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零式艦上戦闘機の航続距離2200kmと聞きましたが、実際に戦場ではどれくらいの時間戦えるのでしょうか

A 回答 (5件)

戦場がどこなのか、で変わる話ですね。


自軍の空母直護なのか、
渡洋作戦での長距離侵攻なのか。
行って帰っての飛行時間によって対象地域でのCAPに使える時間は変わるし
CAPではなく殴り込みならば相手とどのような戦闘をするかでも変化する。
また、その戦闘でも
位置エネルギーを上手く利用するベテランと
とにかくやたらにエンジン吹かす新米とでは
燃料消費がまったく異なる。

さらには、機体の整備状況も絡んでくるし
気象条件なんかの影響も大きい。

2200Kmって自動車カタログの燃費と同じで
最も良い条件での値です。
カタログスペックではリッター20Kmのクルマが
通常の走行(フェリー飛行みたいなもの)では12Kmに
雨天だと10Kmに(わだちの水で走行抵抗が増える)、
雪道でドリフト走行(空中戦みたいなもの)では1Kmもない。

実際の「状況」はこれらの組み合わせになります。
前提条件があれば、みんな回答しやくすなると思いますよ。
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他の回答者様の言う通り、これは公式記録なので、テストパイロットが危険のない空域での結果です。



そもそも零戦のプロペラは、手動式可変ピッチだったそうで、エンジン音や風切り音やその他、自分の五感をフルに発揮して、パイロットが微調整していたようです。だがら個々の技量により、燃費は結構異なったようです。又当時は慣性航法も無く、結構気流に流されたりして、海図上の距離より大きく伸びたり、短縮されたりで、航続距離は一定ではなかったようです。そして編隊を組むため、位置取りの為、隊長機以外は、最良の経済速度が不可能だっと言われています。

この為、空戦で思わぬ燃料の浪費をして、基地へ帰れなかった事も多々あったようです。又空母の直掩機などは、銃弾を打ち尽くして燃料補給より、銃弾補給に空母に戻ったようです。空母の離発艦は、風に艦首を正対せねばならず、それも大変な作業だったようです。

空戦時には、オ-バーブースト(レッドゾーンの回転:プロペラ機のピッチ角度は巡航時2,000回転/分以上の回転でキャビテーションを起こす)を使用しながら可変ピッチを変える機動をします。この為猛烈な燃料を消費します。そしてパイロットは強度の緊張を強いられます。従って空戦域に留まる時間と空戦では、意味が全く異なります。同じソロモンでも、ラエやブインでは、飛び上がって数分で空戦を行い、銃弾が尽きて基地へ戻る事も多かったようです。

ラバウルからがダナカナルへの攻撃は、他の回答者様の言う通り、空戦は10分程度で切り上げないと、帰りの燃料が心配になったようです。200Lの増槽タンクは、結構ガ島の近くまで使用できたらしく、迎撃に上がった米軍機を視認してから空戦に不利にならないよう、切り離したようです。

「大空のサムライ」著者の坂井三郎氏によれば、彼のソロモン最後の戦いで被弾した際、10時間に及ぶ飛行を行い、生還したとのことです。巡航速度と空戦を考慮すれば、とてつもない航続距離を記録したことになります。
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それって21型の増槽なしの場合ですよね。

確か落下増槽つきなら3000㎞を超えていたと思うんですが、ただしこれは他の方もおっしゃるようにただ巡航速度で飛べる最大距離、ってだけの話。
 実際に戦場でどれくらい戦えるかというのは今では戦闘行動半径という用語を用いることが多い(当時はなかった言葉)です。もちろん目的や対象によって様々なパターンがありますので、零戦と一口に言っても各型でそれぞれ複数のパターンがあるようです。ざっくりとした話ですが、この戦闘行動半径は航続距離の1/4程度、空戦時間は30分以下で考えることが多かったようですね。ソロモンの航空戦では戦場が遠すぎたために空戦は10分で切り上げざるをえなかったという話も聞きます。
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戦場までの距離による、としか言いようがないのでは


21型として経済巡航速度は300Km/hだったようで、2200Kmはこの状態での航続距離、戦場で格闘戦をやればよりスロットルを開けるので距離は短くなる。帰投しなければならないのだから行動半径は1100Km以下ということになる。ざっと言えば3時間飛んで30分戦闘、帰りに3時間。
増槽を使えば航続距離は3300Km、5時間飛んで(途中で増槽投下)30分戦闘、帰りに5時間。

格闘戦や巴戦は、30分程度でしょうね。
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それは非常に難しい話では?



ガダルカナル戦のように、ラバウル基地から千キロも離れた場所へ移動しての戦闘なら
10分とか20分で帰投燃料が厳しくなるでしょう

空母艦載機による上空哨戒なら数時間以上可能でしょう

どういう状況での話なのか・・・・
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