トリソミー症の場合なぜ正常に遺伝子が働かないのでしょうか？

遺伝子は基本的に二本1組ですが、これが仮に1本だけであっても遺伝的多様性などはともかく、母親父親かどちらか一方由来の染色体1本にはなり、優勢劣勢の区別無く全てが発現することで劣性遺伝子が活発になる可能性はあるにしても普通に生活できるような気がするのです。

トリソミー症についても3本あるのであればどれか優勢な物が機能することで問題なく生きることはできないのでしょうか？

質問者からの補足コメント

• 優勢劣勢はタイポです。顕性、潜性の意味で使っています。
  劣性遺伝子と書いていますが、潜性遺伝子に訂正させて頂きます。

    補足日時：2018/04/09 13:48

No.2 回答者： sandaba 回答日時： 2018/04/09 09:31

おそれながら、言葉の意味をちゃんと理解しないでいくら理屈を捏ねくり回しても正しい理解にはたどり着けません。

優性劣性（「勢」ではない）など基本的な概念について勉強し直すことをおすすめします。

トリソミーが様々な異常を来す機序については、ダウン症については研究が結構進んでいます。以下の記事が一例です。
https://news.mynavi.jp/article/20131218-a233/

一方で性染色体のXXXというトリソミーは、さほど正常な女性と変わりません。これはX染色体不活性化という現象で説明されます。

この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

優勢劣勢はタイポです失礼しました。顕性、潜性の意味で使っています。劣性遺伝子と書いていますが、また、正確には潜性遺伝子という意味です。その上での質問だとお考え頂ければと思います。

ダウン症の神経幹細胞においてはDYRK1AとDSCR1遺伝子が正常時の1.5倍存在しており、過剰に発現している。これにより神経幹細胞の働きが鈍化し、神経細胞が生み出されにくくなる。これが、ダウン症脳における神経細胞数の減少や脳容積の低下を引き起こす要因の1つと示唆された
とあり、URL大変参考になりました。

ただ、これを読んでいますとバランスが崩れていることで神経の発達が阻害されるようですが、逆に、バランスが崩れることで神経が異常に発達することもありそうな気も致しましたがそういった事例は聞きません。何故、悪影響ばかりがでるのか気になるところではあります。

お礼日時：2018/04/09 13:47

No.1 回答者： Tacosan 回答日時： 2018/04/07 01:52

染色体が 2本ある場合と比べて 1本しかない場合には半分の, そして 3本ある場合には 1.5倍の転写産物を作ることになるから,

この量の違いが悪影響を及ぼすんじゃないかな.

この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
三倍体の動物は大きくなる物がありますが、毒に悪影響と言うほどの悪影響も聞かず人の場合なぜ悪影響として現れるのでしょうかね？

お礼日時：2018/04/08 13:56