒あまり人気がないのかなぁ・・・
Aがレンタル中⇒このAは人気があるんだ!
と考えるのではないでしょうか?

それに加え
無いものほど欲しくなるって言いますよね。
人気がある無いに関わらず、前回あったのに
今回『無かった』わけですから^^

この回答への補足

>Aがレンタル中でない⇒あまり人気がないのかなぁ・・・
>Aがレンタル中⇒このAは人気があるんだ!

質問文にも書きましたが、それなりの数を観ているのであまり人気というのは自覚していないのです。

例えば昨夜借りられなかった「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」とか。

前に行った時は借りられたんですが「ちょっと時間が長いかな~」なんて思って借りなかったら、昨日は貸出中で無性に「また」観たくなったり。

ご回答ありがとうございました。

補足日時:2004/09/13 11:49
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!