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基礎年金について教えてください。
23歳で大学を卒業し、60歳まで働いたAさんがいます。
当初Aさんは、60歳で退職し、学生時代の未納分の国民年金保険料を追加納付して、65歳から基礎年金を満額給付受ける予定でおりました。
しかし気が変わって、60歳以降も同じ会社の嘱託として週5日働くこととなりました。週5日ですから、60歳以降も厚生年金被保険者となります。

ここで質問です。
Aさんが60歳以降も厚生年金被保険者として3年以上働いた場合、学生時代の未納分を追加納付しなくても、Aさんは65歳から基礎年金が満額給付されるのでしょうか?

A 回答 (3件)

老齢基礎年金としては満額もらえませんが、老齢厚生年金へ加算されて、老齢基礎年金とほぼ同額の年金が受給できます。



老齢基礎年金は20歳から60歳になるまでに支払った月数に比例して支給されます。60歳までの加入月が480月に足らなくて、満額にならない場合は60歳以降に、国民年金に任意加入することにより、支給額を増やすことができます。ただし、60歳以降も厚生年金に加入した場合は、任意加入することができません。

こういった場合でも、厚生年金のほうに「経過的加算」という制度が残っています。これは、20歳未満及び60歳以降に厚生年金に加入していた期間があれば、その間の月数に応じて老齢基礎年金にほぼ相当する額が支給されということです。ただし、これには上限があって、厚生年金の加入期間が最大480月(40年)までの分が反映されます。
質問者さんの例では、60歳以降も厚生年金に加入すれば、20歳から23歳の就職時までの未納期間分が加算されます。実質的には老齢基礎年金を満額受給できることとほぼ等価です。
http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenk …
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ございません。
詳しいご説明をいただき、ありがとうございました。
経過的加算のことまで書いていただいたおかげで、とてもよく理解することができ、疑問が解決しました。
ベストアンサーに選ばせて頂きます。
ありがとうございました!

お礼日時:2018/02/04 00:32

>65歳から基礎年金が満額給付されるのでしょうか?



老齢基礎年金は20歳から60歳までの被保険者期間に係る保険料を納付した月数か60歳以降に任意加入した月数を基に計算されます。

60歳以降に厚生年金に加入した期間については老齢基礎年金の計算には影響しません。
また、学生時代の未納分は60歳以降に追納することはできませんので、その期間をカバーして老齢基礎年金を増額するなら任意加入するしかありません。
60歳以降引き続き厚生年金に加入されるなら、老齢基礎年金を増額することはできないということになります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
ご回答頂きありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2018/02/04 00:30

未納があると満額はもらえないとおもいます



私も42年払いましたが2ヶ月未納で

満額貰えません
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この回答へのお礼

経験談を教えて頂き、ありがとうございました。
とても参考になりました。
また、お礼が遅くなりましたことをお詫びいたします。

お礼日時:2018/02/04 00:30

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