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特に場所を限定するわけではありませんが家は山間部にあり山に囲まれています。
この山は、いつどのようにできたのか気になりました。
例えば、家の裏山(見た目の高さは100mくらい)や少し遠くに見える綺麗な円錐形の山は?
簡単に調べてみると、日本の山は隆起か火山活動の2通りが日本の山のほとんど?のようです。
どちらに属するか、どのようにすれば判別ができますか?
または、両方の作用でできていると言うことはあるのでしょうか?

A 回答 (6件)

ヒマラヤはプレートが衝突して海底が隆起して形成されたという話はどこかで聞いているでしょう。


高校の教科書には次のような説明があります。
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ヒマラヤ山脈はインド・オーストラリアプレートの一部であるインド大陸と,ユーラシアプレートの一部であるアジア大陸の衝突によってできたものである。インド大陸は7000万年前ごろには当時のインド洋の中央部にあり, 1年に約18~20cmの速度で北上し,4000万年前ごろにはアジア大陸に衝突した。その後も, 1年に約5cmの速さで北上中である。
ヒマラヤ山脈の最も高い部分をつくっている岩石は,かつてインド大陸とアジア大陸の間にあったテチス海に堆積した地層である。
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この説明を読んで、見えている山の形が隆起でできたと思うのは間違いです。
隆起したが地震や氷結雨水その他の風化で崩壊や浸食があって、今見える地形になっているのです。ヒマラヤ山脈頂上部に昔の海底の堆積物からなる地層がくっきり見え、途中で切れているし、写真に地層の断面が見えているということが、崩壊と浸食でこうした形になっている証拠そのものです。
中学や高校の理科や地学で、地形図と柱状ボーリングで示した図から地質構造、地層面を推定する問題がありますが、そうした問題を作っても不自然ではないほど、侵食によって地上から見た地形は山あり谷あり扇状地や山脈ができるのです。
香川県にある讃岐富士は一般的な山とは出来方が違いますが、これもきれいに周りが侵食と崩落を繰り返してできた地形です。
http://www.jseg.or.jp/chushikoku/ronnbunn/PDF/PD …
日本一有名な富士山も、いくつもの火山活動があってできた山ですが、何度も崩壊して斜面を作っています。
通常浸食はゆっくりと進行するのですが、大崩落や断層活動での断層面の形成はごく短時間です。

http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/publications/sp …
「山はどうやってできたのでしょうか?判別方」の回答画像6
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多くの場合、侵食作用でできたのだろうと思います。


少し遠くに見える綺麗な円錐形の山
おそらく数キロメートル遠方の山で、円錐形の底面の直径1~2km、高さ(底面からの比高数百メートル)でしょう。 その程度の大きさの地形の基本的な形成は雨水や風化によるものです。 
裏山の見た目の高さは100mくらいというのは、おそらく独立した山ではなくて、やまなみ(高い地形の端にある凸部分を、より低い所から見ているからなのだと思います。
固い岩のようなものでも均等に削れるものではなくて、部分的に崩壊しやすい・侵食されやすいところと、削れないで長い期間残るところがあります。
地形を3Dで眺め、回転でき、普通の平面地形図でも眺められるのがあります。
https://maps.gsi.go.jp/#15/35.155179/137.141240/ …
https://maps.gsi.go.jp/index_3d.html?z=15&lat=35 …
富士山、鈴鹿 こうした地域でも、現在十数キロ程度よりも近い場所から見える地形は、山でも、丘でも、断崖でも、渓谷でも、浸食でできたと考えていいと思います。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc= …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%9C%A8 …
木彫の彫刻や器と同じで、樹木の生長を考えるのではなく、その現に見える形を作ったものを考えるといいと思います。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
また返事が遅れてすみません。
多くの場合、隆起してから浸食作用が働いたと言うことでしょうか。
家の周りを見ながら言っただけですが、驚くほど的確な推測ありがとうございます。まさにそんな感じです!
ただ、綺麗な円錐に浸食されると言うことは、元々(いつ頃だろう?)は火山などでその成分に偏りがあったりはしませんかね?
国土地理院のサイト面白いですね。ありがとうございます。

また、ご説明を読み、年代も知りたく、そもそも日本列島はどのようにできたのかなど気になりはじめ自分でも調べて見たのですが、
wikipediaなど見てもあまりにざっくりした説明(我が町の山ではなく広すぎる)で、
私の周りの山がどのようにできたのか、なかなか想像がしづらいですね・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC …

お礼日時:2017/10/31 12:37

ブラタモリもおもしろいですが


ちょっとディープすぎるなら
ジオパークも見てみてください
http://www.geopark.jp/about/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
こういった有名どころは私も何度か行ったことがあります。
ただ、ふと疑問に思ったのが、生まれてからほとんど毎日見ている、周囲の山。
掘っても、溶岩の固まりや化石も見つかりませんしどうやってできたのかなぁーと思っています。

お礼日時:2017/10/26 14:23

「岩石を採取して、その性質を調べる」とか、「地層を調べる」などをして「推定」する必要があります。


一つの要因であることもあるし、地球の歴史上いくつかの要因が重なっていることもあります。
そう簡単には決められません。

土曜の夜 7:30 からのNHK「ブラタモリ」何かを見てみてください。そういったことを面白く探っていますよ。
https://www.nhk.or.jp/buratamori/

先週の「立山」では、日本の北アルプスは「火山」と「隆起」と「氷河による浸食」でできたことを説明していましたね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

巨大な山は確かに研究されていそうですね。

ただ、生まれてからほとんど毎日見ている周囲の山について何も知らないことに気づき、どのようにできているのか気になっています。
山を掘っても、溶岩の固まりや化石も見つかりませんし・・・

また参考になりそうな番組の紹介ありがとうございます。見てみようと思います。

お礼日時:2017/10/26 14:19

両方の作用が多いですよ。


もう一つは侵食によって渓ができ、
山が残った場合かな。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
このことをわかりやすく説明しているサイトなどはありますかね?
ふと疑問に思ったら、いつも見ている目の前の山について何も知らないことに気づきました。
例えば裏山が火山でできたなら(いつが最後の噴火?)、穴を掘れば溶岩の痕跡が見つかったり、隆起であるなら化石が見つかったり(山に土を取りに行っても見かけなかった)しますかね?
また、浸食についてですが、もちろん、渓谷みたいな所は、見るからに硬そうな岩ですので何となく分かるのですが、山で土を掘るとボロボロ崩れますのでその影響は正直無いのではないかと思っています。

お礼日時:2017/10/26 14:17

海外の3000m級の山でも貝殻などが出ることがあるそうです。

数千年、数万年前は海だったのが、隆起した。(その頃日本も海だったのでは?)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私も山の上で化石を見たことがあります。
昭和新山や最近できた島を見ると火山っぽいですが、火山は一切関係なく、隆起で基本山はできるのでしょうかね?
目の前にある山の誕生から今までの歴史について全く知らず、疑問に思っています。

お礼日時:2017/10/26 14:14

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