アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

真珠湾攻撃は実質、作戦失敗だったらしいですが、それは資源の打ち漏らし、近海に控えていた空母の未発見などのことでしょうか?
他に失敗だと言われる原因があれば教えてください!

A 回答 (8件)

作戦が失敗だったと言うよりも、戦術的には大成功だったが、戦略的には大失敗だったと言うことでしょう。

 戦後にGHQで戦史研究の責任者として、多くの日米両当事者と面談・事情聴取したアメリカの歴史学者ゴードン・ウィリアム・プランゲの以下の評価を参考にしてください。 アメリカに留学して、アメリカの国を熟知していた山本五十六が、最初にアメリカを叩くことで、日本に有利な講和条約に持ち込めると信じたことが不思議で仕方が有りません。 アメリカの強大な国力は理解していましたが、アメリカ人の強い愛国心や高いプライドを全く理解していなかったのでしょうか。

客観的な物の見方をするアメリカの人たちはみな、例え世論に驚かされても、日本の真珠湾攻撃が輝かしい海軍作戦であったことははっきり認めた。それは、独創性、不断の訓練、技術的な知識、そつのないタイミング、正確無比な実施行動、非情な勇気、それに途方もない幸運を要する作戦であった。数えることができないほどの困難や大変な障害にもかかわらず、日本海軍は広範な規模の独創的な計画を立て、それをいささかの支障もなく実施したのであった。しかし、戦術的にいかに輝かしいものであったにしても、日本の真珠湾攻撃は、政治的にはまったく比較するものがないほど愚かしい行動であったと言わなければならない。アメリカ国民を、ルーズベルト大統領の下に鋼鉄のように堅く結束せしめるのに、これ以上確実な方法はなかったからである。  -ゴードン・ウィリアム・プランゲ-

なお、戦術的にも成功でなかったとする、以下のような評価もあります。

アメリカ側の観点から見た場合、真珠湾の惨敗の程度は、当初思われた程は大きくなかった。真珠湾で沈没した二隻の旧式戦艦は、アメリカの高速空母と行動をともにするにはあまりに速力が低かった。旧式戦艦を失ったことは、他方、当時非常に不足をしていた訓練を積んだ乗組員を空母と水陸両用部隊に充当することができ、決定的と立証された空母戦法を採用させることとなった。攻撃を艦船に集中した日本軍は、機械工場を無視し、修理施設には事実上手をつけなかった。日本軍は港内近くにある燃料タンクに貯蔵されてあった450万バレルの重油を見逃した。この燃料がなければ、艦隊は数か月にわたって、真珠湾から作戦することは不可能であった。アメリカにとってもっとも幸運だったことは、空母が危難をまぬがれたことである。その上損害を受けた巡洋艦や駆逐艦は、きわめて少なかった。このようにして、もっとも効果的な海軍兵器である高速空母攻撃部隊を編成するための艦船は、損害を受けずにすんだのである。
— アメリカ太平洋艦隊新司令官チェスター・ニミッツ
    • good
    • 0

アメリカ艦隊に大きな損害を与えた点では、戦闘そのものは成功。


しかし、アメリカの国力を過小評価し、アメリカ海軍の戦力がすぐ回復することを計算してなかった点で、最初から失敗というか、考えが甘かった。
 日本か不意打ちで戦争を仕掛けたという大義名分をアメリカに進呈したようなもの。
    • good
    • 0

№3様がおっしゃるように最大の失敗は宣戦の通告が遅れたこと。

結果だまし討ちをしたということになり、それまで非戦傾向の強かったアメリカ世論を一気に積極的参戦に傾けてしまった。山本五十六の「太平洋艦隊に大打撃を与えてアメリカ世論を厭戦方向に傾け、早期講和を結ぶ」という目論見が根底から崩れてしまったわけです。
 ちなみに「資源の打ち漏らし」ってのは海軍基地の工廠施設や燃料タンクを攻撃しなかったことを指すのでしょうか。これについては、最初っから工廠や燃料タンクが攻撃目標だったら失敗なんでしょうけど、そもそもの作戦目的が「米太平洋艦隊に大損害を与えること」ですので、失敗とはいえないでしょうね。
 またこの時近海に存在していた空母はエンタープライズとレキシントンの2隻だけ。これを沈めたとしても大きな影響はなかったんではないですか。
 いずれも結果的にやっとけばよかったのは確かですけれど。
    • good
    • 1

情報が漏れていたらしい、ということですね。



情報が漏れていたので、主要な艦船は
真珠湾から避難させていたという説があります。

31代大統領フーバーは、ルーズベルトは
真珠湾攻撃を知っていた、というメモを残して
います。
    • good
    • 0

山本五十六元帥は、大きな眠っているトラを起こしてしまった、とつぶやいたそうです。

    • good
    • 0

最大の失敗は、攻撃そのものではなく、宣戦布告の通達が遅れたことで「騙し討ち」と言うイメージを相手に与えた事です。



空母が主力になるなんて考えはあの当時は主流には無く、ルーチンワークの航空機輸送で偶然居なかっただけに過ぎません。
本当に退避させて居たなら反撃手段を用意していたはずで、取り敢えずの護衛戦力しか搭載して居なかったのです。
資源の撃ち漏らしも良く言われるけど軍港にあったのは資源ではなく燃料と弾薬と言った既存の兵器の消費財の備蓄であって、それで何かを作れた訳でもないです。
    • good
    • 0

暗号解読とかそういうのんで、ばれてたらしいですね。


アメリカは開戦の口実が欲しくて、主要な軍艦を隠してて。ある程度の被害をうけたということで、開戦の口実を得たような話のように聞いたことあるです。
    • good
    • 0

半分成功だったの あの戦力ならもっと成果をあげられたって話

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!